Desktop Centralエージェントをアンインストールする方法
作成日:2022年2月28日 | 更新日:2022年10月13日
この記事では、Desktop Centralエージェントをアンインストールする方法について説明しています。
確認ビルド: Desktop Central 10.1.2137.11
Desktop Central サーバーのアンインストール方法については、こちらをご覧ください。
エージェントのアンインストール方法
オンプレミス版Desktop Centralエージェントのアンインストール方法には、以下の5つがあります。
(B) コンソール画面から管理対象を削除する方法
(C) 各管理対象から実行する方法
(D) Windowsエージェントのクリーンアップツールを実行する方法
(E) 管理対象ポリシーを使用して自動削除する方法
(B)の方法で実行する「PCの削除」では、エージェントのアンインストールに加えて、Desktop Central上から管理対象PCの情報をすべて削除します。
一方(A), (C) の方法で実行する「エージェントの削除」では、管理対象からエージェントをアンインストールします。エージェントをアンインストールしたPCは、情報が エージェントタブ > 管理対象 > PC に残存しますが、Desktop Centralの管理対象からは外れます。詳細はこちらをご覧ください。
なお、Desktop Centralのライセンスにおいては、エージェントのインストール数が課金対象となり、エージェントをアンインストールした対象はカウントされません(参考: ライセンスにおける「台数」について)。
Desktop Centralサーバーと通信できない管理対象コンピューターを管理対象から外すには、以下の手順を実行します。
- 管理対象PCからエージェントをアンインストールします。
- Desktop Centralコンソール画面 > エージェントタブ > 管理対象 > PC を開き、該当するコンピューターを選択して[PCの削除] をクリックします。
(A) 管理画面からアンインストールを即時実行する方法
以下の手順を実行します。
前提条件
- 資格情報マネージャーにおいて、対象のコンピューターに対して有効な管理者権限のあるユーザー認証情報が登録されている必要があります。
- エージェントとDesktop Central Serverが通信可能な状態である必要があります。
- エージェントのプッシュインストールに必要なポートが開放されている必要があります。
- 日本語環境の Linux エージェントに対しては利用できない場合があります。
アンインストール手順
- コンソール画面にアクセスし、エージェントタブ > 管理対象 > PC を開きます。
- エージェントをアンインストールする対象にチェックを入れて選択します。
- [アンインストール]をクリックします。
- 確認画面で、[OK]ボタンをクリックします。
以上でエージェントのアンインストールが完了します。Desktop Centralサーバーと通信可能な場合、コンソール画面上の対象のアイコンの色が灰色になり、ステータスが「エージェントアンインストール済み」になります。
なお、Desktop Centralサーバーと管理対象PCの通信状態によっては、まれにアンインストールに失敗する場合があります。その際は(B) コンソール画面から管理対象を削除する方法または(C) 各管理対象から実行する方法 の手順を実行します。
(B) コンソール画面から管理対象を削除する方法
前提条件
- 管理対象の削除操作後、対象のエージェントとDesktop Centralサーバーの通信が実行可能になるタイミングが存在する必要があります(操作時点で、対象がオンラインである必要はありません)。
管理対象の削除手順
- コンソール画面にアクセスし、エージェントタブ > 管理対象 > PC を開きます。
- アンインストールしたい管理対象PCにチェックを入れます。
- [PCの削除] をクリックします。
- 次のリフレッシュサイクルにおいて、エージェント自身がエージェントのアンインストールを実行します。
以上でアンインストールが完了します。なお、Desktop Centralサーバーのと管理対象PCの通信状態によっては、まれにアンインストールに失敗する場合があります。その際は(C) 各管理対象から実行する方法 の手順を実行します。
(C) 各管理対象から手動でアンインストールする方法
はじめに、以下の注意点をご確認ください。
- クライアント(管理対象側)からエージェントをアンインストールする場合、エージェントをアンインストールしただけでは管理対象の情報が残存することになります。これらは基本的に手動で削除する必要があります(またはActive Directoryドメイン環境において「管理対象ポリシー」を設定します)。
- サーバーと通信可能な状態でエージェントをアンインストールすることをおすすめします。
クライアント(管理対象側)からエージェントをアンインストールする際に、エージェントとサーバーの通信ができない状況では、エージェントをアンインストールした情報がサーバーに伝わりません。そのため、エージェントをアンインストールしてもアイコンは赤色のままとなり、コンソール上からはエージェントアンインストール済みなのか、単にオフライン状態なのかを区別することができません。ご注意ください(この場合、ライセンスは消費されたままとなります)。
なお、エージェントアンインストール状況を直接確認することはできませんが、エージェントタブを開いて表示される「エージェントの最終接続」グラフから、最近サーバーと通信していないエージェントを確認可能です。 - エージェントをアンインストールしても、Desktop Central を使用して適用した構成は無効になりません。USB制御やセルフサービスポータルのショートカット等の設定を元に戻し、エージェントをアンインストールするようお願いいたします。
Windows 端末
エージェントのアンインストールが完了します。エージェントのアンインストール時点でDesktop Centralサーバーと通信可能な場合は、コンソール画面上の対象のアイコンの色が灰色になり、ステータスが「エージェントアンインストール済み」になります。
Mac 端末
- 管理者でコンピューターにログインし、ターミナルを開きます。(管理者権限をもつユーザーである必要があります)
- <エージェントディレクトリ>/uninstall ディレクトリへ移動します。
cd /Library/DesktopCentral_Agent/uninstall
- スクリプトに実行権限を設定します。
sudo chmod 744 unintall.sh
- スクリプトを実行し、エージェントをアンインストールします。
sudo ./uninstall.sh
エージェントのアンインストールが完了します。エージェントのアンインストール時点でDesktop Centralサーバーと通信可能な場合は、コンソール画面上の対象のアイコンの色が灰色になり、ステータスが「エージェントアンインストール済み」になります。
Linux 端末
- rootユーザーでターミナルを開きます。 (rootユーザーでない場合、sudoコマンドを利用し、パスワードを入力する必要があります)
- エージェントがインストールされている /usr/local/desktopcentralagent ディレクトリへ移動します。インストールディレクトリは、/etc/desktopcentralagent/dcagentsettings.jsonから確認できます。
cd /usr/local/desktopcentralagent
- スクリプトに実行権限を設定します。
chmod 744 RemoveDCAgent.sh
- スクリプトを実行し、エージェントをアンインストールします。
./RemoveDCAgent.sh
エージェントのアンインストールが完了します。エージェントのアンインストール時点でDesktop Centralサーバーと通信可能な場合は、コンソール画面上の対象のアイコンの色が灰色になり、ステータスが「エージェントアンインストール済み」になります。
以上で、Desktop Centralエージェントをアンインストールが完了します。
エージェントのアンインストールのみでは、コンソール画面上から当該PCの情報は削除されません。また、エージェントとサーバーが通信できない環境下でエージェントをアンインストールする場合、エージェントのアンインストールステータスがコンソール画面上に反映されません。
詳細はエージェントのアンインストール/PCの削除 の違いをご覧ください。
(D)Windowsエージェントのクリーンアップツールを実行する方法
詳細はこちらをご覧ください。
(E) 管理対象ポリシーからエージェント削除する
詳細はこちらをご覧ください。
トラブルシューティング・関連するナレッジ
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