OpManager ナレッジベース

ファイル監視においてファイルが存在しているにもかかわらず、ファイルが無いと検知されてしまう。


【現象/要望】
ファイル監視においてファイルが存在しているにもかかわらず、ファイルが無いと検知されてしまう。

【原因】
【解決方法】

    • 該当の装置のスナップショット - [パスワードの設定] - [認証テスト]を実行しWMI認証に成功していることを確認します。
    • 装置スナップショット - 装置情報 - タイプの項目で、デフォルトにあるwindowsのテンプレートを選択しているかを確認します。
      カスタムで作成したテンプレートを適用した装置はWMI監視を行うことはできません。
    • 監視対象の装置の管理共有が有効になっているか確認。

ファイル監視はWMIを用いて行います。
上記の基本事項を確認後、問題が無い場合には以下のトラブルシューティングを実行します。

OpManagerでは、vbスクリプトを実行してファイル監視を行います。
vbスクリプトの実行に失敗するとファイル監視を行うことができません。

手順)
1. 管理者権限でコマンドプロンプトを起動。
2. OpManager\conf\OpManager\application\scriptsに移動。
※バージョンにより、OpManager\conf\application\scriptsの場合もございます。File.vbsの存在するフォルダへ移動してください。
3. 以下のスクリプトを実行。装置名、ホスト名、パスワードをそれぞれ入力。

cscript File.vbs <hostname> <Domainname\Username> <Password> <FilePath> 2

<device name>・・・装置名にはホスト名とIPをそれぞれご入力ください。
<Domain Name><user Name>・・・ホスト名
<Password>・・・パスワード
<FilePath>・・・ファイルのパス

※ドメイン環境ではない場合、\username もしくは Workgroup\username と指定し実施。

4. 正常に結果が返されるかどうか確認。

5. OSの「ファイル名を指定して実行」コマンドを利用し、
\\装置名\c$ を入力して該当装置にログインし、ファイルにアクセスすることができるか確認。

6. 正常に結果が返されなかった場合、該当装置上においてコマンドプロンプトを管理者権限で起動し、
下記vbスクリプトを実施していただけますでしょうか。

cscript File.vbs localhost <FilePath> 2

7. 正常に結果が返されるかどうか確認。

上記で正常にファイルが存在していることを確認できたにも関わらず、
OpManagerにおいてファイルがないと検知される場合、
原因解析のため以下の資料を弊社サポートまでお送りください。

・上記手順すべての実行結果画面のスクリーンショット
・WindowsOS上で、ファイルが存在するディレクトリの画面スクリーンショット
・該当の装置スナップショット画面のスクリーンショット
・該当の装置のスナップショット - [パスワードの設定] - [認証テスト]を実行し
WMI認証に成功している画面のスクリーンショット
・ログ - 以下ナレッジ手順で作成されるサポート情報ファイルをお送りください。

[OpManager]調査用ログの取得手順
https://www.manageengine.jp/support/kb/OpManager/?p=2326

【対応リリース】 x.x

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