OpManager ナレッジベース

LDAP署名及びLDAPチャネルディバイディングが既定で有効化されるWindows Updateを適用した場合の製品への影響


ビルド12.5.150(2020年10月09日リリース)にて、OpManagerはLDAPS通信に対応しました。
こちらを参考に、製品のアップグレードをお願いいたします。

概要

Windows OSにおいて、Active Directory環境のLDAP署名及びLDAPチャネルディバイディングが既定での有効化が
2020年後半に予定されております。
※2020年3月実施予定から延期

当該Windows Updateを適用した場合の、OpManagerへの影響の有無についてご説明いたします。

詳細

LDAP チャネルディバイディング及びLDAP署名について

以下Microsoft社のサイトをご確認ください。
※外部サイト

OpManagerへの影響

当該のWindows Updateを適用し、LDAP署名及びLDAPチャネルディバイディングが既定での有効化に伴って
LDAPS (LDAP over SSL/TLS)を利用する場合、AD認証機能が利用できなくなる可能性がございます。
※OpManagerがLDAPSに対応していないため

詳しくは、以下ご参照ください。

AD認証を利用していない場合

機能に一切の影響はなく、そのままOpManagerをお使いいただけます。

AD認証を利用している場合

当該のWindowsUpdateの適用に伴い、LDAPSを有効化した場合、AD認証が利用できなくなります。

ユーザー側で必要な対応

以下のいずれかを実施いただけますでしょうか。

  • 当該のWindows Updateを適用しない
  • 当該のWindows Updateを適用後、OpManagerで利用するドメインでLDAPSを利用しない

OpManagerの対応状況

LDAPSに対応するビルド12.5.150を、2020年10月09日にリリースいたしました。