Endpoint Central オンプレミス版 ナレッジベース

Endpoint CentralのEditionと無料版について


この記事では、Endpoint Central (Desktop Central) の各Editionおよび無料版について説明しています。
なお、クラウド版のEditionについてはクラウド版ナレッジベースのこちらの記事をご確認ください。

Endpoint Central の各Editionと無料版について

製品版 (Enterprise Edition)

Endpoint Central(Desktop Central)評価版にライセンスを適用することで、製品版に移行します。
製品版にはいくつかのEditionがあります。

  • Enterprise Edition
    Enterprise Editionでは、画面に表示される機能のうち、すべての機能がご利用いただけます。
    ※ OS配布機能については、別途アドオンライセンスのご購入が必要です。また、2024年1月現在、OS配布機能についてのみ米国法人によるサポート(英語)となります。
     
  • UEM Edition
    Enterprise Editionの機能に加えて、Windows/Macデバイスの位置情報の取得やリモートワイプなどのモダンマネジメント機能が利用可能です。2024年1月現在、日本法人によるサポートには対応しておりません。
     
  • Security Edition
    UEM Editionの機能に加えて、アドオンの機能をすべて盛り込んだエディションです。2024年1月現在、日本法人によるサポートには対応しておりません。
     
  • Professional Edition
    一部のパッチ管理やソフトウェア配布、リモート制御機能がご利用いただけません。日本法人によるサポートには対応しておりません。
日本国内でリリースしている Endpoint Central オンプレミス版のEditionは、2024年1月時点ではEnterprise Editionのみです。
Security Edition、UEM Editionをはじめその他のEdition(Edition比較表、英語)を利用する場合、米国法人によるサポートとなります(ライセンスのみ日本法人から日本円での購入が可能です)。詳細については営業担当へお問い合わせください。

 


評価版

Endpoint Centralオンプレミス版をダウンロードすると、インストールから30日間は評価版がご利用いただけます。
評価版はSecurity Editionの機能を30日間すべてご利用可能です。評価期間終了後は無料版に移行します。

 


無料版

Endpoint Centralはライセンスご購入後に使用できる製品版、すべての機能が使用可能な評価版に加えて、一部機能のみが利用可能な無料版があります。
無料版は評価版の試用期間が終了した後やライセンス期限切れの後、表示される案内にしたがって選択することで製品版から移行します。

無料版の制限

無料版で管理できる台数
コンピューター+モバイルデバイス台数の上限: 25台

機能詳細はこちらのページの Free Edition をご覧ください(英語)。
また、サポートサービスにつきましても、以下の制約があります。

注意事項

  • 配信サーバー等の一部機能や、技術サポートサービスはご利用いただけません。(米国サイトのサポートフォーラムのみご利用いただけます。)
  • セキュリティ上の修正を含め、弊社から製品アップグレードの提供はいたしません。
  • アップグレードを適用できない場合があります(参考: AMS License has expired!)
  • セキュアゲートウェイサーバーや管理者ユーザーの追加といった有料オプションの追加はできません。
  • 詳細はManageEngine共通の サポートページをご覧ください。

保守サポート契約に関するご質問については、こちらの契約/更新に関するFAQをご覧ください。

無料版への移行

無料版は評価版の試用期間が終了した後やライセンス期限切れの後、表示される案内にしたがって選択することで移行します。
上限を超える台数を登録済みの場合、無料版に移行する際に管理を継続するPC/デバイスを選択します。

 


ServiceDesk Plusとの連携

ServiceDesk Plus 11.3 以降(IT資産管理機能をもつ Professional Edition および Enterprise Edition)では、エージェントスキャンにおいて Endpoint Central(Desktop Central)エージェントを使用します。ServiceDesk Plusは、Endpoint Centralの評価版、製品版、無料版のいずれとも連携が可能です。

Endpoint Centralのライセンスをお持ちでない場合、ServiceDesk Plus とEndpoint Centralの無料版を連携することになります。この場合、ServiceDesk Plusにおいて十分なノードライセンスがあれば、Endpoint Centralの無料版で利用できる機能に加え、Endpoint Centralの一部の機能を使用できます

  • ServiceDesk Plus 11.2以前から継続してご利用の場合: インベントリ機能、リモート制御機能、インベントリ > 保証情報の取得機能
  • ServiceDesk Plus 11.3以降をご利用の場合: インベントリ機能

なお、Endpoint Centralコンソール画面において、コンソール画面に表示されるのは無料版と同様に25台分の情報のみです。インベントリスキャンの結果はServiceDesk Plusコンソール画面よりご確認ください。エージェントのインストールにつきましても、ServiceDesk Plusのドキュメントをご覧ください。
また、Endpoint Central のその他の機能(パッチ管理、ソフトウェア配布、エージェントの管理など)が使用できるのは無料版と同様に 25 台までです。詳細につきましては、ServiceDesk Plusのこちらのナレッジをご覧ください。