Patch Manager Plus 10.0.642 リリースノート
作成日:2021年8月2日 | 更新日:2021年12月24日
ビルド 10.0.642 リリースノート
2021年8月3日リリース
このビルドは最新版ではありません。
新機能 | 機能強化 | 仕様変更 | 不具合修正 | 制限事項
アップグレード手順は、 Patch Manager Plus 10.0.642へのアップグレード手順 をご覧ください。
【新機能】
本リリースにおいて、新機能はありません。
【機能強化】
- セキュリティ向上のため、Patch Manager PlusサーバーのSSL証明書の有効期限を365日に変更
- 動的カスタムグループの条件として、IPアドレスを追加
- バンドルされているPostgreSQLを9.5.9から9.5.21にアップグレード
- Ubuntu/Debianのパッチ管理機能において、"dpkg - already in use"の確認を導入
【仕様変更】
- 1つ以上のモジュールに対して書き込み権限を持つユーザーに対し、静的カスタムグループおよび動的カスタムグループの作成を許可する仕様に変更
- 管理タブなど、一部画面構成のデザインを変更
- Patch Manager PlusとDesktop Centralの仕様を共通化
【不具合修正】
- 不十分なアクセス制御の問題の脆弱性に対応
- パッチ配布において、配布対象にドメインを選択し「いますぐ配布」を選択した際に発生する場合のある不具合を修正
- サポート対象外のバージョンのOSがインストールされている管理対象PCを選択した際に、パッチ詳細画面が表示されない不具合を修正
- パッチのアンインストールにおけるエラー「An attempt was made to load a program with an incorrect format(誤った形式のプログラムを読み込もうとしています)」が発生する不具合を修正
- 欠落パッチにおいて、Windows 8.1/Windows Server 2012以前のOSに適用不可と表示される不具合を修正
- Microsoft Surfaceにおけるパッチスキャンの不具合を修正
- 古いバージョンのRed Hat Enterprise Linux/CentOSにおいて、yumのアップグレード失敗に起因するパッチスキャンの問題を修正
- 一部Linuxディストリビューションにおける強制再起動の不具合を修正
- Red Hat Enterprise Linuxサブスクリプションステータスに関する問題を修正
- 古いバージョンのRed Hat Enterprise Linux/CentOSにおいて、yumの実行ステータスが「実行中」と誤検知される不具合を修正
- 異なるアーキテクチャのDebianに対してパッチを配布する際の不具合を修正
- インストール試行の問題により、RPMベースのLinuxマシンに対して配布が失敗する不具合を修正
- Azure / AWS 等のクラウド上に構築されたRed Hat Enterprise Linuxへのパッチ配布の不具合を修正
- システムタブ 以下の各ページにおいて、データ表示までの時間が余分にかかる問題を修正
- スケジュールレポート機能において、1回のみのスケジュールレポートを設定する際にスケジューラーが正しく表示されない問題を修正
- SAMLの認証に関する内部的な不具合を修正
- サーバーから応答を受信する際の特定の条件における整数オーバーフロー脆弱性を修正
- ADログインに関する不具合を修正
- バンドルされたnginxの権限昇格に関する脆弱性に対応
- プロキシ設定 > ドメイン一覧ページのXSS攻撃に対する脆弱性を修正
- LDAPSが有効な場合にAD認証に失敗する不具合を修正
- 日本語表示の一部を訂正
- Macエージェントのエージェントトレイアイコンにおいて、右クリックしてもメニューが表示されない問題を修正
- Mac OS Big Surの管理対象がMacとして分類されない不具合を修正
- 複数ドメインを含むカスタムグループのデータ移行における不具合を修正
- エージェントUIが稀にクラッシュする不具合を修正
- Linux向けエージェントの更新において、同一ドメインが保持される不具合を修正
- Linux向けエージェントの手動インストールで、インストールディレクトリを変更した場合に生じる不具合を修正
【制限事項】
- カスタムグループの名前に日本語の文字を含む場合、カスタムグループ一覧をPDF/XLS/CSV形式でエクスポートしようとすると、カスタムグループ名が文字化けします。
- パッチタブおよびシステムタブにおいて、パッチDBの同期(更新)がVulnerability DB Updateと表示されます。
- Red Hatパッチ管理機能をご利用中で、既に指定システムの登録失敗やパッチダウンロード失敗等の問題が恒常的に発生している場合、アップグレード完了前にファイルを置き換える必要がある場合があります(アップグレード後にこの問題に対処する場合、エージェントの再インストールが必要になる場合があります)。詳細はお問い合わせください。
- エージェントタブ > 管理対象 > リモートオフィス において、リモートオフィス名に日本語を用いた場合、エージェントインストーラー名が空白になります。また、ダウンロードしたzipファイルのファイル名を変更したり、ファイルを移動したりするととエージェントインストール時に「Invalid Digital Signature...」というエラーメッセージが表示される場合があります(これはファイルパスの変更が正確に検出できないために発生するものです。OKをクリックすると、問題なくそのままインストールを続行可能です)。
- Macエージェントにおいて、エージェント側で エージェントトレイアイコン > Agent Details を選択した際に、バージョン表示の下1桁が表示されない場合があります。