OpManager ナレッジベース

データ収集マネージャー機能のメリット


概要

データ収集マネージャー機能およびそのメリットについて説明します。
詳細な設定方法はこちらのユーザーガイドより確認いただけます。

本機能は、ビルド番号12.5.334(2021年8月17日リリース)で実装されました。
最新版ビルドへのアップグレードはこちらをご確認ください。

目次

データ収集マネージャー機能とは

データ収集マネージャー機能とは、認証や実行に失敗している監視項目やインターフェースおよび認証情報を一覧で管理する機能です。
失敗状況に基づいた管理を行い、収集した情報はレポートとして出力可能です。

本機能は、ビルド番号12.5.334インストールおよびアップグレード時からデフォルトで有効になっております。

データ収集マネージャー機能の3つのメリット

データ収集マネージャー機能には、大きく3つのメリットがあります。

1.OpManagerの監視負荷軽減によるパフォーマンス維持と適切な監視の両立

本機能は、データの取得に失敗している監視項目の監視間隔を延ばし、最終的に停止させます。
監視に失敗している間の監視回数を軽減によるパフォーマンス維持、および監視項目のステータス確認の両立を実現します。

2.段階的な自動障害対応による工数削減

本機能では、データの取得に失敗している期間に応じて、監視間隔を延ばし最終的に監視を無効にします。
瞬間的な障害により中断した監視を完全に無効にすることなく、復旧したタイミングで自動的に通常の監視状態に戻します。
手動の確認が減り、工数削減につながります。

3.データ収集診断レポートの自動作成・送付

本機能で収集したデータをエクセル形式のレポートとして自動作成し、1日に一度メール通知します。機器の名前/最終収集時刻/収集失敗の原因等が記載されており、データ収集管理にご活用いただけます。

メール通知の時間は仕様上、午前4時15分前後となっております。
変更方法はこちらをご参照ください。

よくあるご質問

1.「データ収集診断レポート」メールを停止したい
※メール送信機能はデフォルトで有効になっております。

画面右上のサポートアイコン(ヘッドセットのマーク)から、[診断]をクリックします。

画面右上[設定]から、[診断送信先]の各項目チェックマークを外し、[保存]をクリックします。

チェックのON/OFFにより、必要な項目のみの診断レポートを受け取ることが可能です。