Firewall Analyzer ナレッジベース

カスタムレポート機能でメールが送信されない、ファイルが添付されない際の切り分けについて


対象

すべてのバージョン

概要

[レポート]→[カスタムレポート]機能でスケジュールを設定した際に、
以下の事象により、弊社サポート宛にお問い合わせいただくことがあります。

  • 指定したメールアドレスにメールが送信されていない
  • 受信したメールにファイルが添付されていない

本ナレッジでは、上記のような事象が発生した場合の切り分けのために確認すべきポイントを記載します。
お問い合わせの際には、より迅速な調査を行うため以下の内容の確認結果とともにご連絡いただけますと幸いです。

事象切り分けポイント

1.メールサーバー設定を行っているか

カスタムレポート機能でメール送付するには、事前にメールサーバー設定を行う必要があります。
メールサーバー設定の[テストメールを送信]より、指定したメールアドレスでテストメールが受信可能であるか、ご確認ください。

2.インストールサーバーの時刻とスケジュール日時が合っているか

カスタムレポート機能のスケジュールは、Firewall Analyzerをインストールしたサーバーの時刻にもとづいて実行されます。
インストールサーバー時刻とスケジュール日時に差異がないか、ご確認ください。

3.メールに添付可能なファイルサイズの上限に達していないか

添付予定のファイルサイズが、ご利用のメールサーバーに設定されているファイルサイズの上限を超過し、ファイルが添付されていない可能性があります。

カスタムレポート機能で、複数のレポートタイプを選択している場合には、
事象の切り分けとして、レポートタイプを1つのみ選択して同様の事象が発生するか、ご確認ください。

また、メールサーバーに設定されているファイルサイズの上限値を変更可能な場合には、上限を増やした状態で事象の再現性をご確認ください。

4.レポートファイルが製品内で生成されているか

スケジュールが実行されると、[レポート]→[カスタムレポート]一覧から、生成されたファイルをダウンロードすることができます。
そちらからダウンロードを行い、ファイル内にデータが存在するか、ご確認ください。

また、生成されたファイルは、インストールフォルダー配下にも保存されます。
ファイルが保存されているかについても、ご確認ください。

デフォルトでは、インストールフォルダー[.../OpManager/server/reports]配下に保存されます。
ユーザー設定機能の[スケジュールレポート保存場所]の項目から、保存先のパスを指定できます。

5.すべてのファイル形式で発生するか

カスタムレポートは、PDF、CSV、XLSの中からファイル形式を選択してファイルを生成します。
すべてのファイル形式で同様の事象が発生するか、ご確認ください。