Endpoint Central オンプレミス版 ナレッジベース

Desktop Centralエージェントをアンインストールする方法


この記事では、Desktop Centralエージェントをアンインストールする方法について説明しています。
確認ビルド: Desktop Central 10.1.2137.11

この記事は、クライアント端末(管理対象)にインストールされた Desktop Central エージェントをアンインストールする方法について説明しています。
Desktop Central サーバーのアンインストール方法については、こちらをご覧ください。

エージェントのアンインストール方法

オンプレミス版Desktop Centralエージェントのアンインストール方法には、以下の5つがあります。

PCの削除 と エージェントの削除 の違い
(B)の方法で実行する「PCの削除」では、エージェントのアンインストールに加えて、Desktop Central上から管理対象PCの情報をすべて削除します。
一方(A), (C) の方法で実行する「エージェントの削除」では、管理対象からエージェントをアンインストールします。エージェントをアンインストールしたPCは、情報が エージェントタブ > 管理対象 > PC に残存しますが、Desktop Centralの管理対象からは外れます。詳細はこちらをご覧ください。
なお、Desktop Centralのライセンスにおいては、エージェントのインストール数が課金対象となり、エージェントをアンインストールした対象はカウントされません(参考: ライセンスにおける「台数」について)。
Desktop Centralサーバーと通信できない管理対象の削除方法
Desktop Centralサーバーと通信できない管理対象コンピューターを管理対象から外すには、以下の手順を実行します。

  1. 管理対象PCからエージェントをアンインストールします。
  2. Desktop Centralコンソール画面 > エージェントタブ > 管理対象 > PC を開き、該当するコンピューターを選択して[PCの削除] をクリックします。
(A) 管理画面からアンインストールを即時実行する方法

以下の手順を実行します。

前提条件
アンインストール手順
  1. コンソール画面にアクセスし、エージェントタブ > 管理対象 > PC を開きます。

     
  2.  エージェントをアンインストールする対象にチェックを入れて選択します。
     
  3. [アンインストール]をクリックします。

     
  4. 確認画面で、[OK]ボタンをクリックします。

以上でエージェントのアンインストールが完了します。Desktop Centralサーバーと通信可能な場合、コンソール画面上の対象のアイコンの色が灰色になり、ステータスが「エージェントアンインストール済み」になります。
なお、Desktop Centralサーバーと管理対象PCの通信状態によっては、まれにアンインストールに失敗する場合があります。その際は(B) コンソール画面から管理対象を削除する方法または(C) 各管理対象から実行する方法 の手順を実行します。

アンインストールできない場合、こちらをご確認ください。

 


(B) コンソール画面から管理対象を削除する方法
前提条件
  • 管理対象の削除操作後、対象のエージェントとDesktop Centralサーバーの通信が実行可能になるタイミングが存在する必要があります(操作時点で、対象がオンラインである必要はありません)。
管理対象の削除手順
  1. コンソール画面にアクセスし、エージェントタブ > 管理対象 > PC を開きます。
  2. アンインストールしたい管理対象PCにチェックを入れます。
  3. [PCの削除] をクリックします。
  4. 次のリフレッシュサイクルにおいて、エージェント自身がエージェントのアンインストールを実行します。

以上でアンインストールが完了します。なお、Desktop Centralサーバーのと管理対象PCの通信状態によっては、まれにアンインストールに失敗する場合があります。その際は(C) 各管理対象から実行する方法 の手順を実行します。

 


