ビルド12.6.288以降:HTTPS有効化の動作について
作成日:2023年6月26日 | 更新日:2024年1月24日
対象
ビルド12.6.288以降
リリースビルドの情報は、こちらのページをご参照ください。
概要
上記リリースビルド以降、製品UIへの接続に「HTTPS」を使用するよう推奨、または一部の環境で強制化される仕様が実装されました。
本ナレッジでは、ユーザー様のご利用状況ごとの製品動作についてご案内します。
本仕様によりHTTPSを有効化すると、「自己署名証明書」を使用して、HTTPS接続を行います。
その後、ご利用環境に応じて、HTTPSの無効化や証明書の再適用を実施いただけます。
- HTTPSの無効化、証明書の適用については、こちらのページをご参照ください。
- HTTPSを有効化すると、製品内で作成しているその他のユーザーアカウントにも、同様に反映されます。
製品の動作について
以下のご利用状況ごとに、本仕様の動作を記載します。
ビルド「12.6.288」以降を新規にインストールする場合、インストールステップで、HTTP用ポート番号(デフォルト8060)、HTTPS用ポート番号(デフォルト8061)をそれぞれ設定します。
インストール手順については、こちらのページをご参照ください。
評価版ユーザーの場合
インストール後、HTTPを使用して製品にログインすると、推奨メッセージがポップアップで表示されます。
HTTPSで接続することも可能です。その場合には、以下のポップアップは表示されません。
- ポップアップの×ボタンをクリックして、表示を閉じることができます。
- 本ポップアップは、ログインするたびに推奨事項として表示されます。
- ポップアップ上の[HTTPSを使用する]をクリックすると、自動的にHTTPS接続に切り替わります。
評価版ユーザーの場合、「HTTPS」は強制化されず、HTTP/HTTPSいずれかを使用してUIに接続できます。
保守ユーザー(本ビルド以降を新規インストールしてご利用の場合)
新規インストール環境で、弊社よりご案内のライセンスファイルを適用すると、HTTPSの設定を強制化するポップアップが表示されます。
- ポップアップをスキップすることはできません。
[アプリケーションの再起動]をクリックすると、自動で製品が再起動します。再起動後、HTTPSでアクセスしてください。 - HTTPSを無効化すると、その後、2週間ごとに推奨画面が表示されます(スキップ可)。
推奨画面は、デフォルトの「admin」ユーザーアカウントのみに表示されます。
※ビルド12.7.124以降、推奨画面に[今後表示しない]オプションを実装しました。
保守ユーザー(本ビルド未満の環境からアップグレードしてご利用の場合)
HTTPSを有効化している状態でアップグレードを実施した場合
- HTTPS有効化に関する推奨画面は表示されません。
- アップグレード後にHTTPSを無効化すると、その後、2週間ごとに推奨画面が表示されます(スキップ可)。
推奨画面は、デフォルトの「admin」ユーザーアカウントのみに表示されます。
※ビルド12.7.124以降、推奨画面に[今後表示しない]オプションを実装しました。
HTTPSの有効化/無効化手順は、こちらのページをご参照ください。
HTTPSを有効化していない状態でアップグレードを実施した場合
製品を起動しログインすると、推奨画面が表示されます。
- 3点リーダーより、設定をスキップできます。
- スキップすると、その後、2週間ごとに推奨画面が表示されます。
推奨画面は、デフォルトの「admin」ユーザーアカウントのみに表示されます。
※ビルド12.7.124以降、推奨画面に[今後表示しない]オプションを実装しました。 - [SSLの有効化]をクリックすると、自動で製品が再起動します。再起動後、HTTPSでアクセスしてください。
※Web用ポート番号は、再起動前と同一のポート番号です。