エンドユーザー監視(EUM)エージェントのアップグレード方法
エンドユーザー監視エージェント(以下、EUMエージェント)にはアップグレードファイルが存在しません。
そのため、旧エージェントをアンインストールし、最新のエージェントをインストールしていただく必要がございます。
本ナレッジでは、その際の手順を詳しくご紹介します。
EUMエージェントをアップグレードする手順
- EUMエージェントインストールフォルダー/conf/のバックアップを取得
EUMエージェントインストールフォルダー外に保存してください。 - 旧EUMエージェントをアンインストール
- 新EUMエージェントをインストール
※インストール中の後半で表示される、[今すぐエンドユーザー監視エージェントを起動する]オプションを無効にしてください。
※EUMエージェントを起動する前に、以下の事項を確認してください。- 旧EUMエージェントで、プロキシを設定していた場合
AppServer.xmlファイル(EUMエージェントインストールフォルダー/conf配下)の、proxyType、proxy_host、proxy_port、proxy_userキーの値を旧エージェントからコピーし、新規EUMエージェントのAppServer.xmlファイルにペーストし保存
プロキシに認証がある場合は、proxy_passも同様に更新 - 旧EUMエージェントで、Google Chromeプレイバックが有効だった場合
geckoprops.confファイル(EUMエージェントインストールフォルダー/conf配下)の、chromeDriverPathキーの値を旧エージェントからコピーし、新規EUMエージェントのgeckoprops.confファイルにペーストし保存 - 旧EUMエージェントで、Microsoft Edgeプレイバックが有効だった場合
geckoprops.confファイル(EUMエージェントインストールフォルダー/conf配下)の、edgeDriverPathキーの値を旧エージェントからコピーし、新規EUMエージェントのgeckoprops.confファイルにペーストし保存
- 旧EUMエージェントで、プロキシを設定していた場合
- EUMエージェントを起動
■Windows環境にインストールしたエージェントを起動する方法
EUMエージェントインストールディレクトリに移動し、以下のコマンドを実行
startServer.bat -force
■Linux環境にインストールしたエージェントを起動する方法
コマンドラインから、EUMエージェントインストールディレクトリに移動し、以下のコマンドを実行
sh StartServer.sh - EUMエージェントWebコンソール(http://[EUMエージェントホスト]:[エージェントのポート(デフォルト:9999)]/)にアクセス
正常にアップグレードが完了したか確認してください。
Applications ManagerのUIから確認する場合は、[ユーザー体感]タブ→画面右上の[ロケーション]から確認可能です。