SNMP / WMI / CLI / VIWebService / VIWMIの違いが知りたい
作成日:2018年1月15日 | 更新日:2022年2月14日
要望
プロトコルSNMP / WMI / CLI / VIWebService / VIWMIの違いが知りたい
解説
以下、OpManagerの監視画面 -> 「プロトコル」に表示されるプロトコル名にてご説明します。
SNMP
SNMPの場合、RFC1213-MIB(標準MIB)に対し問い合わせを行い、値を取得します。
なお、SNMPはUDPを使用して通信を行いますので、通信の信頼性がTCPに比べ劣ります。
WMI
WMIの場合、Windowsに用意されているWMIクラスで保持している値を取得します。
WMIはTCPを使用し通信を行います。
TCPは応答確認を行いますので、監視の値が取得できなかった、ということが基本的にはなくなります。
※タイムアウトが発生した場合は監視の値が取得できないケースはあります。
CLI
telnet / sshの場合、監視対象装置上の端末でコマンド(psコマンド等)を使用し取得できる値を、OpManagerも取得します。
TCPは応答確認を行いますので、監視の値が取得できなかった、ということが基本的にはなくなります。
※タイムアウトが発生した場合は監視の値が取得できないケースはあります。
VIWebService
VIWebServiceはvCenter監視、ESX/ESXi監視に使用されるプロトコルで、VMware APIを使用して値を取得します。
TCPを使用し通信を行います。
TCPは応答確認を行いますので、監視の値が取得できなかった、ということが基本的にはなくなります。
※タイムアウトが発生した場合は監視の値が取得できないケースはあります。
VIWMI
Hyper-Vの仮想パフォーマンス監視にて使用されるプロトコルです。
Windowsに用意されているWMIクラスで保持している値を取得します。
TCPを使用し通信を行います。
TCPは応答確認を行いますので、監視の値が取得できなかった、ということが基本的にはなくなります。
※タイムアウトが発生した場合は監視の値が取得できないケースはあります。
【対応リリース】 x.x
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https://www.manageengine.jp/products/OpManager/
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