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Windowsエージェントの手動インストール


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この記事では、Endpoint Centralオンプレミス版 で利用可能なエージェントの手動インストールの手順について解説しています。
また、サイレントインストールについても解説しています。

バッチファイルを直接実行する手動インストール

Windowsエージェントをダウンロードし、管理したいPCで直接インストールする方法です。手順は以下の通りです。


Endpoint Central および Desktop Central 10.1.2119.10以降
1. 事前準備
  1. 管理対象に追加するコンピューターにおいて、管理者権限での実行が可能であることをあらかじめ確認します(エージェントは管理者としてインストールする必要があります)。
  2. Endpoint Centralコンソール画面にAdministrator権限のあるユーザーでログインします。
  3. 「エージェント」タブ →「エージェント設定」→「一般設定」 を開き、エージェントインストール後に実行するアクションを確認します(特に制限がなければデフォルトのままで問題ありません)。詳細はこちらをご覧ください。
2. エージェントのダウンロードとインストール
  1. 「エージェントタブ」→「PC」 を開きます。
  2. 右上の 「エージェントのダウンロード」 をクリックし、エージェントインストーラーをダウンロードします。

    • リモートオフィスを設定しない場合は、「Local Office」を選択し、ダウンロードします。
    • リモートオフィスを設定した場合は、対応するリモートオフィスのエージェントインストーラーをダウンロードします。
    • 「エージェント」タブ →「リモートオフィス」→「エージェントのダウンロード」列 の対応するリモートオフィスのPCアイコン →「Windows」をクリックしてエージェントインストーラーをダウンロードすることもできます。
    • exe形式ではなくmst, msiファイルおよびバッチファイルが必要な場合は、 「エージェント」タブ →「エージェントインストール(ビルドによってはAgent Installation)」→「その他の方法(ビルドによってはOther Method)」→「コマンドライン」 からダウンロードします。

     

  3. Endpoint Centralサーバーにホスト名/FQDN/IPアドレスのいずれかを使用して到達可能である環境に、エージェントをインストールするPCを用意します。
  4. リモートオフィス名_Agent.exe (ローカルオフィスの場合は LocalOffice_Agent.exe) を管理者として実行します。
    サイレントインストール(1)
    管理者としてコマンドプロンプトを実行し、エージェントインストーラーのあるフォルダーに移動して次のコマンドを実行すると、サイレントインストールが可能です。
    ※ 実行後、インストーラーのウィンドウが一時的に表示され、その後すぐ表示されなくなります。
    (例)userのダウンロードフォルダーにある LocalOffice_Agent.exeを実行する場合

    cd C:\Users\user\Download
    LocalOffice_Agent.exe /silent

    なお、ウィンドウを完全に表示させずにエージェントをインストールする場合は、こちらをご覧ください。

     

  5. UACの確認画面(このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?)で「はい」をクリックします。
  6. 表示されている4桁のパスコードを入力します。
  7. セットアップを開始します。表示に従い [ Next> ] をクリックします。
  8. エージェントインストールの確認です。実行する場合は [ Next> ] をクリックします。
  9. しばらく待ちます。セキュリティソフト等の通知が表示される場合は、内容を確認して許可します。
  10. インストールが完了したら [ Close ] をクリックします。
  11. エージェントインストール後に、エージェントフォルダーをアンチウイルスソフトソフトのスキャン対象から除外します。
  12. コンソール画面 →「エージェント」タブ →「PC」に、エージェントをインストールしたコンピューターが表示されることを確認します。

 
以上でエージェントのインストールが完了します。
エージェントインストール完了後、「エージェント設定 → エージェントのインストール後に実行するアクション」にて指定した動作(スキャンなど)が自動的に実行されます。初回パッチスキャン/初回インベントリスキャンが完了するまで パッチタブ/インベントリタブ以下にはコンピューターの情報は表示されません。
通知領域に表示されるエージェントトレイアイコンは、エージェント設定において表示を有効化している場合、サーバーと通信可能な状態になると表示されます。インストール直後は数分程度表示されない場合があります(しばらくお待ちください)。

サイレントインストール(2)
以下のコマンドを実行することで、サイレントインストールが可能です。
他の資産管理ツールやPsExecコマンドを使用することで、リモートからのサイレントインストールが可能になります。

  1. 「エージェント」タブ →「エージェントインストール」→「その他の方法」→「コマンドライン」→[エージェントをダウンロードする]をクリックし、該当するローカルオフィスまたはリモートオフィスを選択して、ファイルをダウンロードします。
  2. ダウンロードしたzipファイルを解凍します。
  3. 以下のファイルが揃っていることを確認します(Endpoint Central 11.2.2300.30時点のファイル名です。ビルドによってはファイル名が異なる場合があります)。
    • DCAgentServerInfo.json
    • DMRootCA.crt
    • DMRootCA-Server.crt(※Endpoint CentralサーバーにSSL証明書をインポートしている場合、このファイルは不要です)
    • setup.bat
    • UEMSAgent.msi
    • UEMSAgent.mst
  4. コマンドプロンプトを管理者として実行し、解凍したフォルダーにcdコマンドで移動して、以下のコマンドを実行します。

    msiexec /i "UEMSAgent.msi" /qn TRANSFORMS="UEMSAgent.mst" ENABLESILENT=yes REBOOT=ReallySuppress INSTALLSOURCE=Manual SERVER_ROOT_CRT="%cd%\DMRootCA-Server.crt" DS_ROOT_CRT="%cd%\DMRootCA.crt" /lv "Agentinstalllog.txt

  5. エージェントがサイレントインストールされます。
  6. エージェントのインストールフォルダーをアンチウイルスソフトの例外として登録します

 


Desktop Central 10.0.644以前
1. 事前準備
  1. 管理対象に追加するコンピューターの管理者権限が利用可能であることを確認します。
  2. コンソール画面にAdministratorの役割をもつユーザーとしてログインします。
  3. 「エージェント」タブ →「エージェント設定」→「一般設定」 を開き、エージェントインストール後に実行するアクションを設定します。詳細はこちらをご覧ください。
2. エージェントのダウンロードとインストール
  1. 「管理」タブ →「SoM設定」→「管理対象」→「PC」 を開き、右上の 「エージェントのダウンロード」 からエージェントをダウンロードします。
    • リモートオフィスを設定しない場合は、「ローカルエージェント(LAN)」→「Windowsのローカルエージェント」をダウンロードします。
    • 配信サーバーを設置した場合や、遠隔拠点のPCにリモートオフィスを設定する場合は、リモートオフィスを設定後、対応するエージェントをダウンロードします。


     

  2. エージェントをインストールするPCにおいて、setup.batを実行します。
     
  3. エージェントインストール後に、エージェントフォルダーをアンチウイルスソフトソフトのスキャン対象から除外します。

 
以上でエージェントのインストールが完了します。「エージェント」タブ →「管理対象」→「PC」を開き、管理対象に追加されていることを確認します。