データベースクエリの実行方法(調査用)
作成日:2017年8月8日 | 更新日:2025年9月18日
概要
ご利用のOpManagerについてお問い合わせをいただいた際に詳細な調査に発展した場合、弊社側から提示するデータベースクエリの実行および結果の送付をご依頼することがあります。
このページでは、データベースクエリの実行及び結果の出力方法についてご説明します。
手順
OpManagerのGUI上では、データベース内の値を参照するクエリ(Select)のみが実行可能です。
それ以外のクエリ(Insert/Delete/Update)の実行は、製品を停止して専用のスクリプトから実行する必要があります。
- クエリが「Select」から始まる場合:GUI上からデータベースの値を参照する手順を参照
- クエリが「Select」以外から始まる場合:スクリプトからデータベースの値を更新する手順を参照
スクリプトからデータベースの値を更新する手順は、製品にバンドルされたPostgreSQLに対してのみ実行できます。
製品のデータベースにMSSQLなど他のデータベースを使用している場合は、データベースに直接接続してクエリを実行してください。
上記のいずれの手順でもクエリが実行できない場合、状況を共有いただきサポート担当者の指示に従ってください。
GUI上からデータベースの値を参照する手順(Select)
- フルコントロール権限を持つアカウントでログインします。
- [設定]→[一般設定]→[システム設定]→[クライアント設定]から、[DBクエリ]を有効にして保存します。

- 画面右上のサポートアイコン(ヘッドセットのマーク)から、[DBクエリ]に移動します。

- クエリを入力し、実行(Execute)します。
- 結果下部のプルダウンから、全ての結果が1ページに収まるように出力件数を調整します。

- [Export as CSV]から結果をCSV形式で保存します。
スクリプトからデータベースの値を更新する手順(Insert/Delete/Update)
OpManagerを一度停止する必要があります。手順は以下の通りです。
この手順は、製品にバンドルされたPostgreSQLに対してのみ実行できます。
製品のデータベースにMSSQLなど他のデータベースを使用している場合は、データベースに直接接続してクエリを実行してください。
製品のデータベースにMSSQLなど他のデータベースを使用している場合は、データベースに直接接続してクエリを実行してください。
- OpManagerを停止します。
- コマンドプロンプト(Windows)またはターミナル(Linux)を管理者権限で開きます。
- <OpManagerインストールディレクトリ>/binに移動します。
- 以下のコマンドを実行します。
StandAloneDBQueryExecutor.bat(sh)
- "Please enter super-admin password"と表示されたら、OpManagerのadminユーザーのパスワードを入力します。
(セキュリティの都合で入力内容は表示されません)

- 実行するクエリの種類を指定する選択肢が表示されます。
クエリの先頭が(Insert/Delete/Update)のいずれかで始まっていることを確認して、"1"を入力します。

- 実行するクエリを入力し、Enterキーを押します。

- クエリの実行が正常に完了すると、"Query executed successfully.."と表示されます。

続けて他のクエリを実行する場合は"Y"を入力して手順6に戻ります。
スクリプトの実行を終了する場合は"N"を入力します。上記以外のエラーメッセージが表示された場合は、"Y"を入力して手順6からやり直してください。
クエリの実行に失敗し続ける場合、状況を共有いただきサポート担当者の指示に従ってください。 - OpManagerを起動します。