Patch Manager Plus 10.0.562 リリースノート
作成日:2020年10月20日 | 更新日:2020年10月28日
ビルド 10.0.562 リリースノート
2020年10月22日リリース
新機能 | 機能強化 | 仕様変更 | 不具合修正 | 制限事項
アップグレード手順は、 Patch Manager Plus 10.0.562へのアップグレード手順 をご覧ください。
【新機能】
- 管理対象のWindows/Macコンピューターに対して、ベンダーサイトから直接パッチをダウンロードするオプションを追加 (詳細はDesktop Centralのナレッジをご覧ください。)
- ドライバーの更新の配布に対応
- Dell製コンピューターのBIOSの更新の配布に対応
- Macエージェントのローカライズに対応
- SAML認証でのPatch Manager Plusログインに対応
- Pardus Linuxのパッチ管理に対応
- 複数ドメインのコンピューター・ユーザーが混在するカスタムグループの作成に対応
- Patch Manager Plusからの通知を、Android向け Patch Manager Plus アプリでの受信に対応
- 韓国語(한국어)に対応
【機能強化】
- 「システムスキャン」ビューと「管理中のシステム」ビューにおいても、カスタムフィールドが利用可能になるよう変更
- リモートオフィスの技術者(Technician)アカウントが、管理対象モジュールへのフルコントロール権限を持っている場合に、エージェントをダウンロードできる機能を追加
- ログインユーザーのアカウント設定に応じた時刻を表示するよう機能強化
- パッチの拒否において、個々のパッチに説明を入力できるフィールドを追加
- 動的カスタムグループにおいて、OSバージョンによるフィルター条件設定を強化
- Windows OSのエディションのサポート対象を拡大
- Linuxコンピューターで閉域ネットワークにおけるパッチ適用機能を追加
- Linuxエージェントにおいて、一部のみダウンロードされたパッチのダウンロード再開機能を追加
- Linuxエージェントが消費する帯域幅を制御するデータ転送率設定を導入
- Red Hatへのパッチ配布を最適化
- AWS/Azure/他のクラウド上のRed Hatへのパッチ配布に対応
- 管理対象のWindows/Macコンピューターに対して、ベンダーサイトから直接パッチをダウンロードするオプションを追加
- リモートオフィスへパッチを複製する際、必要なパッチのみを複製する機能を追加
- パッチ/システム/レポートでStrutsフレームワークの依存性を削除
- CAB Forumでの決定を遵守するため、SSL証明書の有効期限を最大825日に変更
- エージェントトレイアイコンの変更に対応
- 管理対象PCに表示されるパッチ配布通知のウィンドウサイズの変更機能を追加
- パッチスキャン中のCPU使用率を最適化
【仕様変更】
Patch Manager Plus 10.0.545以降における仕様変更について(Patch Manager Plus 10.0.545以前からご使用のお客様向け)
Patch Manager Plusは仕様を変更し、Desktop Centralと共通の実行ファイルを使用します。
- サーバー側
- コントロールパネルにおける名称は変更されません。
- サービス名は変更されません。
- インストールディレクトリは変更されません。
- サーバーと配信サーバーの使用するポートは変更されません(Patch Manager Plus 10.0.545以降をはじめてインストールする場合、使用するポート番号が異なります)。
- サーバーのトレイアイコンは、UEMSアイコンに変更されます。
- エージェント側(Windows向け)
- インストールフォルダー(64bit OS)が変更されます。
(旧)"C:\Program Files (x86)\PatchManagerPlus_Agent"
(新)"C:\Program Files (x86)\UEMS_Agent" - インストールフォルダー(32bit OS)が変更されます。
(旧)"C:\Program Files\PatchManagerPlus_Agent"
(新)"C:\Program Files \UEMS_Agent" - エージェントのサービス名が変更されます。
(旧)"ManageEngine Patch Manager Plus - Agent"
(新)"ManageEngine UEMS -Agent" - コントロールパネルにおける名称が変更されます。
(旧)"ManageEngine Patch Manager Plus - Agent"
(新)"ManageEngine UEMS -Agent" - エージェント移行ログは以下の新しいフォルダーに生成されます。
(新)UEMSUpgraderLogs - エージェントトレイアイコンは新しいUEMSアイコンに変更されます。
- インストールフォルダー(64bit OS)が変更されます。
- エージェント側(Linux向け)
- インストールディレクトリが変更されます。
(旧)"/usr/local/pmp_agent"
(新)"/usr/local/uems_agent" - エージェント以降ログは新しいエージェントディレクトリ内に生成されます。
- インストールディレクトリが変更されます。
- エージェント側(Mac向け)
- インストールフォルダーが変更されます。
(旧)"/Library/PatchManagerPlus_Agent"
(新)"/Library/UEMS_Agent" - エージェント移行ログは、新しいエージェントフォルダー内に生成されます。
- エージェントトレイアイコンは新しいUEMSアイコンに変更されます。
- インストールフォルダーが変更されます。
- 配信サーバーにおける変更点
