製品ログについて
作成日:2020年10月5日 | 更新日:2024年3月15日
Password Manager Proの製品ログは、<PMP_HOME>\logsフォルダー内に存在します。以下の表は、Password Manager Proの調査に使用する主なログです。
本ページは参考情報として掲載しております。
製品のログは弊社の調査目的に使用するもののため、ログの見方や内容についてのお問い合わせにはお答えいたしかねます。
ログファイルの種類やログの増加方式などの仕様は予告なく変更を行う可能性がございます。
製品のログは弊社の調査目的に使用するもののため、ログの見方や内容についてのお問い合わせにはお答えいたしかねます。
ログファイルの種類やログの増加方式などの仕様は予告なく変更を行う可能性がございます。
pgsql.logのみ\pgsql\data\pg_log配下に存在します。
監査ログは製品のデータベースに暗号化されて保管されています。
ログファイル名 | 説明 |
access_log.txt | アクセスログ。ユーザーがどの機器からどのブラウザーで接続したかを確認できる。またモバイルアプリによるログインも記録される。UIのロードがうまく行かない事象やページが見つからないエラーに関する情報が記載される。 |
AD_IMPORT_USERS_RESOURCES.txt | ADからユーザーやリソースをインポートした時のログ |
catalina.log | Tomcat Webサーバー関連ログ。WebサーバーへのSSL証明書に関する問題や、サービス起動後UIにてロードできない問題が発生した際に参照する。 |
Changedbserver.log | データベースのマイグレーションとその状況のログ。<PMP>\bin\ChangeDB.batを実行し、MS SQLをバックエンドとしてマイグレーションする際に記載される。MS SQLとの通信状況が記録される。 |
cpplogs.txt | Windows OSのパスワードリセット、パスワード検証のログ |
dotnetdll.txt | Windows OSのパスワードリセット、パスワード検証のログ |
initpgsqllog.txt | Initpgsql.batの実行によるログ |
Installservice_log.txt | サービスのインストールに関連するログ |
keytoolerr.txt | 証明書の生成の詳細のログ |
native_log.txt | native API callによるADサーバーとのトランザクションに関するログ |
pglog.log | 製品にデフォルトでバンドルされているPostgreSQLのログ。問題が発生した時のみログに記載される。 |
pgsql.log | PostgreSQLに関連するログ。データベースの起動や動作に関するエラーメッセージを含み、"Trying to start postgres failed"などのエラーが出力された場合にはこのログファイルに根本原因が記載されている。 |
pkilog0.txt | SSH鍵とSSL証明書のログ |
pmp.txt | PMPのアプリケーションログ。主にCLIコネクション(Linux、ネットワーク機器へのSSH接続等)、スケジュール化されたデータベースバックアップ、AD同期等でのリモート接続やその他のリモート接続について記載されている。その他、SSH接続におけるパスワード変更に関する情報やHAに関するログも記録される。 |
pmpdetails.txt | PMPバージョン情報、ビルド番号、アーキテクチャ(32bit or 64bit)、データベース情報などの製品の詳細ログ。サービスが正しく起動した際に生成される。 |
pmpstartup_log.txt | PMPサービス開始ログ、PMPインスタンスの種別やサービスの状態に関するログHA構成下においてプライマリかセカンダリかというステータスを取得する。 |
PostAPILog.txt | Windowsでのインストール環境でのみ確認される、インストール時のAPIに関するログ |
ReadID.txt | インストール時の状態に関するログ。インストール時のみ記載される。 |
security-log.txt | セキュリティ関連ログ。本製品ではXSS、CSRF、DoS攻撃等に対応するための対策が講じられており、あらゆるスクリプトのインジェクションやその他の製品へのペネトレーション試行が記録される。 |
serverout.txt | メインのPMPアプリケーションログ。起動時のxmlファイルの読み込みからデータベースへの接続、モジュールの暗号化、復号化、スケジュールタスク、認証等の製品の全ての動作に関するログが出力される。 |
show_trayicon_log.txt | インストール時にタスクバーに追加するトレイアイコンに関するログ |
smartcard0.txt | smartcardやPKI認証に関するログ |
sqlconsole.log | MS SQLを製品のデータベースとし利用している際に出力されるログ。SQLサーバーに関連したエラーメッセージが出力される。 |
sshd.txt | SSHのAPIのログ |
startDB.log | <PMP>\bin\startDB.batから本製品のデータベースのみを独立して起動した際に記載されるログ。データベースの起動の失敗に関するトラブルシューティングとして利用される。 |
startserviceerr.txt | サービスを始めて起動する際に記載されるログ |
stopdblog.txt | データベースが停止した際の詳細のログ |
sysenvout.txt | システム環境変数/値関連ログ。PMPサーバーのOS情報(日付、タイムゾーン、ショートカットコマンド等)が記載される。 |
unpacklog.txt | Jarファイルのアンパックのログ |
unziplog.txt | PMPのインストールとそれに伴うJARファイルのunzipに関連するログ |
updatemanagerlog.txt | アップグレードに関するログ。UpdateManager.batまたはUpdateManager.shファイル実行によって記載される。アップグレード毎にログファイルが生成され、書き込まれる。 |
wrapper.log | サービスの開始/停止に関するログ。ロード、生成されたモジュール情報を含む。 |
ログの増加方式
1.ファイル名の末尾がYYYY_MM_DDの形式のファイル
例)access_log_2022-07-08.txt
日ごとにログファイルが生成されます。生成されるファイル数に上限はございません。
2.ファイル名の末尾が0,1,2,3...の形式のファイル
例)serverout0.txt
ファイルサイズが約4MBに到達すると自動的にロールオーバーされます。
例えば、serverout0.txtが約4MBに到達した場合、古いログはserverout1.txtに格納されます。
ファイル数の上限は10ファイルまたは20ファイルで、上限に達すると古いログから削除されます。
3.ファイル形式が1.2.どちらにも当てはまらないファイル
例) unziplog.txt
ファイル数は常に一つです。ファイルサイズに上限はございません。
調査用ログの出力先を変更する場合はこちらのナレッジを確認してください。
以上