OpManager ナレッジベース

ストレージ監視の前提条件


概要

ストレージ監視を行う場合の前提条件を紹介します。

Brocade スイッチ/ディレクター

サポート機能

  • スイッチとスイッチポートのインベントリ情報
  • スイッチポートの監視
  • レポート:
    ・スイッチゾーニング構成レポート
    ・スイッチとスイッチポートの可用性レポート
    ・スイッチポートのパフォーマンスレポート
     - 帯域利用率
     - エラー
     - 受信トラフィック
     - 受信使用率
     - 送信トラフィック
     - 送信使用率
    ・スイッチ概要レポート
  • トラブルシューティングのためのリアルタイムグラフ
  • SNMPトラップ検知
  • 設定変更のためのtelnet/applet brocade clientの起動

前提条件

  • 装置でSNMPエージェントが起動していること
  • SNMPのデフォルトポート:161、コミュニティ:public
    設定が異なる場合は、適切な認証情報を追加してください
  • OpManagerサーバーのIPアドレスが、SNMPアクセスリストに含まれてること
    ・スイッチのCLIコンソールより「agtcfgdefault」コマンドを実行することで、コミュニティとアクセスリストを確認可能です。
  • トラップの送信先に、OpManagerサーバーのIPアドレスが登録されていること
    ・スイッチのCLIコンソールより「agtcfgset」コマンドを実行することで、トラップの受信装置を設定可能です

※詳細はBrocade社の製品マニュアルをご参照ください

McData スイッチ/ディレクター

サポート機能

  • スイッチとスイッチポートのインベントリ情報
  • スイッチポートの監視
  • レポート:
    ・スイッチとスイッチポートの可用性レポート
    ・スイッチポートのパフォーマンスレポート
     - エラー
     - 受信トラフィック
     - 受信スループット
     - 送信トラフィック
     - 送信スループット
     - 送受信スループット
    ・スイッチポート概要レポート
  • トラブルシューティングのためのリアルタイムグラフ
  • SNMPトラップ検知
  • 設定変更のためのTelnet/web clientの起動

前提条件

  • 装置でSNMPエージェントが起動していること
    ※SNMP設定は、McData スイッチのWebインターフェース -> Configure(オプション)-> SNMP(オプション)より確認可能です
  • SNMPのデフォルトポート:161、コミュニティ:public
    設定が異なる場合は、適切な認証情報を追加してください
  • トラップの送信先に、OpManagerサーバーのIPアドレスが登録されていること

※詳細はMcData社の製品マニュアルをご参照ください

EMCスイッチ/ディレクターの監視

サポート機能

  • スイッチとスイッチポートのインベントリ情報
  • スイッチポートの監視
  • レポート:
    ・スイッチとスイッチポートの可用性レポート
    ・スイッチポートのパフォーマンスレポート
     - エラー
     - 受信トラフィック
     - 受信スループット
     - 送信トラフィック
     - 送信スループット
     - 送受信スループット
    ・スイッチポート概要レポート
  • トラブルシューティングのためのリアルタイムグラフ
  • SNMPトラップ検知
  • 設定変更のためのTelnet/Applet EMCの起動

監視の前提条件

  • 装置でSNMPエージェントが起動していること
  • SNMPのデフォルトポート:161、コミュニティ:public
    設定が異なる場合は、適切な認証情報を追加してください
  • トラップの送信先に、OpManagerサーバーのIPアドレスが登録されていること

※詳細はDELL社の製品マニュアルをご参照ください

Cisco MDSスイッチ/ディレクターの監視

サポート機能

  • スイッチとスイッチポートのインベントリ情報
  • Cisco VSAN情報
  • スイッチポートの監視
  • レポート:
    ・スイッチとスイッチポートの可用性レポート
    ・スイッチポートのパフォーマンスレポート
     - 帯域使用率
     - エラー
     - ポートフレームエラー率
     - ポートインドロップ率
     - ポートアウトドロップ率
     - 受信トラフィック
     - 受信スループット
     - 送信トラフィック
     - 送信スループット
     - 送受信スループット
    ・スイッチポート概要レポート
  • トラブルシューティングのためのリアルタイムグラフ
  • SNMPトラップ検知
  • 設定変更のためのCLIコンソールの起動

監視の前提条件

  • 装置でSNMPエージェントが起動していること
  • SNMPのデフォルトポート:161、コミュニティ:public
    設定が異なる場合は、適切な認証情報を追加してください
    ※スイッチのCLIコンソールより「show snmp community」コマンドを実行することで、設定されたコミュニティ名(およびそのアクセス権)を確認可能です
  • コミュニティのアクセス権を設定するには、以下の手順を実施してください
    1.以下のコマンドを実行して、コンフィグレーションモードへ移行
     config t

    2.以下のコマンドを実行して、snmpコミュニティを設定
     snmp-server community <community> <rw | ro>

    例)コミュニティ「public」で読み取り専用アクセス権を設定する
     snmp-server community public ro

  • トラップの送信先に、OpManagerサーバーのIPアドレスが登録されていること
    ※スイッチのCLIコンソールより「show snmp host」コマンドにより、トラップの送信先として登録されているホストを確認可能です
    ※ポート162を使用します
    ※登録されていない場合は、以下のコマンドにより設定してください
     snmp-server host <host_address> traps

