パスワードのエクスポート機能
Password Manager Proでは、管理しているパスワードを暗号化しDBへ保管していますが、不測の事態に備えてパスワードをエクスポートすることが可能です。本ナレッジでは、パスワードのエクスポート機能について、ご紹介いたします。
設定手順
※管理者画面にて設定を行います。
(1)[管理]->[セットアップ]->[パスワードのエクスポート]をクリック
(2)下記の該当項目にチェック
- 平文のパスワード情報をエクスポート
- ファイルストア、キーストア、ライセンスストアのリソースの種類、ファイルの追加項目に保管されたファイルなどを表示
- 暗号化されたパスワード情報をエクスポート
- 暗号化されたパスワード情報をDropboxに同期
図:パスワードのエクスポート-オフラインアクセスの設定画面
(3)パスワードのエクスポートを許可するタブを選択
- リソースタブ
- リソースグループタブ
(4)実際にパスワードをエクスポートする場合には、[リソース]タブや[リソースグループ]タブの[パスワードのエクスポート]からエクスポートする方法を選択します。
以上が設定手順です。
表示画面
エクスポートしたパスワードの表示画面をご紹介します。
プレーンテキストでエクスポートする場合:
※画像をクリックすると大きく表示されます。
暗号化HTMLでエクスポートする場合:
(1)パスフレーズとエクスポートする理由を入力します
図 暗号化HTMLでエクスポートする場合
(2)パスフレーズを入力します
図 暗号化HTMLでエクスポートする場合
(3)以下のように表示されます。
パスワードはアスタリスクをクリックすると表示されます。
図 暗号化HTMLでエクスポートする場合
(4)パスワードのエクスポートを実行した際には、[監査]タブにて操作種別「リソースのエクスポート」「パスワードの取得」として記録されます。エクスポートした理由は、理由欄をマウスオーバーすることで確認できます。
機能の制御方法
パスワードのエクスポート機能は、パスワードが表示されてしまうため、機能を使用するユーザーを制御する必要があります。設定における適用内容を下図でご説明いたします。
※「エクスポートするファイルにプレーンテキストのパスワードを表示」を例に作成しております。
※「②ユーザー・ユーザーグループごとの設定」では、各ユーザー[アクション->パスワードのエクスポート]とユーザーグループ[アクション->パスワードのエクスポートを設定]より設定可能です。複数ユーザーへ設定の場合、ユーザー選択後、ユーザー一覧の上部の[その他の操作]->[パスワードのエクスポートを設定]から一括設定可能です。
※スーパー管理者は、パスワード表示が有効であれば、アクセス制御設定によらず表示することが可能です。
以上