ADAudit Plus ナレッジベース

必要なディスク容量の目安


本ナレッジでは、ADAudit Plusが起動するサーバーにて必要なディスク容量の算出方法および参考値をお伝えします。

 

 

前提

ADAudit Plusが起動するサーバーでは、管理対象デバイスのログが増加するにつれ、多くのディスク容量を消費します。

ログの量はさまざまな環境要因(オブジェクト数、ユーザログイン回数、ポリシー変更数など)に依存するため、設計段階において必要なディスク容量を見積もることは困難です。

弊社が推奨するハードウェア要件は、こちらのページをご参照ください。

 

必要なディスク容量を算出する方法

特定の環境に沿った正確なディスクサイズを計算したい場合、以下の手順を実施していただけます。

  1. ADAudit Plusを1ヶ月ほど起動し、ログを収集します。
  2. ADAudit Plusにログインします。
  3. 「管理」→「ディスク容量分析」→「ディスクのストレージ情報」にて、グラフなどで使用したディスク容量を確認します。

「ディスクのストレージ情報」ページの情報を閲覧することで、お客様環境に沿った正確な算出が可能です。

 

画像例)

 

必要なディスク容量の参照値

以下、参考値の情報を掲載します。
必要なディスク容量を計算する際の参考としてください(本社のページはこちら)。

 

 ディスク容量計算例

ドメインコントローラー監査
ユーザ数 保存日数 合計サイズ
1 1 15 Kb
10,000 90 15*10000*90 = 13500000Kb(13.5 GB)

 

必要なディスク容量の計算例

◯条件

  • ユーザー数 : 10,000
  • データベース内保存期間 : 90日間
  • 平均ログサイズ: 15 kb

 

◯計算
15 kb * 10,000 * 90 = 13,500,000 (13.5GB)

 

◯必要なディスク容量
合計ディスク容量 = 13.5 GB (15 kb * 10,000 ユーザー * 90日間) + アーカイブ (1.35 GB) = 14.85 GB

アーカイブに必要な容量の計算方法
(平均ログサイズ * ユーザー数 * 保存日数) / 10(圧縮率を90%としています)

※計算例
13.5 GB/ 10 = 1,350,000 (1.35GB)

 

ファイルサーバー監査
ユーザ数 ファイルサーバ内ファイル数 保存日数 合計サイズ
1 1 1 4 KB
100 1 1 400 KB
100 100 1 40 MB
100 100 90 40000*90 = 3.5 GB
100 100 720 (2 Yrs) 40000*720 ~ 29 GB