Endpoint Central オンプレミス版 ナレッジベース

Endpoint CentralのEditionと無料版について


この記事では、Endpoint Central (Desktop Central) の各Editionおよび無料版について説明しています。
なお、クラウド版のEditionについてはクラウド版ナレッジベースのこちらの記事をご確認ください。

Endpoint Central の各Editionと無料版について

Endpoint Central(Desktop Central)評価版にライセンスを適用することで、製品版に移行します。
製品版には下記のようにいくつかのEditionがあります。

  • Enterprise Edition
    2025年7月現在、オンプレミス版のEndpoint Centralは、Enterprise Editionのみ日本法人にてサポートいたしております。
     
  • UEM Edition
    Enterprise Editionの機能に加えて、Windows/Macデバイスの位置情報の取得やリモートワイプなどのモダンマネジメント機能や、OS配布機能が利用可能です。*2025年7月現在、日本法人によるサポートには対応しておりません。
     
  • Security Edition
    UEM Editionの機能に加えて、セキュリティアドオンの機能をすべて盛り込んだエディションです。
    *2025年7月現在、日本法人によるサポートには対応しておりません。
     
  • Professional Edition
    一部のパッチ管理やソフトウェア配布、リモート制御機能がご利用いただけません。*日本法人によるサポートには対応しておりません。
日本国内でリリースしている Endpoint Central オンプレミス版のEditionは、2025年7月時点ではEnterprise Editionのみです。
Security Edition、UEM Editionをはじめその他のEdition(Edition比較表、英語)を利用する場合、グローバル本社による英語でのサポートとなります(ライセンスのみ日本法人から日本円での購入が可能です)。詳細については営業担当へお問い合わせください。

 


有償オプション(各エディションに含まれない機能)

以下のオプションは、上記の各エディションとは別料金(追加オプション)でご利用いただくことが可能です。

  • ランサムウェア対策オプション(2025年4月現在、日本法人によるサポートには対応しておりません。)
  • マルウェア対策オプション(2025年4月現在、日本法人によるサポートには対応しておりません。)

 


評価版

Endpoint Centralオンプレミス版をダウンロードすると、インストールから30日間は評価版がご利用いただけます。
評価版はEndpoint Centralのすべての機能(Security Editionの機能に、有償アドオンの機能を加えたもの)を30日間ご利用可能です。評価期間終了後は無料版に移行します。

 


無料版

Endpoint Centralはライセンスご購入後に使用できる製品版、すべての機能が使用可能な評価版に加えて、一部機能のみが利用可能な無料版があります。
無料版は評価版の試用期間が終了した後やライセンス期限切れの後、表示される案内にしたがって選択することで製品版から移行します。

無料版の制限

無料版で管理できる台数
コンピューター+モバイルデバイス台数の上限: 25台

機能詳細はこちらのページの Free Edition をご覧ください(英語)。
また、サポートサービスにつきましても、以下の制約があります。

注意事項

  • 配信サーバー等の一部機能や、技術サポートサービスはご利用いただけません。(英語サイトのサポートフォーラムのみご利用いただけます。)
  • セキュリティ上の修正を含め、弊社から製品アップグレードの提供はいたしません。
  • アップグレードを適用できない場合があります(参考: AMS License has expired!
  • セキュアゲートウェイサーバーや管理者ユーザーの追加といった有料オプションの追加はできません。
  • 詳細はManageEngine共通の サポートページをご覧ください。

保守サポート契約に関するご質問については、こちらの契約/更新に関するFAQをご覧ください。

無料版への移行

無料版は評価版の試用期間が終了した後やライセンス期限切れの後、表示される案内にしたがって選択することで移行します。
上限を超える台数を登録済みの場合、無料版に移行する際に管理を継続するPC/デバイスを選択します。

 


ServiceDesk Plusと連携した無料版

ServiceDesk Plus 11.3 以降(IT資産管理機能をもつ Professional Edition および Enterprise Edition)では、エージェントスキャンにおいて Endpoint Central エージェントを使用します。ServiceDesk Plusは、Endpoint Centralの評価版、製品版、無料版のいずれとも連携が可能です。

