RDP接続時に変更した壁紙を表示する方法
作成日:2020年8月19日 | 更新日:2020年8月19日
Password Manager Pro(以下、PMP)のデフォルトの設定では、PMP経由でRDP接続した際、サーバー画面上で変更した壁紙は表示されず、サーバーのデフォルトの壁紙が表示されます。本ナレッジでは、変更した壁紙をRDP接続時に表示する方法をご案内します。
次の2つの理由からデフォルトでは変更した壁紙の表示を無効化しています。
- セキュリティの向上
→サーバーの壁紙を利用し、サーバーに関する重要情報を記載しているケースがあります。予め製品側で壁紙の表示を無効化しておくで、アクセスしたユーザーによって情報を取得されてしまう可能性を排除します。 - パフォーマンスの最適化
→XML-RPCプロトコルをベースとしてWeb上でRDP接続を提供しております。そのため、容量の大きい壁紙など、壁紙によっては製品のパフォーマンスに影響する可能性があります。パフォーマンスに影響しないよう壁紙の表示を無効化しています。
RDP接続時に変更した壁紙を表示する場合は、以下の変更手順をご参照ください。
- PMPのサービスを停止する
- <PMP>\confフォルダーを開く
- system_properties.confファイルを確認し、バックアップとしてコピーし、PMPフォルダ-外へ保存する
- system_properties.confファイルをテキストエディター等で開く
- 最終行に以下のパラメーターを追記する
rdp.background.enable=true - system_properties.confファイルを保存する
- PMPのサービスを起動する
以上