Password Manager Pro ナレッジベース

ファイル転送機能


RDP

ビルド9401以降、Windowsサーバーに対してリモート接続先とクライアントPC間でファイルを転送可能な機能を追加しました。ファイルサイズの上限は無制限です。PMPサーバー上に一時的にフォルダ(<PMP_Home>\file_copy_temp_dir配下のフォルダ)が作成され、そのフォルダを介してファイル転送を行います。

以下、使用方法を動画でご紹介します。

(1)クライアントPCからリモート接続先サーバーにファイル転送

(2)リモート接続先サーバーからクライアントPCにファイル転送

ファイル転送にてサーバー側に読み込まれている仮想クラウドストレージはPMPサーバーに作成されたドライブがマッピングされたものです。ファイル転送時にはPMPサーバーのHDDを消費することになります。

SSH

ビルド10401以降、SCPプロトコルを用いたLinuxサーバーへのファイル転送機能を追加しました。ファイルサイズの上限は100MBです。

SSHの場合は、クライアントPCからリモート先接続サーバーへの一方向のみファイル転送可能です。

使用方法は以下の通りです。

(1)SSHセッションのコンソール画面右上の「ファイル転送」をクリックする

(2)「ファイルの保管場所」にファイル転送対象のファイルを指定し、「パス」に転送先のパスを指定する

(3)ファイル転送に成功したとのポップアップメッセージを確認する

本機能を無効化する方法

下記手順を実施することで、ファイル転送機能を無効にすることが可能です。

<手順>

(1)Password Manager Proサービスを停止
(2)<PMP_home>\conf\system_properties.confをメモ帳以外のエディタで開く
※<PMP_home>とはPMPのインストールフォルダ配下となります。
(3)最終行に移動後、以下を追記

rdp.file_transfer=false
filetransfer.enable=false

上のパラメーターはRDP用、下のパラメーターはSSH用です。

(4)Password Manager Proサービスを再起動

※現在、リソース単位でのファイル転送機能を有効/無効はできない仕様となっております。

以上