(C) 各管理対象から手動でアンインストールする方法

はじめに、以下の注意点をご確認ください。

クライアントからエージェントをアンインストールする場合の注意点

  • クライアント(管理対象側)からエージェントをアンインストールする場合、エージェントをアンインストールしただけでは管理対象の情報が残存することになります。これらは基本的に手動で削除する必要があります(またはActive Directoryドメイン環境において「管理対象ポリシー」を設定します)。
  • サーバーと通信可能な状態でエージェントをアンインストールすることをおすすめします。
    クライアント(管理対象側)からエージェントをアンインストールする際に、エージェントとサーバーの通信ができない状況では、エージェントをアンインストールした情報がサーバーに伝わりません。そのため、エージェントをアンインストールしてもアイコンは赤色のままとなり、コンソール上からはエージェントアンインストール済みなのか、単にオフライン状態なのかを区別することができません。ご注意ください(この場合、ライセンスは消費されたままとなります)。
    なお、エージェントアンインストール状況を直接確認することはできませんが、エージェントタブを開いて表示される「エージェントの最終接続」グラフから、最近サーバーと通信していないエージェントを確認可能です。
  • エージェントをアンインストールしても、Desktop Central を使用して適用した構成は無効になりません。USB制御やセルフサービスポータルのショートカット等の設定を元に戻し、エージェントをアンインストールするようお願いいたします。
Windows 端末
  1.  コントロールパネル > プログラム > プログラムのアンインストール をクリックします。
  2.  ManageEngine Desktop Central - Agentを選択し、アンインストールします。

エージェントのアンインストールが完了します。エージェントのアンインストール時点でDesktop Centralサーバーと通信可能な場合は、コンソール画面上の対象のアイコンの色が灰色になり、ステータスが「エージェントアンインストール済み」になります。

管理者がWindowsクライアント端末のエージェントアンインストールを禁止している場合、上記方法ではアンインストールができません。設定を変更する方法はこちらをご覧ください。
Mac 端末
  1. 管理者でコンピューターにログインし、ターミナルを開きます。(管理者権限をもつユーザーである必要があります)
  2. <エージェントディレクトリ>/uninstall ディレクトリへ移動します。

    cd /Library/DesktopCentral_Agent/uninstall

  3. スクリプトに実行権限を設定します。
     

    sudo chmod 744 unintall.sh

  4. スクリプトを実行し、エージェントをアンインストールします。
     

    sudo ./uninstall.sh

エージェントのアンインストールが完了します。エージェントのアンインストール時点でDesktop Centralサーバーと通信可能な場合は、コンソール画面上の対象のアイコンの色が灰色になり、ステータスが「エージェントアンインストール済み」になります。

管理者以外の方は、Desktop Centralエージェントのアンインストールを実行する前に管理者から許可を得る必要があります。
Linux 端末
  1.  rootユーザーでターミナルを開きます。 (rootユーザーでない場合、sudoコマンドを利用し、パスワードを入力する必要があります)
  2.  エージェントがインストールされている /usr/local/desktopcentralagent ディレクトリへ移動します。インストールディレクトリは、/etc/desktopcentralagent/dcagentsettings.jsonから確認できます。

    cd /usr/local/desktopcentralagent

  3. スクリプトに実行権限を設定します。

    chmod 744 RemoveDCAgent.sh

  4. スクリプトを実行し、エージェントをアンインストールします。

    ./RemoveDCAgent.sh

エージェントのアンインストールが完了します。エージェントのアンインストール時点でDesktop Centralサーバーと通信可能な場合は、コンソール画面上の対象のアイコンの色が灰色になり、ステータスが「エージェントアンインストール済み」になります。

管理者以外の方は、Desktop Centralエージェントのアンインストールを実行する前に管理者から許可を得る必要があります。

以上で、Desktop Centralエージェントをアンインストールが完了します。
エージェントのアンインストールのみでは、コンソール画面上から当該PCの情報は削除されません。また、エージェントとサーバーが通信できない環境下でエージェントをアンインストールする場合、エージェントのアンインストールステータスがコンソール画面上に反映されません。
詳細はエージェントのアンインストール/PCの削除 の違いをご覧ください。
 


(D)Windowsエージェントのクリーンアップツールを実行する方法

詳細はこちらをご覧ください。

 


(E) 管理対象ポリシーからエージェント削除する

詳細はこちらをご覧ください。
 


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