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アップグレードに失敗した場合の切り戻し方法は?


アップグレードに失敗した場合の切り戻し方法は?
A.Password Manager Proのアップグレードモジュールには、アップグレード失敗時には自動的にアップグレード前の状態を復元する機能が含まれています。そのため、アップグレードに失敗した場合でも、通常は切り戻しは必要ありません。

そのためアップグレード失敗のエラーが出力された場合にも、旧ビルドはご利用が可能です。

しかし、アップグレードが完了したがサービスがうまく起動しなくなった場合やアップグレードによってインストールフォルダ内のファイルを破損してしまった場合等、その他の懸念される事象が発生した場合に備え、アップグレード実施前にPassword Manager Pro インストールフォルダをコピー取得し(※製品サービスを停止したうえで行ってください。)、リネームして保管していただくようお願いしております。

  • Posgres使用の場合:PMPインストールフォルダのコピーをバックアップとして取得。
  • MS SQL使用の場合:PMPインストールフォルダのコピーをバックアップとして取得・データベースバックアップを取得(デフォルトの保管場所はMS SQL Server/Backupフォルダー)

 

旧ビルドがご使用不可能な状態を確認した場合、事前に取得したインストールフォルダのバックアップを使用し、下記の手順に従い切り戻しを行ってください。

【Postgres使用の場合】

  1. アップグレードに失敗したPMPフォルダをリネームする。
  2. バックアップとしてコピー取得し、リネーム保管されているPMPフォルダ名を「PMP」に戻す。
  3. サービスを起動する。

【MS SQL使用の場合】

  1. アップグレードに失敗したPMPフォルダをリネームする。
  2. バックアップとしてコピー取得し、リネーム保管されているPMPフォルダ名を「PMP」に戻す。
  3. 下記リンクを参照しDBバックアップからの復元を行う。
    ディザスタリカバリ
    https://www.manageengine.jp/products/Password_Manager_Pro/help/disaster_recovery.html
     ≫2. MS SQL Serverでのディザスタリカバリ手順
  4. サービスを起動する。

 
以上