Endpoint Central オンプレミス版 ナレッジベース

Windowsエージェントのクリーンアップツールの使用方法


確認ビルド: Endpoint Central 10.1.2220.20

Windowsエージェントのクリーンアップツールの使用方法

  • このナレッジで説明しているクリーンアップツールは、 通常のアンインストール方法では失敗するような場合 や、 エージェントの更新に失敗し再インストールが必要となった場合 に選択する方法です。通常のエージェントアンインストール方法はこちらのナレッジを参照してください。
  • このクリーンアップツールを使用すると、通常のアンインストール方法では削除/保持を選択するファイルについても自動的に削除されます。
  • このクリーンアップツールは、生成から実行まで制限時間があります。この制限を解除することはできません。そのため、エージェントを削除する直前に手順を実行します。

Endpoint Central 10.1.2211.1 以降のビルド(Windowsエージェントのバージョンが10.1.2211.1.W)で使用可能な Windowsエージェントのクリーンアップツールについて説明しています。
Windowsエージェントを強制的にアンインストールする手順は以下の通りです。

  1. 以下に該当する場合はこちらの手順を実施せず、サポートにお問い合わせください。レジストリに関する対応が必要になります。
    • Endpoint Central サーバーを先にアンインストールしてしまい、エージェントをこれからアンインストールする場合
    • Endpoint Central Cloud をご利用の場合(こちらをご覧ください)。
    任意のWindows管理対象1台のレジストリを確認する必要があります。

    1. スタート > ファイル名を指定して実行 > regedit.exe を実行します。
    2. 左ペインの コンピューター\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\AdventNet\DesktopCentral\DCAgent を右クリック > エクスポート を選択します。
    3. エクスポートしたファイルを添えてサポートまでお問い合わせください。
  2. 上記に該当しない場合、手順を続行します。Desktop Central サーバー と、Desktop Centralエージェントをアンインストールする管理対象コンピューター の両方へアクセス可能な環境用意することをお勧めします。
  3. AgentCleanupTool.exe をクリックしてダウンロードします(ファイル名は「AgentCleanupTool.exe」以外に変更できません)。
  4. ダウンロードした「AgentCleanupTool.exe」をEndpoint Central(Desktop Central) がインストールされているフォルダー(例 C:\Program Files\DesktopCentral_Server )にコピーします。
  5. 管理者として実行します。
  6. Endpoint Centralがインストールされているフォルダーに「AgentCleanupToolClient.exe」が生成されていることを確認します(このファイル名は変更できません)。
  7. AgentCleanupToolClient.exeをコピーし、エージェントを強制的にアンインストールする管理対象コンピューターの任意のフォルダー(※Desktop Central エージェントフォルダーを除く)にペーストします。
    AgentCleanupToolClient.exe を使用できるのは、生成から48時間のみです。
  8. AgentCleanupToolClient.exeを管理者として実行します。

    AgentCleanupToolClient.exe

  9. 以下が表示されたことを確認し、しばらく待ちます。
    Main Entry For Agent Uninstallation
    Valication Success! Uninstallation of Agent begins

    なお、以下が表示された場合は制限時間を超過しています。再度AgentCleanupToolClient.exeの生成からやり直します。

    Time Limit Expired
    Validation failed! Uninstallation of Agent wont occur
  10. エージェントがアンインストールされます。

以上でWindowsエージェントがアンインストールされます。

以下の手順で使用されるクリーンアップツールは制限時間が10分と短く、使いづらいため新たなバージョンが公開されています。

  1. 以下に該当する場合はこちらの手順を実施せず、サポートにお問い合わせください。レジストリに関する対応が必要になります。
    • Desktop Central サーバーを先にアンインストールしてしまい、エージェントをこれからアンインストールする場合
    • Endpoint Central Cloud をご利用の場合はこちらをご覧ください。

     

