Endpoint Central オンプレミス版 ナレッジベース

Endpoint Centralエージェントをアンインストールする方法


この記事では、Endpoint Central(Desktop Central)オンプレミス版を使用している環境で、エージェントをアンインストールする方法について説明しています。クラウド版を使用している場合はこちらを参照してください。
確認ビルド: Endpoint Central 11.2.2300.30, Desktop Central 10.1.2137.11

この記事は、クライアント端末(管理対象)にインストールされた エージェントをアンインストールする方法について説明しています。
Endpoint Central (Desktop Central) サーバーのアンインストール方法については、こちらをご覧ください。

エージェントのアンインストール方法

オンプレミス版Endpoint Central(Desktop Central)エージェントのアンインストール方法には、以下の5つがあります。

PCの削除 と エージェントの削除 の違い
(B)の方法で実行する「PCの削除」では、エージェントのアンインストールに加えて、Endpoint Central上から管理対象PCの情報をすべて削除します。
一方(A), (C) の方法で実行する「エージェントの削除」では、管理対象からエージェントをアンインストールします。エージェントをアンインストールしたPCは、情報が エージェントタブ > 管理対象 > PC に残存しますが、Endpoint Centralの管理対象からは外れます。詳細はこちらをご覧ください。
なお、Endpoint Centralのライセンスにおいては、エージェントのインストール数が課金対象となり、エージェントをアンインストールした対象はカウントされません(参考: ライセンスにおける「台数」について)。
Endpoint Centralサーバーと通信できない管理対象の削除方法
Endpoint Centralサーバーと通信できない管理対象コンピューターを管理対象から外すには、以下の手順を実行します。

  1. 管理対象PCからエージェントをアンインストールします。
  2. Endpoint Centralコンソール画面 > エージェントタブ > 管理対象 > PC を開き、該当するコンピューターを選択して[PCの削除] をクリックします。
(A) 管理画面からアンインストールを即時実行する方法

以下の手順を実行します。

前提条件
アンインストール手順
  1. コンソール画面にアクセスし、エージェントタブ > 管理対象 > PC を開きます。

     
  2.  エージェントをアンインストールする対象にチェックを入れて選択します。
     
  3. [アンインストール]をクリックします。

     
  4. 確認画面で、[OK]ボタンをクリックします。

以上でエージェントのアンインストールが完了します。Desktop Centralサーバーと通信可能な場合、コンソール画面上の対象のアイコンの色が灰色になり、ステータスが「エージェントアンインストール済み」になります。
なお、Desktop Centralサーバーと管理対象PCの通信状態によっては、まれにアンインストールに失敗する場合があります。その際は(B) コンソール画面から管理対象を削除する方法または(C) 各管理対象から実行する方法 の手順を実行します。

アンインストールできない場合、こちらをご確認ください。

 


(B) コンソール画面から管理対象を削除する方法
前提条件
  • 管理対象の削除操作後、対象のエージェントとDesktop Centralサーバーの通信が実行可能になるタイミングが存在する必要があります(操作時点で、対象がオンラインである必要はありません)。
管理対象の削除手順
  1. コンソール画面にアクセスし、エージェントタブ > 管理対象 > PC を開きます。
  2. アンインストールしたい管理対象PCにチェックを入れます。
  3. [PCの削除] をクリックします。
  4. 次のリフレッシュサイクルにおいて、エージェント自身がエージェントのアンインストールを実行します。

以上でアンインストールが完了します。なお、Desktop Centralサーバーのと管理対象PCの通信状態によっては、まれにアンインストールに失敗する場合があります。その際は(C) 各管理対象から実行する方法 の手順を実行します。

 


(C) 各管理対象から手動でアンインストールする方法

はじめに、以下の注意点をご確認ください。

クライアントからエージェントをアンインストールする場合の注意点

  • クライアント(管理対象側)からエージェントをアンインストールする場合、エージェントをアンインストールしただけでは管理対象の情報が残存することになります。これらは基本的に手動で削除する必要があります(またはActive Directoryドメイン環境において「管理対象ポリシー」を設定します)。
  • サーバーと通信可能な状態でエージェントをアンインストールすることをおすすめします。
    クライアント(管理対象側)からエージェントをアンインストールする際に、エージェントとサーバーの通信ができない状況では、エージェントをアンインストールした情報がサーバーに伝わりません。そのため、エージェントをアンインストールしてもアイコンは赤色のままとなり、コンソール上からはエージェントアンインストール済みなのか、単にオフライン状態なのかを区別することができません。ご注意ください(この場合、ライセンスは消費されたままとなります)。
    なお、エージェントアンインストール状況を直接確認することはできませんが、エージェントタブを開いて表示される「エージェントの最終接続」グラフから、最近サーバーと通信していないエージェントを確認可能です。
  • エージェントをアンインストールしても、Desktop Central を使用して適用した構成は無効になりません。USB制御やセルフサービスポータルのショートカット等の設定を元に戻し、エージェントをアンインストールするようお願いいたします。
Windows 端末
  1.  コントロールパネル > プログラム > プログラムのアンインストール をクリックします。
  2.  ManageEngine Desktop Central - Agentを選択し、アンインストールします。

