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インターフェースのリアルタイム監視でグラフがギザギザになる


【現象/要望】
インターフェースのリアルタイム監視でグラフがギザギザになる

 

【原因】
装置スナップショット画面 > [インターフェース]タブ > [リアルタイム]では
以下の二つのOIDの値を取得しています。

ifInOctets .1.3.6.1.2.1.2.2.1.10 - 受信した総バイト数(byte)
ifOutOctets .1.3.6.1.2.1.2.2.1.16 - 送信した総バイト数(byte)

なお、値はCounter型で取得しているため、
OpManagerでは前回取得した値と今回取得した値の「差分」をグラフに表示します。

そしてパケットキャプチャツールで確認しましたところ、
[リアルタイム]にて間隔を「1秒」で設定した場合、
上記2つのOIDの値にて頻繁に二回連続同じ値を取得していました。

そのため、差分は0となり、上記スクリーンショット画像のようにグラフがギザギザになります。

原因として考えられるのは、機器側がMIBのOIDの値を更新する前に
OpManagerがGETしてしまっているためとなります。
OIDの値の更新のタイミングは機器ごとに異なりますので、詳細はベンダーにお問い合わせください。

【解決方法】
機器、またお客様環境にあわせ、グラフが線で描かれる秒数に設定していただければと存じます。

【対応リリース】 x.x

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