Endpoint Centralのアドオンについて
この記事では、Endpoint Centralに追加できるアドオンについて説明しています。
Endpoint Centralのアドオンについて
日本国内向けのEndpoint Central オンプレミス版のリリースにおいては、2024年1月現在 Enterprise Edition のみをご用意しております(エディション間の差異についてはこちらのナレッジをご覧ください)。
このEndpoint Central Enterprise Edition にアドオンライセンスを追加することで、Endpoint Centralのエンドポイントセキュリティ機能を強化/拡張することが可能です。
- Complete Security アドオン※
- ブラウザー管理アドオン※
- アプリケーション制御アドオン ※
- 脆弱性管理アドオン ※
- デバイス制御アドオン ※
- Bitlocker管理アドオン ※
- OS配布アドオン ※
- エンドポイントデータ損失防止アドオン ※
※: 現在、日本語でのサポートはいたしておりません。
Endpoint Centralアドオンの種類
Endpoint Centralのアドオンには、以下の種類があります。
Complete Securityアドオン
以下の Browser Securityアドオン、Application Controlアドオン、Vulnerability Managerアドオン、Device Controlアドオン、Bitlocker Managerアドオンを全て含んだパッケージです。
ブラウザー管理アドオン(Browser Securityアドオン)
Webブラウザを管理するManageEngine Browser Security PlusがEndpoint Centralのアドオンとして追加されます。
Endpoint Centralのエージェントおよび各対応ブラウザーにインストールされる拡張機能によって、Webブラウザーに制限を設定することが可能になります。
Windows OS/Mac OSコンピューターに対して、Internet Explorer, Microsoft Edge, Mozilla Firefox, Google Chrome, Chromiumベースの一部のWebブラウザーに関する設定を一元管理します。Webフィルターの設定やアクセス履歴の確認なども可能です。詳細はブラウザー管理アドオンに関するナレッジをご覧ください。
アプリケーション制御アドオン(Application Controlアドオン)
Applications Control Plus がEndpoint Centralのアドオンとなり、Windowsコンピューターに対してエージェントからアプリケーションの実行許可/ブロックを詳細に制御できるようになります。
ホワイトリスト方式またはブラックリスト方式でのアプリケーション実行の許可禁止、ユーザーへの一時的な実行許可の付与など、Endpoint Centralの禁止ソフトウェア機能を拡張し、より柔軟な制御が可能になります(禁止ソフトウェア機能はブラックリストのみ)。
Application Control Plusの機能については、アプリケーション制御アドオンまたはこちらのページ(英語)をご覧ください。
脆弱性管理アドオン (Vulnerability Managerアドオン)
Endpoint Centralのパッチ管理機能を拡張し、欠落パッチのみならず脆弱性単位でエンドポイントセキュリティを管理できます。
アドオンがVulnerability Managerアドオンです。既知の脆弱性、脅威、デフォルトの構成に寄る問題や、不十分な構成ミスを検出し、徹底的な脆弱性評価/軽減機能を使用してセキュリティを確保します。詳細は脆弱性管理アドオンに関するナレッジまたはこちらのページ(英語)をご覧ください。
※ 単体製品のManageEngine Vulnerability Manager Plus にはエージェントをインストールするコンピューターの脆弱性管理のほか、ネットワーク機器のファームウェア更新にも対応していますが、Endpoint Centralにアドオンとして追加する場合、ネットワーク機器(=エージェントをインストールできないデバイス)のファームウェア更新には対応しておりません。
アドオンをご利用の場合、ネットワーク機器のファームウェア更新にはManageEngine Network Configuration Managerをご利用ください。
デバイス制御アドオン (Device Controlアドオン)
Endpoint CentralのUSB制御機能を拡張し、一時的なアクセス許可、アクセス制御の詳細な設定などが可能になります。Windows に加えて Mac コンピューターのUSBデバイス制御にも対応いたします。Device Controlアドオンの機能はデバイス制御アドオンに関するナレッジまたはこちら(英語)をご覧ください。
Bitlocker 管理アドオン
Windows OSのドライブ暗号化機能であるBitlockerに関して、リカバリキーの生成やメンテナンスなどの管理をEndpoint Centralから実施できるようになります。詳細はBitLocker管理アドオンに関するナレッジまたはこちらのページ(英語)をご覧ください。
OS配布アドオン
OSマスターイメージを作成し、アプリケーションを追加してコンピューターに配布するクローニングツールです。 Endpoint Central Enterprise Edition で OS配布機能を利用するには、アドオンを追加する必要があります。詳細はOS配布機能の概要ナレッジまたはこちらのページ(英語)をご覧ください。
エンドポイントデータ損失防止アドオン
エンドポイントのデータ保護に役立つ機能をEndpoint Centralから実施できるようになります。詳細はこちらのページ(英語)をご覧ください。
Endpoint Centralアドオンのサポートについて
米国法人によるサポートとなります。詳細はこちらをご覧ください。
Endpoint Centralアドオンの評価版について
Desktop Central評価版、またはアドオンを含まないライセンスを適用した製品を利用している場合、30日間有効なアドオンの評価版を有効化できます。評価期間終了後は無効化するか、購入したライセンスを適用して製品版へ移行することができます。
アドオンの評価版を有効化する手順は以下の通りです。
- 管理タブ > アドオン > Endpoint Security アドオンを開きます。
- [有効化]をクリックすると、Complete Securityアドオンと同様の全機能が30日間ご利用いただけます。
OS配布アドオンの評価版を利用したい場合、Endpoint Central 評価版または製品版をご利用ください。評価用にワークステーション4台、サーバー1台分のライセンスが付属しています。
この記事は、Desktop Central's endpoint security features(英語)を参考にしています。