- 配信サーバー(64bit版OS)のディレクトリが変更されます。
(旧)"C:\Program Files (x86)\PatchManagerPlus_Distribution Server"
(新)"C:\Program Files(x86)\UEMS_Distribution Server" - 配信サーバー(32bit版OS)のディレクトリが変更されます。
(旧)"C:\Program Files\PatchManagerPlus_Distribution Server"
(新)"C:\Program Files\UEMS_Distribution Server" - 配信サーバーのサービス名が変更されます。
(旧)"ManageEngine Patch Manager Plus - Distribution Server"
(新) "ManageEngine UEMS -Distribution Server" - コントロールパネルにおける配信サーバーの名称が変更されます。
(旧) "ManageEngine Patch Manager Plus - Distribution Server"
(新) "ManageEngine UEMS -Distribution Server" - 配信サーバーの移行ログは以下の新しいフォルダーに生成されます。
(新) UEMSUpgraderLogs
- 配信サーバー(64bit版OS)のディレクトリが変更されます。
【不具合修正】
- 管理タブ > 管理対象において、コンピューターの詳細情報をエクスポートする際の不具合を修正
- 整数オーバーフロー脆弱性に関する問題を修正
- 利用可能なコンピューターを表示する際、ライセンス追加においてはアルファベット順に表示されない問題を修正
- サーバーのIPアドレスが手動で変更された後に表示されるエラーメッセージの問題を修正
- 複数ドメインにおけるパスワード変更アラートの表示に関する問題を修正
- OS名の検出における問題を修正
- 仮想コンピューターへの配布の問題を修正
- 動的カスタムグループへの配布における問題を修正
- カスタムグループを配信サーバーに複製する際の問題を修正
- 配信サーバーへのパッチファイル複製が中断された場合、ダウンロード再開での問題を修正
- コンピューターを管理対象に手動追加する際、不正なエントリを強調表示する際に生じる問題を修正
- エージェントインストールにおいて、再試行回数の上限に達した場合の失敗の原因説明が正しく表示されない修正
- 特定の条件下で、エージェントのアップグレードに失敗する問題を修正
- エージェントへの通知メッセージに、改行や特殊文字が存在する場合、正しく表示されない問題を修正
- エージェントUIの表示に関する複数の問題を修正
- 配布ポリシーの再起動ポリシーにおいて、再起動メソッド:「再起動の強制」および「再起動時間を指定する」を選択し、かつ再起動ウィンドウで日付を跨ぐ時間帯を設定している場合、再起動を強制しているにもかかわらず再起動延期通知が表示される問題を修正
- 配布ポリシーにおいて、パッチチューズデー準拠の配布ウィンドウを設定している場合に発生する問題を修正
- 再起動ポリシーがエージェントをクラッシュさせるいくつかの問題を修正
- 特定の条件下で、管理対象コンピューターにおいて再起動通知が表示された際に、再起動の延期時間を選択する選択肢が正しく表示されない問題を修正
- 再起動の延期ウィンドウを表示させる際の不具合を修正
- データ複製中に、一部のケースで配信サーバーがクラッシュする問題を修正
- パッチスキャンデータの自動削除に関する問題を修正
- 構成ステータスの備考の表示に関する問題を修正
- 既存のパッチ配布構成を編集し、配布対象を追加する場合の問題を修正
- リモートオフィスの詳細情報をエクスポートする際に発生する問題を修正
- リモートオフィスの詳細情報を削除する際に発生する問題を修正
- 再起動を延期する「再起動プロンプト」が表示された状態でコンピューターがロックされた場合、ロック解除後に再起動する問題を修正
- Office365(Microsoft 365)の更新プログラムをダウンロードする際、ファイルパスに半角スペースが含まれる場合に発生する問題を修正
- MacPCで実行中のアプリケーションに対してパッチを適用する場合に発生する問題を修正
- 管理対象のMacコンピューターのデータを複製する際に生じる問題を修正
- Red Hatパッケージのダウンロードにおける問題を修正
- Linuxエージェントのインストール/アンインストール中にクラッシュする不具合を修正
- 特定のUbuntu/Debianパッケージのインストールが失敗する問題を修正
- コンピューターを管理対象に新規追加する際、コンピューター名が15字以上あると、管理中のコンピューターであっても管理されていないコンピューターとして表示される問題を修正
- 特定の場合にサーバー・エージェント間の通信が失敗する問題を修正
- セキュリティ向上のため、dctask64.exeに関係する入力情報を暗号化
- パッチ関連のAPIに対して、範囲ベースまたは格納型XSSへの対策を導入
- サーブレットにアクセスする際、特定の場合に発生する認証の問題を修正
【制限事項】
- 日本語表示において、配布ポリシー > 配布スケジュール > 配布ウィンドウ において、一つの配布ポリシーにつき複数の時間帯を設定することができません(英語表示に切り替えることで設定可能になります)。
- パッチタブおよびシステムタブにおいて、パッチDBの同期(更新)がVulnerability DB Updateと表示されます。
- Red Hatパッチ管理機能をご利用中で、既に指定システムの登録失敗やパッチダウンロード失敗等の問題が恒常的に発生している場合、アップグレード完了前にファイルを置き換える必要がある場合があります(アップグレード後にこの問題に対処する場合、エージェントの再インストールが必要になる場合があります)。詳細はお問い合わせください。