Password Manager Pro ナレッジベース

カスタムレポート


本ナレッジでは、Password Manager Proのレポート機能の一つである「カスタムレポート」についてご紹介いたします。カスタムレポートは、PMPデータベースから必要な情報を抜き出して、レポート化する機能です。条件を指定することで、必要に応じたレポートを作成できます。

■カスタムレポートの活用例

例1:管理者権限のユーザーが変更となる場合

PMPの管理者権限のユーザーが変更となる場合には、パスワードを不正に使用されないよう、ユーザーが取得した可能性があるパスワードを変更する必要があります。Password Manager Proでは、当該管理者が取得したパスワードをレポート表示することで、変更が必要なパスワードを容易に把握することが可能です。

<<設定手順>>

(1)「レポート名」「レポートの説明」は任意で入力
(2)レポート種別:「リソース監査」を選択
(3)レポート条件:
・操作種別(Operation Type)として「パスワードの取得」を指定 (C1)
・操作したユーザー(Operated by)として 変更となった管理者ユーザーを指定 (C2)

(4)レポートの結果:レポートに表示する値を選択

※下記の画面は、設定例となります。

例2:パスワードの変更失敗の履歴一覧

レポートの出力条件:

Password Manager Proにて、ワークフロー機能やスケジュール機能を用いてパスワード変更した場合、実際にパスワードが変更されているか確認する必要があります。以下の設定手順より、パスワード変更に失敗した履歴をレポート表示することで、パスワードの変更状況を確認することが可能です。

<<設定手順>>

(1)「レポート名」「レポートの説明」は任意で入力

(2)レポート種別:「リソース監査」を選択
(3)レポート条件: 操作種別(Operation Type)にレポート表示する操作内容を記入
(4)レポートの結果:レポートに表示する値を選択

※以下の設定は、例となります。レポート種別として「リソース監査」を選択した場合には、リソース監査の操作種別をレポート条件として設定できます。

 

 

以上