【構成】テンプレート機能(Windows)
この記事では、構成 > テンプレート機能について説明しています。
テンプレート機能(Windows)
テンプレート機能は、管理対象のWindowsコンピューターに対して、様々な設定を簡単に変更できる機能です。
Desktop Centralは、管理対象コンピューターへの設定変更について、構成機能やリモート制御機能など複数の方法があります。テンプレート機能では、目的別に項目がまとめられているため、簡単に設定変更が可能です。
デフォルトで表示される定義済みのテンプレートに加えて、Desktop Centralユーザーがテンプレートを作成することも可能です。ソフトウェアのインストール、レジストリの編集、ファイアウォールの設定などをテンプレート化することで、同一構成を様々な対象/タイミングで適用可能になります。
テンプレートは、構成タブ > 構成の追加 > テンプレート をクリックすると開きます。テンプレートの種類やカテゴリを選択して、目的のテンプレートを表示させます。
定義済みテンプレートの種類
定義済みのテンプレートは、約70種類あります。コントロールパネル, USBセキュリティ, メディアの制限, ハードディスクの管理, ユーザー管理, セキュリティ, ネットワーク設定, パッチ管理, 電源管理などのカテゴリに分類されています。主な定義済みテンプレートについて記載します。
- コントロールパネル
- コントロールパネルの無効化 [U]:
レジストリを編集し、コントロールパネルにユーザーがアクセスできないようにします。
- コントロールパネルの制限 [U]:
セキュリティポリシーを編集し、プログラムの追加と削除、ハードウェアの追加と削除、インターネット オプション、電源設定オプション、システムアプレットなどのコントロールパネルへのアクセスを制限します。
- コンピューターの自動ロック [U]:
レジストリを編集し、指定した時間(秒)に自動でコンピューターをロックするようにします。
- ODBCの設定 [U]/[C]:
レジストリを編集し、特定のユーザー/コンピューターがODBC経由でデータベースに接続するためにODBCデータソース名を設定します。
- UAC ポリシーの無効化 [C]:
レジストリを編集し、Windows で UAC(ユーザーアカウントコントロール)のポリシー設定を無効化します。
- ヘルプデスクのショートカット作成 [U]:
構成 > ショートカット機能を使用して、ServiceDesk Plusと連携した場合に、通知領域のDesktop Centralエージェントアイコンからヘルプデスクへリクエストするためのショートカットを作成します。
- コントロールパネルの無効化 [U]:
- 電源管理
- ネットワーク設定
- セキュリティ
- EXEファイルの実行ブロック [U]:
レジストリを編集し、exeファイルの実行をブロックします。
- 管理者ユーザーのLANプロパティ無効化 [U]:
レジストリを編集し、管理者ユーザー/管理者グループに対してLANプロパティの表示と変更を無効化します。
- 非管理者ユーザーのLANプロパティの無効化 [U]:
レジストリを編集し、非管理者ユーザーに対してLANプロパティの表示と変更を無効化します。
- CD-ROMアクセスを制限 [C]:
セキュリティポリシーを編集し、ローカルログインしたユーザーに対して、CD-ROMドライブへのアクセスを制限します。
- Windowsストアの無効化 [C]:
レジストリを編集し、Windows 8のWindowsストアを無効化します。
- EXEファイルの実行ブロック [U]:
- ユーザー管理
- パッチ管理
- Adobe Acrobat DCの更新ツールを無効化 [C]:
レジストリを編集し、自動更新を無効化します。
- Google Chromeの自動更新の無効化 [C]:
レジストリを編集し、自動更新を無効化します。
- アプリケーションの自動更新の無効化 [C]:
レジストリを編集し、Windowsアプリケーションの自動更新を無効化します。
- Windows Updateの無効化 [C]:
レジストリを編集し、Windows Updateを無効化します。Windows Update無効化はこちらのナレッジをご覧ください。
- Office365の更新を無効化 [C]:
レジストリを編集し、自動更新を無効化します。
- Windows 10の通知を無効化 [C]:
レジストリを編集し、通知を無効化します。
- Windows 10 Peer to Peer更新を無効化 [C]:
レジストリを編集し、Windows 10 のPeer to Peerパッチ更新を無効化します。
- Windows OSのアップグレードを無効にする [C]:
レジストリを編集し、Windows Updateを介したOSの自動アップグレードを無効化します。
- Adobe Acrobat DCの更新ツールを無効化 [C]:
- USBセキュリティ
- USBストレージデバイスを無効化 [C]:
レジストリを編集し、USBドライバーを無効化します(※構成 > USB制御機能とは異なります)。
- USBストレージデバイスを有効化 [C]:
レジストリを編集し、上記設定を解除します。
- USBストレージデバイスの書き込み禁止 [C]:
レジストリを編集し、USBストレージデバイスを読み取り専用に設定します。
- USBストレージデバイスの書き込み禁止を解除 [C]:
レジストリを編集し、上記設定を解除します。
- USBストレージデバイスを無効化 [C]:
テンプレートの作成方法
- 構成タブ > テンプレート を開き、テンプレートの種類で「ユーザーが作成」を選択します。
- テンプレートの作成をクリックし、プラットフォーム(Windows/Mac/Linux)、構成タイプ(コンピューター/ユーザー)、およびカテゴリを指定します。
- テンプレート名をはじめ、必要な項目をすべて入力し、[保存]をクリックします。
これでユーザー定義のテンプレートが作成されました。テンプレートを使用することで、構成を簡単に適用できます。
- 構成タブ を開くと、 「すべての構成」ビューが表示されています。ここでは、過去に作成した構成の一覧が表示されます(構成 > 設定 > 構成の設定 > 構成のクリーンアップ設定において、構成のクリーンアップが設定されている場合、保存期間を過ぎている場合は削除されています)。
- テンプレート化したい構成の「アクション」カラムをクリックし、テンプレートとして保存を選択します。
これでテンプレートが作成されます。なお、保存されたテンプレートには、元となった構成の配布対象に関する情報は含まれません。
作成したテンプレートのServiceDesk Plusへの共有方法
この機能は、ServiceDesk Plusとの連携機能を有効にすることでご利用いただけます。
ServiceDesk Plusとの連携手順において、構成 > 「ユーザー構成のテンプレートを公開」を有効化します。