※詳細はCisco社の製品マニュアルをご参照ください

QLogicスイッチの監視

サポート機能

  • スイッチとスイッチポートのインベントリ情報
  • スイッチポートの監視
  • レポート:
    ・スイッチとスイッチポートの可用性レポート
    ・スイッチポートのパフォーマンスレポート
     - エラー
     - 受信トラフィック
     - 受信スループット
     - 送信トラフィック
     - 送信スループット
     - 送受信スループット
    ・スイッチポート概要レポート
  • トラブルシューティングのためのリアルタイムグラフ
  • SNMPトラップ検知
  • 設定変更のためのtelnet / QLogic clientの起動

監視の前提条件

  • 装置でSNMPエージェントが起動していること
  • SNMPのデフォルトポート:161、コミュニティ:public
    設定が異なる場合は、適切な認証情報を追加してください
    ※スイッチのCLIコンソールより「show setup snmp」コマンドを実行することで、SNMP設定を確認可能です。変更する場合は、「set setup snmp」コマンドを実行してください
  • トラップの送信先に、OpManagerサーバーのIPアドレスが登録されていること

※詳細はQLogic社の製品マニュアルをご参照ください

HPスイッチ/ディレクターの監視

サポート機能

  • スイッチとスイッチポートのインベントリ情報
  • スイッチポートの監視
  • レポート:
    ・スイッチゾーニング構成レポート
    ・スイッチとスイッチポートの可用性レポート
    ・スイッチポートのパフォーマンスレポート
     - エラー
     - 受信トラフィック
     - 受信スループット
     - 送信トラフィック
     - 送信スループット
     - 送受信スループット
    ・スイッチポート概要レポート
  • トラブルシューティングのためのリアルタイムグラフ
  • SNMPトラップ検知
  • 設定変更のためのtelnet/applet HP clientの起動

監視の前提条件

  • 装置でSNMPエージェントが起動していること
  • SNMPのデフォルトポート:161、コミュニティ:public
    設定が異なる場合は、適切な認証情報を追加してください
  • トラップの送信先に、OpManagerサーバーのIPアドレスが登録されていること

※詳細はHP社の製品マニュアルをご参照ください

IBM ESS Sharkストレージシステムの監視

サポート機能

  • 物理コンポーネントのインベントリ情報
    ・アレイコントローラー、アレイコントローラーポート
    ・ディスクドライブ
  • 論理構成の詳細
    ・ストレージプール
    ・ストレージボリューム
    ・相互接続情報
  • 監視
    ・アレイシステムのステータス
    ・アレイコントローラーのステータス
    ・ディスクドライブのステータス、ストレージプールのステータス、ストレージボリュームのステータス
  • レポート
    ・ストレージシステム、RAIDコントローラーおよびRAIDコントローラーポートの可用性レポート

監視の前提条件

  • IBM Common Information Model(CIM)Agent for ESSを使用して監視します
  • IBM CIMエージェントは、OpManagerインストールサーバーからPing可能な任意のサーバーにインストールします
  • IBM CIMエージェントのインストールnには、 EssCLIがサーバーにインストールされている必要があります
  • OEM Webサイトから必要なソフトウェアをインストール可能です
  • cimom.propertiesファイルでDigestAuthenticationフラグをfalseに設定して、 DigestAuthenticationを無効にします
    ※デフォルトパス:C:\Program Files\IBM\cimagent
  • Windowsサービスメニューから「CIM Object Manager - DS Open API」を開始します
  • OpManagerインストールサーバーとストレージシステムにファイバーチャネル接続があることを確認します

※詳細はIBM社の製品マニュアルをご参照ください

HP Modular Storage Arrayの監視

サポート機能

  • 物理コンポーネントのインベントリ情報
    ・アレイコントローラー、アレイコントローラーポート
    ・ディスクドライブ
  • 論理構成の詳細
    ・ストレージプール
    ・ストレージボリューム
    ・相互接続情報
  • 監視
    ・アレイシステムのステータス
    ・アレイコントローラーのステータス
    ・ディスクドライブのステータス、ストレージプールのステータス、ストレージボリュームのステータス
  • レポート
    ・ストレージシステム、RAIDコントローラーおよびRAIDコントローラーポートの可用性レポート

監視の前提条件

  • SNIA準拠の HP SMI-S MSA Providerを使用して監視します
  • MSA Providerは、Microsoft Windows 2000、またはWindows 2003 Serverにインストールできます
    ※このサーバーには、SANを介して管理対象のMSAデバイスへアクセスできる必要があります
    ※このサーバーは、OpManagerインストールサーバーへアクセスできる必要があります
  • OEM Webサイトから必要なソフトウェアをインストール可能です
  • MSAファームウェアバージョンが、インストールされているSMI-S Providerと互換性があることを確認します
    ※最新バージョンははSMI v1.0.3に対応しています
  • Windowsサービスメニューから「hp StorageWorks SMI-S CIMOM」を開始します

※詳細はHP社の製品マニュアルをご参照ください