Patch Manager Plus Cloud ナレッジベース

エージェントのアンインストール/PCの削除 の違い


質問

「エージェント」タブ →「管理対象」→「PC」において、Patch Manager Plus Cloud で管理中のPCを管理対象から除外する場合、エージェント操作:[アンインストール] と [PCの削除] があります。
これらの違いは何でしょうか。

回答

「PCの削除」はコンソール画面上から対象の情報を削除します。そのため、選択した対象をPatch Manager Plusの管理対象から除外する場合は「PCの削除」を、エージェントのアンインストールのみを実行したい場合は「アンインストール」を実行します。
各操作の詳細は以下の通りです。

  • アンインストール:指定した管理対象に対して、エージェントの遠隔アンインストールを試行します。
    実行完了後、「エージェント」タブ →「管理対象」→「PC」から対象の情報は削除されず、エージェントアンインストールに成功すれば、実行したPCのステータスが「エージェントアンインストール成功」になります。Patch Manager Plus Cloudと通信可能な状態でエージェントがアンインストールされると、PCアイコンは灰色になり、ライセンスのカウント対象ではなくなります(エージェントがインストールされていないため、管理することはできません)。
    残存する情報については手動で削除するか、「AD同期」「非アクティブコンピューターポリシー」で自動削除を実行します。また、「エージェント」タブを開いて表示される「エージェントの最終接続」から、サーバーと通信のない管理対象を確認することもできます。
     
  • PCの削除:Patch Manager Plus Cloudコンソール上から管理対象PCの情報を削除します。実行後すぐにコンソール画面上から削除され、次のリフレッシュサイクルでエージェントが自身のアンインストールを実行します。
管理対象側からエージェントをアンインストールする場合
エージェント保護設定を有効化している状態でのエージェントアンインストールには、ワンタイムパスワードが必要になります。
管理対象からエージェントをアンインストールするときも、上記「アンインストール」の挙動となります。ただし、アンインストール時にエージェントとPatch Manager Plus Cloudが通信できない場合、アンインストールの情報がPatch Manager Plus Cloudに伝わらないため、上記の挙動とはなりません。