アップグレードに失敗した場合の切り戻し方法は?
作成日:2022年7月12日 | 更新日:2022年8月31日
アップグレードに失敗した場合の切り戻し方法は?
A.Password Manager Proのアップグレードモジュールには、アップグレード失敗時には自動的にアップグレード前の状態を復元する機能が含まれています。そのため、アップグレードに失敗した場合でも、通常は切り戻しは必要ありません。
そのためアップグレード失敗のエラーが出力された場合にも、旧ビルドはご利用が可能です。
しかし、アップグレードが完了したがサービスがうまく起動しなくなった場合やアップグレードによってインストールフォルダ内のファイルを破損してしまった場合等、その他の懸念される事象が発生した場合に備え、アップグレード実施前にPassword Manager Pro インストールフォルダをコピー取得し(※製品サービスを停止したうえで行ってください。)、リネームして保管していただくようお願いしております。
- Posgres使用の場合:PMPインストールフォルダのコピーをバックアップとして取得。
- MS SQL使用の場合:PMPインストールフォルダのコピーをバックアップとして取得・データベースバックアップを取得(デフォルトの保管場所はMS SQL Server/Backupフォルダー)
旧ビルドがご使用不可能な状態を確認した場合、事前に取得したインストールフォルダのバックアップを使用し、下記の手順に従い切り戻しを行ってください。
【Postgres使用の場合】
- アップグレードに失敗したPMPフォルダをリネームする。
- バックアップとしてコピー取得し、リネーム保管されているPMPフォルダ名を「PMP」に戻す。
- サービスを起動する。
【MS SQL使用の場合】
- アップグレードに失敗したPMPフォルダをリネームする。
- バックアップとしてコピー取得し、リネーム保管されているPMPフォルダ名を「PMP」に戻す。
- 下記リンクを参照しDBバックアップからの復元を行う。
ディザスタリカバリ
https://www.manageengine.jp/products/Password_Manager_Pro/help/disaster_recovery.html
≫2. MS SQL Serverでのディザスタリカバリ手順 - サービスを起動する。
以上