  2. 上記に該当しない場合、手順を続行します。Desktop Central サーバー と、Desktop Centralエージェントをアンインストールする管理対象コンピューター の両方へアクセス可能な環境をあらかじめ用意しておきます。
  3. AgentCleanupTool.exeをクリックしてダウンロードします(ファイル名は変更できません)。
  4. ダウンロードしたファイルを Desktop Central がインストールされているフォルダー(例 C:\Program Files\DesktopCentral_Server )にコピーします。
  5. コマンドプロンプトを管理者として実行します。
  6. Desktop Centralサーバーフォルダーに移動します。

    cd C:\Program Files\DesktopCentral_Server

  7. 次のコマンドを実行します。

    AgentCleanuptool.exe OP

  8. 以下が表示されることを確認し、Desktop Centralがインストールされているフォルダーに「AgentCleanupToolClient.exe」が生成されていることを確認します(このファイル名は変更できません)。
    PayloadAddedSuccessFully
  9. AgentCleanupToolClient.exeをコピーし、エージェントを強制的にアンインストールする管理対象コンピューターにペーストします。
    AgentCleanupToolClient.exe を使用できるのは、生成から10分間のみです。
  10. コマンドプロンプトを開き、AgentCleanupToolClient.exeを実行します。

    AgentCleanupToolClient.exe

  11. 以下が表示されたことを確認し、しばらく待ちます。
    Main Entry For Agent Uninstallation
    Valication Success! Uninstallation of Agent begins

    なお、以下が表示された場合は制限時間を超過しています。再度AgentCleanupToolClient.exeの生成からやり直します。

    Time Limit Expired
    Validation failed! Uninstallation of Agent wont occur
  12. エージェントがアンインストールされます。

以上でWindowsエージェントがアンインストールされます。

 


以下の手順で使用されるクリーンアップツールは提供を終了しました。

  1. AgentCleanupTool.exeをダウンロードします。
  2. エージェントをアンインストールしたいPCでコマンドプロンプトを起動し、ダウンロード下ファイルの保存場所に移動して以下のコマンドを実行します。

    AgentCleanupTool.exe DC


以下の手順は、Desktop Central 10.1.2211.1 以前のビルドにおいてのみ有効です。
それ以降のビルド/バージョンのDesktop Centralにおいて使用できません。

PsExecユーティリティで複数のコンピューターから削除する

PsExecユーティリティを使用すると、同じリモートオフィスの複数の管理対象PCに対してエージェントアンインストールのスクリプトを実行できます。Desktop Centralに複数のリモートオフィスを追加している場合、各リモートオフィスに次の手順を実行してください。

  1. ネットワーク共有フォルダーを作成します(例: \\ServerName\Share)。
  2. スクリプト「UnInstallDCAgent.txt」をダウンロードします。
  3. 「UnInstallDCAgent.vbs」と拡張子を変更し、先ほど作成したネットワーク共有フォルダーに保存します。
  4. http://technet.microsoft.com/en-us/sysinternals/bb897553.aspxからPsExecユーティリティをダウンロードし、保存します。
  5. Dosプロンプトより次のコマンドを使用してスクリプトを実行します。

    C:\for /f %f in (<computernames.txt path>) do psexec \\%f -u <domain>\<username> -p <password> CSCRIPT <UnInstallDCAgent.vbs path>
    (例) C:\for /f %f in (c:\computernames.txt) do psexec \\%f -u MyDomain\administrator -p password CSCRIPT \\ServerName\Share\UnInstallDCAgent.vbs

    • <computernames.txt path>には、エージェントをアンインストールしたいコンピューター名の一覧を改行区切りで入力したテキストファイルを、完全パスで指定します。
    • <domain> は、ドメイン、もしくはワークグループ名を入力します。
    • <username> は、ドメイン、もしくはワークグループの管理者ユーザー名を入力します。
    • <password> は、ドメイン、もしくはワークグループの管理者パスワードを入力します。
    • <UnInstallDCAgent.vbs path>には、共有フォルダーに保存したUnInstallDCAgent.vbsのパスを入力します。

この記事は、こちらの記事(英語)を翻訳したものです。