エージェントのアンインストールが完了します。エージェントのアンインストール時点でDesktop Centralサーバーと通信可能な場合は、コンソール画面上の対象のアイコンの色が灰色になり、ステータスが「エージェントアンインストール済み」になります。

管理者が「エージェント設定」→「エージェントの保護設定」から「ユーザーによるエージェント/配信サーバーのアンインストールを制限」している場合、「管理対象」→「PC」に表示されるワンタイムパスワードの入力が必要になります。
Mac 端末
Endpoint Central、および Desktop Central 10.0.647 以降

  1. 管理者でコンピューターにログインし、ターミナルを開きます。(管理者権限をもつユーザーである必要があります)
  2. <エージェントディレクトリ> ディレクトリへ移動します。

    cd /Library/DesktopCentral_Agent

  3. Uninstaller.app を実行します。
     

    sudo open uninstaller.app

  4. Uninstaller Gathering information. Please wait ...が表示されるので、しばらく待ちます(OK をクリックするとこの画面を閉じます)。
  5. 管理者が「エージェント設定」→「エージェントの保護設定」から「ユーザーによるエージェント/配信サーバーのアンインストールを制限」している場合、「管理対象」→「PC」に表示されるワンタイムパスワードの入力が必要になります。
    認証コード(ワンタイムパスワード)が不明であったり、利用できないような場合、コンピューターからのアンインストールは実行できません。エージェントログを添えてサポートまでお問い合わせください。
  6. エージェントがアンインストールされます。

 

Desktop Central 10.0.647 以前

  1. 管理者でコンピューターにログインし、ターミナルを開きます。(管理者権限をもつユーザーである必要があります)
  2. <エージェントディレクトリ>/uninstall ディレクトリへ移動します。

    cd /Library/DesktopCentral_Agent/uninstall

  3. スクリプトに実行権限を設定します。
     

    sudo chmod 744 unintall.sh

  4. スクリプトを実行し、エージェントをアンインストールします。
     

    sudo ./uninstall.sh

エージェントのアンインストールが完了します。エージェントのアンインストール時点でDesktop Centralサーバーと通信可能な場合は、コンソール画面上の対象のアイコンの色が灰色になり、ステータスが「エージェントアンインストール済み」になります。

管理者以外の方は、Desktop Centralエージェントのアンインストールを実行する前に管理者から許可を得る必要があります。
Linux 端末
  1.  rootユーザーでターミナルを開きます。 (rootユーザーでない場合、sudoコマンドを利用し、パスワードを入力する必要があります)
  2.  エージェントがインストールされている /usr/local/desktopcentralagent ディレクトリへ移動します。インストールディレクトリは、/etc/desktopcentralagent/dcagentsettings.jsonから確認できます。

    cd /usr/local/desktopcentralagent

  3. スクリプトに実行権限を設定します。

    chmod 744 RemoveDCAgent.sh

  4. スクリプトを実行し、エージェントをアンインストールします。

    ./RemoveDCAgent.sh

エージェントのアンインストールが完了します。エージェントのアンインストール時点でDesktop Centralサーバーと通信可能な場合は、コンソール画面上の対象のアイコンの色が灰色になり、ステータスが「エージェントアンインストール済み」になります。

管理者以外の方は、Desktop Centralエージェントのアンインストールを実行する前に管理者から許可を得る必要があります。

以上で、Desktop Centralエージェントをアンインストールが完了します。
エージェントのアンインストールのみでは、コンソール画面上から当該PCの情報は削除されません。また、エージェントとサーバーが通信できない環境下でエージェントをアンインストールする場合、エージェントのアンインストールステータスがコンソール画面上に反映されません。
詳細はエージェントのアンインストール/PCの削除 の違いをご覧ください。
 


(D)Windowsエージェントのクリーンアップツールを実行する方法

詳細はこちらをご覧ください。

 


(E) 管理対象ポリシーからエージェント削除する

詳細はこちらをご覧ください。
 


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