エージェントに関するトラブルシューティング
作成日:2022年11月25日 | 更新日:2023年11月10日
本ナレッジでは、エージェントをインストール後にエラーが発生した場合のトラブルシューティング手順を紹介します。
エージェントのインストール手順はこちらのナレッジをご参照ください。
トラブルシューティング手順
手順実施前に、エージェントをインストールするデバイス上で、エージェントのインストールフォルダー(デフォルトパス:C:\Program Files\ManageEngine\ADAudit Plus Agent)が、アンチウイルスソフトウェアのスキャンから除外されいていることをご確認ください。スキャン対象の場合、エージェントのサービスが停止してしまう原因となりえます。
以下a~dをすべて実施してください。
a. レジストリを確認
1. エージェントをインストールしたサーバーにログイン
2. レジストリエディターを起動
3. 以下のパスに移動
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\ManageEngine\ADAP
4. 以下の値が正しく入力されているか確認
- ServerFQDN
- ServerId
- ServerIP
- ServerName
b. サービス起動を確認
1. エージェントをインストールしたサーバーにログイン
2. [services.msc]を起動
3. 以下2つのサービスを再起動
- Remote Procedure Call(RPC)
- Remote Registry
c. ポート確認
こちらのページ(英語)を参照し、エージェント通信に必要なポートを開放していることを確認
d. エージェントサーバーからADAudit Plusへアクセスできることを確認
1. エージェントをインストールしたサーバーにログイン
2. ブラウザーを起動
3. ADAudit Plusのweb画面にアクセスできるか確認
〇ADAudit Plusにアクセスする際に使用するURL
http(s)://<ADAPサーバーIP OR サーバー名>:<ADAPポート番号>/
〇URL例
http://192.168.1.1:8081/
以上です。
上記すべて確認後もエージェントのエラーが解消しない場合、上記確認結果をあわせてManageEngine Communityよりお問い合わせください。