SSL(https)通信を有効にする方法
作成日:2014年7月3日 | 更新日:2022年6月24日
概要
OpManagerのSSL化の方法についてご説明します。
解説
以下の手順を実施することで、SSL(https)に変更することができます。
※ご利用のエディションおよびビルドにより、設定方法が異なります。
ビルド番号の確認方法はこちら
Professional Edition
ビルド12.3.186以降
1. [設定]->[基本設定]->[セキュリティ設定]に移動
2. [セキュアモード]を有効にする
3. [証明書タイプ]を選択し、以下の手順を実施
・自己署名証明書を利用する場合 -> [自己署名証明書]を選択して[作成]を実行後、OpManagerを再起動
・認証局から認証を受けた証明書を利用する場合 ->こちらの通り設定後、OpManagerを再起動
ビルド12.3.170以前
1. OpManagerを停止
2. インストールディレクトリ/binに移動後、以下のコマンドを実行
Windowsの場合
ssl_gen.bat -f Enable
Linuxの場合
./ssl_gen.sh -f Enable
※デフォルトでは自己署名証明書を利用します。
認証局から認証を受けた証明書を利用する場合は、こちらをご参照ください
3. OpMmanagerの起動
以上の設定でhttps://[ホスト名]:[ポート番号]/にアクセスできるようになります。
無効にする場合は、ssl_gen.bat(sh) Disableを実行します。
※有効化した場合、常時SSLで通信されます
Enterprise Edition
前提条件
Enterprise EditionでSSL通信を利用する場合、セントラルサーバーとプローブサーバーで相互に名前解決を正常に行える必要がございます。
名前解決ができない場合、セントラルプローブ間の通信エラーが発生します。
本手順では、自己証明書を用いてSSL通信を有効化しています。
ビルド12.4.064以降
特に指定がない限り、それぞれの項番の操作を、全てのOpManager(セントラルおよび各プローブ)で実行してください。
- [設定]->[基本設定]->[セキュリティ設定]に移動
- [セキュアモード]を有効にする
- [自己署名証明書]を選択して[作成]を実行
- OpManagerサービスを停止
- コマンドプロンプトを管理者権限で実行し、OpManagerホームディレクトリ配下/binで下記のコマンドを実行
ChangeWebServerPort 443 - OpManagerサービスを起動し下記の2点を確認
・ポートが443になっているか
・SSL化されているか - セントラルの[設定]->[プローブ詳細]より各プローブ名をクリックし、[NAT設定]の内容を変更
- プローブの[設定]->[セントラルの詳細]より、セントラルのプロトコル、ホスト名およびポート番号を変更し保存
ビルド12.3.186~ビルド12.3.318
特に指定がない限り、それぞれの項番の操作を、全てのOpManager(セントラルおよび各プローブ)で実行してください。
- [設定]->[基本設定]->[セキュリティ設定]に移動
- [セキュアモード]を有効にする
- [自己署名証明書]を選択して[作成]を実行
- OpManagerサービスを停止
- コマンドプロンプトを管理者権限で実行し、OpManagerホームディレクトリ配下/binで下記のコマンドを実行
ChangeWebServerPort 443 - プローブのOpManagerホームディレクトリ/conf/配下の”CommunicationInfo.xml”ファイルを開き、InitImpl属性配下を以下のように修正
修正前:com.me.opmanager.extranet.remote.communication.http.probe.HTTPProbeCommInit
修正後:com.me.opmanager.extranet.remote.communication.http.probe.HTTPSProbeCommInit
修正点:HTTP->HTTPS - OpManagerサービスを起動し下記の2点を確認
・ポートが443になっているか
・SSL化されているか - セントラルの[設定]->[プローブ詳細]より各プローブ名をクリックし、[NAT設定]の内容を変更
- プローブの[設定]->[セントラルの詳細]より、セントラルのプロトコル、ホスト名およびポート番号を変更し保存
【対応リリース】 8.5以降
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OpManager 製品紹介ページはこちら ↓
https://www.manageengine.jp/products/OpManager/index.html
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