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トラッププロセッサー編集後、復旧や起動を通知するトラップA(UP)で、Aと関連する障害や停止を通知するトラップB(Down)のアラームをクリアできなくなった。


現象

トラッププロセッサー編集後、復旧や起動を通知するトラップA(UP)で、関連する障害や停止を通知するトラップB(Down)のアラームをクリアできなくなった。

例:

デフォルトで存在するLinkUpのトラッププロセッサーとLinkDownのトラッププロセッサーは、連動するように構成されています。

LinkDownのトラップアラート発生後にLinkUpのトラップアラートを受信した際、自動でLinkDownのトラップアラートをクリアします。

解説

原因

トラッププロセッサーの「障害コンポーネントの値」の未入力、または値の変更による不整合の発生が考えられます。

OpManagerでは、トラッププロセッサーの連動は「障害コンポーネント」を用いて行われます。

連動状態にあるトラッププロセッサーのいずれかまたは両方を再定義した場合、連動に用いられていた「障害コンポーネント」は変更される、または失われます。

解決方法

手動で「障害コンポーネント」を再入力する必要があります。

<手順>

  1. [設定]→[監視]→[SNMPトラッププロセッサー]で対象のトラッププロセッサーをクリックし、編集ウィンドウを開きます。
  2. 編集ウィンドウ内の[障害コンポーネント]に値を入力します。
  3. もう一方のトラッププロセッサーで、項番1、2と同じく障害コンポーネントに同じ値を入力します。

入力例:$Source_$0_link_trap

対応ビルド:12.5~

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