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Azure AD DSを監査する方法


対象ビルド:7080以上

 

本ナレッジでは、Azure Active Directory Domain Services(Azure AD DS)を監査する方法を説明します。

本ナレッジは、本社ページ(英語)をもとに作成しています。

 

 

概要

ADAudit Plusを使用することで、Azure AD DSに関する以下のようなイベントを監査できます。

  • 成功および失敗ログオン
  • ユーザーおよびコンピューターの作成・削除
  • グループメンバーシップの変更
  • GPOの変更
  • パスワード変更およびリセット
  • アカウントロックアウト

 

前提

  • ADAudit Plusを、Azure AD DSドメインと接続可能な仮想マシンにインストールしていること。
  • ADAudit Plusをインストールしたサーバーにて、ポート443が開放していること。
  • ADAudit Plusにて、NTLM認証監査が有効化されていること(ログオンを監査する場合に必要です)。
    ※有効化手順はこちらを参照
  • Azure ADにて、イベント名前空間およびイベントハブを作成済みであること(手順はこちらを参照)。

 

手順(ドメインを新規追加する場合)

1. ADAudit Plusにログイン→画面右上の「ドメイン設定」→「ドメイン追加」をクリック

Azure AD DSドメインがADAudit Plusへ既に追加されている場合、本ページ下部の手順を実施してください。

2. 「ドメイン名」を入力

3. ドメインタイプとして「Azure AD DS」を選択

4. 「認証」にチェック後、認証情報を入力

5. 「ドメインコントローラーを検索するにはここをクリックしてください」をクリック後、追加するドメインコントローラー名を入力

6. 「イベントハブ名」「イベントハブコンシューマーグループ」を入力

ADAudit Plus以外のツールが該当イベントハブよりイベントを収集しない場合、
「イベントハブコンシューマーグループ」には$Defaultとご入力いただけます。

7. 「イベントハブ接続文字列」を入力

「イベントハブ接続文字列」は、こちらのページ内「Create an event hub」手順9の、
「Connection string–primary key」の値を入力してください。

8. 「保存」をクリック

 

以上です。

 

手順(ドメインが既に追加されている場合)

1. ADAudit Plusにログイン→画面右上の「ドメイン設定」をクリック

2. 追加されたドメイン名をマウスオーバーすることで表示される「Attach AzureADDS Domain」をクリック

 

3. 「イベントハブ名」「イベントハブコンシューマーグループ」を入力

ADAudit Plus以外のツールが該当イベントハブよりイベントを収集しない場合、
「イベントハブコンシューマーグループ」には$Defaultとご入力いただけます。

4. 「イベントハブ接続文字列」を入力

「イベントハブ接続文字列」は、こちらのページ内「Create an event hub」手順9の、
「Connection string–primary key」の値を入力してください。

5. 「保存」をクリック

 

以上です。