配布後の再起動/シャットダウン
確認ビルド: Endpoint Central 11.2.2300.30
パッチの中には、修正を適用するためにインストール後再起動が必要なパッチがあります。一例としてWindows Feature Updateが挙げられます。Endpoint Centralでは配布ポリシーから、パッチ配布後に実行する再起動/シャットダウンを設定することができます。
この機能からパッチ配布後にEndpoint Centralのプロセスがトリガーする再起動/シャットダウンの実行を設定します。設定しない場合はEndpoint Centralのプロセスは再起動/シャットダウンをトリガーしません。
配布後の再起動/シャットダウン
配布後の再起動
配布後の再起動は「配布ポリシー」→「配布後のアクション」→「再起動」から設定します。
「再起動メソッド」で選択する「再起動の強制」または「ユーザーによる再起動の延期」によって、ユーザーが実行できる操作が異なります。
- 再起動の強制
- ユーザーによる再起動の延期
パッチの配布後に、設定した再起動が強制的に実行されます。
パッチの配布後に、設定した再起動が試行されますが、ユーザーは再起動の延期を選択することができます。
設定項目の詳細は以下の通りです。
「再起動の強制」を選択した場合
- 配布ウィンドウ内で配布完了後即時再起動する / 再起動時刻を指定する
- 配布ウィンドウ内で配布完了後即時再起動する: 配布ウィンドウで指定した時間帯において、再起動が開始されます。
- 再起動時刻を指定する: 再起動は配布直後に実行されません。配布ウィンドウとは別の「再起動ウィンドウ」において指定された曜日/時間帯に再起動が開始されます。なお、この機能はWindows/Linuxにのみ対応しています。
- 再起動ウィンドウ: 曜日と時間帯を指定します。複数の日程を指定可能で、それぞれ30分間以上の時間帯を設定する必要があります。
- PC上で再起動ウィンドウを無視した場合: 有効化すると、次回PCがアクティブ状態になった際に再起動が実行されます。
- 再起動メッセージの件名/再起動前の通知メッセージ/通知タイムアウト
再起動が実行される前に表示されるポップアップメッセージの件名と本文、ポップアップメッセージがタイムアウトされる時間を指定します。ポップアップメッセージの表示中にユーザーが応答しなかった場合、再起動が開始されます。 - 再起動を除外: 有効化した条件に当てはまる端末の再起動を実行しません
- 再起動が不要な場合、再起動しない: 再起動が不要なパッチのみが配布された場合に、再起動を実行しません。
- サーバーOSは再起動しない: Windows Serverに対しては、再起動を実行しません。
「ユーザーによる再起動の延期」を選択した場合
- 再起動メッセージの件名/再起動前の通知メッセージ: 再起動が実行される前に表示されるポップアップの件名と本文を指定します。
- 次で指定した日時以降に再起動プロンプトを表示する: この項目を有効にすると、再起動メッセージを表示する曜日/時刻を指定できます。
- 上記ウィンドウから次のタイムアウト時間が経過した場合自動再起動する: この項目を有効にすると、再起動メッセージが指定した時間内に操作されずタイムアウトした場合に、自動的に再起動を実行します。合わせて、タイムアウト時間を指定します。
- 延期の頻度: チェックを入れた時間の中から、エンドユーザーは再起動を延期する時間を選択できます。ユーザー定義にチェックを入れると、エンドユーザーの任意の時間の延期が可能になります。
「延期の頻度」はWindows/Linuxにのみ有効です。Windows/Linuxに対してはチェックを入れたもののみが延期時間の選択肢として表示されますが、Macに対しては15分/1時間/2時間/4時間が選択肢として表示され、変更できません。
- ~後に強制的に再起動: 有効化して時間(時間)を入力すると、再起動通知を表示します。この通知後に強制的に再起動が実行されます。
- 次のタイムアウト後の再起動: 有効化して時間(分)を入力すると、再起動のポップアップメッセージは指定時間後にタイムアウトとなり、直後に再起動されます。
- 再起動が不要な場合、再起動しない: 再起動が不要なパッチのみが配布された場合に、再起動を実行しません。
- サーバーOSは再起動しない: Windows Serverに対しては、再起動を実行しません。
