Endpoint CentralのEditionと無料版について
作成日:2020年1月12日 | 更新日:2025年4月21日
この記事では、Endpoint Central (Desktop Central) の各Editionおよび無料版について説明しています。
なお、クラウド版のEditionについてはクラウド版ナレッジベースのこちらの記事をご確認ください。
Endpoint Central の各Editionと無料版について
- 製品版(Security / UEM / Enterprise / Professional Edition)
- 有償アドオン
- 評価版
- 無料版(Free Edition)
- ServiceDesk Plusと連携した無料版
製品版
Endpoint Central(Desktop Central)評価版にライセンスを適用することで、製品版に移行します。
製品版には下記のようにいくつかのEditionがあります。
- Enterprise Edition
2025年4月現在、オンプレミス版のEndpoint Centralを弊社日本法人よりご購入いただいた方には、特段のお申し出がない限り、Enterprise Editionのライセンスをご提供いたしております。
- UEM Edition
Enterprise Editionの機能に加えて、Windows/Macデバイスの位置情報の取得やリモートワイプなどのモダンマネジメント機能や、OS配布機能が利用可能です。2025年4月現在、日本法人によるサポートには対応しておりません。
- Security Edition
UEM Editionの機能に加えて、セキュリティアドオンの機能をすべて盛り込んだエディションです。2025年4月現在、日本法人によるサポートには対応しておりません。
- Professional Edition
一部のパッチ管理やソフトウェア配布、リモート制御機能がご利用いただけません。日本法人によるサポートには対応しておりません。
Security Edition、UEM Editionをはじめその他のEdition(Edition比較表、英語)を利用する場合、グローバル本社による英語でのサポートとなります(ライセンスのみ日本法人から日本円での購入が可能です)。詳細については営業担当へお問い合わせください。
有償アドオン(各エディションに含まれない機能)
以下のアドオンは、上記の各エディションとは別料金(追加オプション)でご利用いただくことが可能です。
- ランサムウェア対策アドオン(2025年4月現在、日本法人によるサポートには対応しておりません。)
評価版
Endpoint Centralオンプレミス版をダウンロードすると、インストールから30日間は評価版がご利用いただけます。
評価版はEndpoint Centralのすべての機能(Security Editionの機能に、有償アドオンの機能を加えたもの)を30日間ご利用可能です。評価期間終了後は無料版に移行します。
無料版
Endpoint Centralはライセンスご購入後に使用できる製品版、すべての機能が使用可能な評価版に加えて、一部機能のみが利用可能な無料版があります。
無料版は評価版の試用期間が終了した後やライセンス期限切れの後、表示される案内にしたがって選択することで製品版から移行します。
無料版の制限
無料版で管理できる台数
コンピューター+モバイルデバイス台数の上限: 25台
機能詳細はこちらのページの Free Edition をご覧ください(英語)。
また、サポートサービスにつきましても、以下の制約があります。
- 配信サーバー等の一部機能や、技術サポートサービスはご利用いただけません。(英語サイトのサポートフォーラムのみご利用いただけます。)
- セキュリティ上の修正を含め、弊社から製品アップグレードの提供はいたしません。
- アップグレードを適用できない場合があります(参考: AMS License has expired!)
- セキュアゲートウェイサーバーや管理者ユーザーの追加といった有料オプションの追加はできません。
- 詳細はManageEngine共通の サポートページをご覧ください。
保守サポート契約に関するご質問については、こちらの契約/更新に関するFAQをご覧ください。
無料版への移行
無料版は評価版の試用期間が終了した後やライセンス期限切れの後、表示される案内にしたがって選択することで移行します。
上限を超える台数を登録済みの場合、無料版に移行する際に管理を継続するPC/デバイスを選択します。
ServiceDesk Plusとの連携
ServiceDesk Plus 11.3 以降(IT資産管理機能をもつ Professional Edition および Enterprise Edition)では、エージェントスキャンにおいて Endpoint Central(Desktop Central)エージェントを使用します。ServiceDesk Plusは、Endpoint Centralの評価版、製品版、無料版のいずれとも連携が可能です。
- ServiceDesk Plus 11.2以前から継続してご利用の場合: インベントリ機能、リモート制御機能、インベントリ > 保証情報の取得機能
- ServiceDesk Plus 11.3以降をご利用の場合: インベントリ機能
なお、Endpoint Centralコンソール画面において、コンソール画面に表示されるのは通常の無料版と同様、25台分の情報のみです。インベントリスキャンの結果はServiceDesk Plusコンソール画面よりご確認ください。エージェントのインストールにつきましても、ServiceDesk Plusのドキュメントをご覧ください。
また、Endpoint Central のその他の機能(パッチ管理、ソフトウェア配布、エージェントの管理など)が使用できるのも通常の無料版と同様、25 台までです。詳細につきましては、ServiceDesk Plusのこちらのナレッジをご覧ください。