Endpoint Centralのライセンスをお持ちでない場合

Endpoint Centralのライセンスをお持ちでない場合、Endpoint Centralの無料版をServiceDesk Plusと連携させることになります。このとき、ServiceDesk Plusにおいて十分なノード(nodes)ライセンスがあれば、Endpoint Centralのライセンスがなくても、資産管理に必要なEndpoint Centralの機能をご利用いただけます

また、Endpoint Central無料版を利用する場合の機能に加えて、以下のようにEndpoint Central製品版の機能の一部を使用できる場合があります。

  • ServiceDesk Plus 11.2以前から継続してご利用の場合:ServiceDesk Plus資産管理機能、インベントリ > 保証情報の取得機能、リモート制御機能
  • ServiceDesk Plus 11.3以降を新規にご利用の場合:ServiceDesk Plus資産管理機能、インベントリ > 保証情報の取得機能

ただし、ServiceDesk Plusと連携させてEndpoint Central独自の機能を利用できる場合でも、Endpoint Centralコンソール画面に表示されるのは通常の無料版と同様、25台分の情報のみです。ServiceDesk Plus画面上には登録したすべての資産の情報が表示されるため、資産スキャンの実行や結果の確認はEndpoint Centralコンソール画面ではなく、ServiceDesk Plusコンソール画面からご利用ください。
詳細につきましては、ServiceDesk Plusのこちらのナレッジをご覧ください。また、エージェントのインストールにつきましても、ServiceDesk Plusのドキュメントをご覧ください。

  • (例1)ServiceDesk Plus 11.1 を導入し、それ以降アップグレードして使用している。500ノードが含まれるServiceDesk Plusのライセンスを契約している。Endpoint Centralのライセンスは契約していない。
    →500台分の資産管理に必要な機能をEndpoint Centralで利用可能です。Endpoint Centralコンソール上に表示されるのは25台のみですが、ServiceDesk Plusコンソール画面から500ノードまでの資産に対してエージェントスキャン実行や結果の確認、リモート制御機能の利用が可能です。
    ※ 技術サポートへのお問い合わせは、ServiceDesk Plusのサポート窓口にお問い合わせください。ServiceDesk Plusの資産管理に関するEndpoint Centralの機能についてもサポート範囲ですが、Endpoint Central無料版の機能についてはサポート対象外です。
  • (例2)ServiceDesk Plus 11.3 を導入し、それ以降アップグレードして使用している。追加オプションを合わせて1250ノードが含まれるServiceDesk Plusのライセンスを契約している。Endpoint Centralのライセンスは契約していない。
    →1250台分の資産管理に必要な機能をEndpoint Centralで利用可能です。Endpoint Centralコンソール上に表示されるのは25台のみですが、ServiceDesk Plusコンソール画面から1250ノードまでの資産に対してエージェントスキャン実行や結果の確認が可能です。
    ※ 技術サポートへのお問い合わせは、ServiceDesk Plusのサポート窓口にお問い合わせください。ServiceDesk Plusの資産管理に関するEndpoint Centralの機能についてもサポート範囲ですが、Endpoint Central無料版の機能についてはサポート対象外です。
  • (例3)ServiceDesk Plus 11.3 を導入し、それ以降アップグレードして使用している。1000ノードが含まれるServiceDesk Plusのライセンスを契約している。Endpoint Central Enterprise Editionで1000コンピューター分のライセンスも契約している。
    →1000台分の資産管理に必要な機能をEndpoint Centralで利用可能です。Endpoint Centralコンソール上に表示されるのはコンピューター1000台までで、Endpoint Centralコンソール画面上から各種操作を実行可能です。またServiceDesk Plusコンソール画面から1000ノードまでの資産に対してエージェントスキャン実行や結果の確認も可能です。
    ※ 技術サポートへのお問い合わせは、Endpoint CentralとServiceDesk Plusのサポート窓口の両方をご利用いただけます。問題の内容に応じて使い分けていただき、切り分けが難しい場合はどちらかのサポート窓口にご相談ください。