Endpoint Centralの追加オプションについて
この記事では、Endpoint Centralに追加できる追加オプションについて説明しています。
Endpoint Centralの追加オプションについて
Endpoint Centralオンプレミス版では、Enterprise Edition、UEM Edition、Security Editionの3種類のエディションをご用意しております [*1]。
Security EditionではEnterprise Editionの機能に加えて「ブラウザー制御」「アプリケーション制御」「脆弱性管理」「デバイス制御」「BitLocker管理」「OS配布」「エンドポイントデータ損失防止」の各機能を利用可能ですが、下位のエディションに各機能の個別オプションを追加することでも、これらの機能を利用可能です[*2]。
*2 2025年7月現在、オプション機能部分のサポートには対応いたしかねます。サポート込みでのご購入をご希望の場合は、上位のエディションをご購入ください。価格表に記載されていないオプションにつきましては、営業担当までお問い合わせください。
(例1)Endpoint Central オンプレミス版 Enterprise Edition + 追加オプション → Enterprise Edition部分のみ日本法人サポート(製品全体を米国法人サポートに変更することも可能です。営業担当までご相談ください。)
(例2)Endpoint Central オンプレミス版 Security Edition → 製品全体が米国法人サポート
(例3)Endpoint Central Cloud(クラウド版)Security Edition → 製品全体が日本法人サポート
- Endpoint Security オプション※
- ブラウザー管理オプション※
- アプリケーション制御オプション ※
- 脆弱性管理オプション ※
- デバイス制御オプション ※
- Bitlocker管理オプション ※
- エンドポイントデータ損失防止(DLP)オプション ※
- OS配布オプション ※
- ランサムウェア対策オプション ※
- マルウェア対策オプション ※
※: サポートはいたしておりません。ご注意ください。
Endpoint Centralオプションの種類
Endpoint Centralのオプションには、以下の種類があります。
Endpoint Securityオプション
Browser Securityオプション、Application Controlオプション、Vulnerability Managerオプション、Device Controlオプション、Bitlocker Managerオプション、エンドポイントデータ損失防止(DLP)オプションを含んだパッケージです(OS配布、ランサムウェア対策、マルウェア対策は含まれません)。
ブラウザー管理オプション(Browser Securityオプション)
Webブラウザを管理するツールであるManageEngine Browser Security PlusがEndpoint Centralのオプションとして追加されます。
Endpoint Centralのエージェントおよび各対応ブラウザーにインストールされる拡張機能によって、Webブラウザーに制限を設定することが可能になります。
Windows OS/Mac OSコンピューターに対して、Internet Explorer, Microsoft Edge, Mozilla Firefox, Google Chrome, Chromiumベースの一部のWebブラウザーに関する設定を一元管理します。Webフィルターの設定やアクセス履歴の確認なども可能です。詳細はブラウザー管理オプションに関するナレッジをご覧ください。
アプリケーション制御オプション(Application Controlオプション)
Applications Control Plus がEndpoint Centralのオプションとなり、Windowsコンピューターに対してエージェントからアプリケーションの実行許可/ブロックを詳細に制御できるようになります。
ホワイトリスト方式またはブラックリスト方式でのアプリケーション実行の許可禁止、ユーザーへの一時的な実行許可の付与など、Endpoint Centralの禁止ソフトウェア機能を拡張し、より柔軟な制御が可能になります(禁止ソフトウェア機能はブラックリストのみ)。
Application Control Plusの機能については、アプリケーション制御オプションまたはこちらのページ(英語)をご覧ください。
脆弱性管理オプション (Vulnerability Managerオプション)
Endpoint Centralのパッチ管理機能を拡張し、欠落パッチのみならず脆弱性単位でエンドポイントセキュリティを管理できます。
オプションがVulnerability Managerオプションです。既知の脆弱性、脅威、デフォルトの構成に寄る問題や、不十分な構成ミスを検出し、徹底的な脆弱性評価/軽減機能を使用してセキュリティを確保します。詳細は脆弱性管理オプションに関するナレッジまたはこちらのページ(英語)をご覧ください。