配布後のシャットダウン
配布後のシャットダウンは「配布ポリシー」→「配布後のアクション」→「シャットダウン」から設定します。
「再起動メソッド」で選択する「シャットダウンの強制」または「ユーザーによるシャットダウンの延期」によって、ユーザーが実行できる操作が異なります。
- シャットダウンの強制
- ユーザーによるシャットダウンの延期
パッチの配布後に、設定したシャットダウンが強制的に実行されます。
パッチの配布後に、設定したシャットダウンが試行されますが、ユーザーはシャットダウンの延期を選択することができます。
設定項目の詳細は以下の通りです。
「シャットダウンの強制」を選択した場合
- 配布ウィンドウ内で配布完了後即時シャットダウンする / シャットダウン時刻を指定する
- 配布ウィンドウ内で配布完了後即時シャットダウンする: 配布ウィンドウで指定した時間帯において、シャットダウンが開始されます。
- シャットダウン時刻を指定する: シャットダウンは配布直後に実行されません。配布ウィンドウとは別の「シャットダウンウィンドウ」において指定された曜日/時間帯にシャットダウンが開始されます。なお、この機能はWindows/Linuxにのみ対応しています。
- シャットダウンウィンドウ: 曜日と時間帯を指定します。複数の日程を指定可能で、それぞれ30分間以上の時間帯を設定する必要があります。
- PC上でシャットダウンウィンドウを無視した場合: 有効化すると、次回PCがアクティブ状態になった際にシャットダウンが実行されます。
- シャットダウンメッセージの件名/シャットダウン前の通知メッセージ/通知タイムアウト
シャットダウンが実行される前に表示されるポップアップメッセージの件名と本文、ポップアップメッセージがタイムアウトされる時間を指定します。ポップアップメッセージの表示中にユーザーが応答しなかった場合、シャットダウンが開始されます。 - シャットダウンを除外: 有効化した条件に当てはまる端末のシャットダウンを実行しません。
- シャットダウンが不要な場合、シャットダウンしない: シャットダウンが不要なパッチのみが配布された場合に、シャットダウンを実行しません。
- サーバーOSはシャットダウンしない: Windows Serverに対しては、シャットダウンを実行しません。
- 再起動後シャットダウンする: 再起動を実行した後、シャットダウンします。
「ユーザーによるシャットダウンの延期」を選択した場合
- シャットダウンメッセージの件名/シャットダウン前の通知メッセージ: シャットダウンが実行される前に表示されるポップアップの件名と本文を指定します。
- 次で指定した日時以降にシャットダウンプロンプトを表示する: この項目を有効にすると、シャットダウンメッセージを表示する曜日/時刻を指定できます。
- 上記ウィンドウから次のタイムアウト時間が経過した場合自動シャットダウンする: この項目を有効にすると、シャットダウンメッセージが指定した時間内に操作されずタイムアウトした場合に、自動的にシャットダウンを実行します。合わせて、タイムアウト時間を指定します。
- 延期の頻度: チェックを入れた時間の中から、エンドユーザーはシャットダウンを延期する時間を選択できます。ユーザー定義にチェックを入れると、エンドユーザーの任意の時間の延期が可能になります。
「延期の頻度」はWindows/Linuxにのみ有効です。Windows/Linuxに対してはチェックを入れたもののみが延期時間の選択肢として表示されますが、Macに対しては15分/1時間/2時間/4時間が選択肢として表示され、変更できません。
- ~後に強制的にシャットダウン: 有効化して時間(時間)を入力すると、指定時間後シャットダウン通知を表示します。この通知後に強制的にシャットダウンが実行されます。
- 次のタイムアウト後のシャットダウン: 有効化して時間(分)を入力すると、シャットダウンのポップアップメッセージは指定時間後にタイムアウトとなり、直後にシャットダウンされます。
- シャットダウンが不要な場合、シャットダウンしない: シャットダウンが不要なパッチのみが配布された場合に、シャットダウンを実行しません。
- サーバーOSはシャットダウンしない: Windows Serverに対しては、シャットダウンを実行しません。
- 再起動後シャットダウンする: 再起動を実行した後、シャットダウンします。