Endpoint Central オンプレミス版 ナレッジベース

Windows11への対応状況レポート


確認ビルド: Endpoint Central 11.3.2400.33
この記事では、現在管理中のPCがWindows 11へアップグレードするために必要な要件を満たしているか、Endpoint Centralを使用して調べるWindows 11への互換性確認レポートについて説明しています。

管理対象コンピューターのWindows11への対応状況レポート

Endpoint Central 10.1.2220.3 以降のビルド(日本国内向けのリリースビルドは 10.1.2220.18 以降)において、インベントリレポートにWindows 11 の要件を満たさないコンピューターを簡単に確認できるレポートが導入されました。

  1. 管理対象コンピューターに対して、あらかじめインベントリスキャンが実行されていることを確認します。
  2. 「レポート」タブ →「インベントリレポート」→「ハードウェアレポート」→「Windows 11に互換性がないデバイス (Windows 11 Incompatible Devices)」をクリックします。
    または、「ホーム」タブ →「Zia分析」→「Windows 11が適用不可のデバイス」→「適用不可デバイスレポート」をクリックします。
  3. フィルター条件を選択します。
    • 「非互換性」(Incompatibility):各条件を総合した結果
    • 「RAMが不足」(Insufficient RAM):メモリの不足
    • 「全ディスク容量が不足」(Insufficient Total Disk Space):空き容量の不足
    • 「TPMのバージョンがサポートされていない」(Unsupported TPM Version):搭載されているTPMのバージョンがサポート対象外
    • 「ファームウェアタイプが不適合」(Not Suitable Firmware Type):ファームウェアがセキュアブート非対応
    • 「適切ではないプロセッサです」():CPUの条件を満たしていません
  4. RAM(メモリ)、Total Disk Space(ディスク空き容量)、TPM Version(TMPのバージョン)、Firmware Type(セキュアブート)、Processor Family(CPUファミリー)、Processor Speed(クロック数)、Processor Core(コア数)について、Eligible(=適合)/Below required level(=非適合)が表示されます。なお、レポートの日本語対応は今後のビルドにおいて改善される予定です。