※ 単体製品のManageEngine Vulnerability Manager Plus にはエージェントをインストールするコンピューターの脆弱性管理のほか、ネットワーク機器のファームウェア更新にも対応していますが、Endpoint Centralにオプションとして追加する場合、ネットワーク機器(=エージェントをインストールできないデバイス)のファームウェア更新には対応しておりません。
オプションをご利用の場合、ネットワーク機器のファームウェア更新にはManageEngine Network Configuration Managerをご利用ください。
デバイス制御オプション (Device Controlオプション)
Endpoint CentralのUSB制御機能を拡張し、一時的なアクセス許可、アクセス制御の詳細な設定などが可能になります。Windows に加えて Mac コンピューターのUSBデバイス制御にも対応いたします。Device Controlオプションの機能はデバイス制御オプションに関するナレッジまたはこちら(英語)をご覧ください。
Bitlocker 管理オプション
Windows OSのドライブ暗号化機能であるBitlockerに関して、リカバリキーの生成やメンテナンスなどの管理をEndpoint Centralから実施できるようになります。詳細はBitLocker管理オプションに関するナレッジまたはこちらのページ(英語)をご覧ください。
エンドポイントデータ損失防止オプション
エンドポイントのデータ保護に役立つ機能をEndpoint Centralから実施できるようになります。詳細はこちらのページ(英語)をご覧ください。
OS配布オプション
※このオプションは、Endpoint Securityオプションには含まれません。
※UEM EditionおよびSecurity Editionに含まれます。なお実際にOS配布機能を利用するには、OSを配布するための「再イメージング権」を保持している必要があります。
OSマスターイメージを作成し、アプリケーションを追加してコンピューターに配布するクローニングツールです。 Endpoint Central Enterprise Edition で OS配布機能を利用するには、オプションを追加する必要があります。詳細はOS配布機能の概要ナレッジまたはこちらのページ(英語)をご覧ください。
ランサムウェア対策オプション
※このオプションは、Endpoint Securityオプションには含まれません。
※このオプションは、Endpoint Central Security Editionにも含まれません。ご利用いただく場合、別途オプションの購入が必要です。
Windowsクライアントコンピューターに対して、ランサムウェアによる攻撃を検知し、自動的な隔離やバックアップデータの復旧を実行できます。詳細は「ランサムウェア対策(Anti-Ransomware)機能」をご覧ください。
マルウェア対策オプション
※このオプションは、Endpoint Securityオプションには含まれません。
※このオプションは、Endpoint Central Security Editionにも含まれません。ご利用いただく場合、別途オプションの購入が必要です。
「ランサムウェア対策オプション」の機能に加えて、より広い種類のマルウェアによる攻撃を検知します。詳細は「次世代アンチウイルス(NGAV)機能」をご覧ください。
Endpoint Centralオプションのサポートについて
オプション機能のサポートは対応いたしかねます。ご注意ください。
オンプレミス版のEndpoint Centralについて、各オプション機能のサポート込みでのご購入をご希望の場合は、UEM EditionまたはSecurity Editionをご検討ください(製品全体のサポートが米国法人によるサポートとなります)。
Endpoint Centralオプションの評価版について
Endpoint Central評価版、またはオプションを含まないライセンスを適用した製品を利用している場合、30日間有効なオプションの評価版を有効化できます。
評価期間終了後は無効化するか、購入したライセンスを適用して製品版へ移行することができます。オプションの評価版を有効化する手順は以下の通りです。
- 「管理」タブ →「オプション」> Endpoint Security オプションを開きます。
- [有効化]をクリックすると、Endpoint Securityオプションと同様の全機能が30日間ご利用いただけます。
OS配布オプションの評価版を利用したい場合、Endpoint Central 評価版または製品版をご利用ください。評価用にワークステーション4台、サーバー1台分のライセンスが付属しています。
この記事は、Desktop Central's endpoint security features(英語)を参考にしています。