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装置テンプレートの[識別情報]に入力する値について


概要

装置テンプレートの[識別情報]に入力する値について

解説

装置テンプレート登録全体の流れはこちらをご確認ください。

装置テンプレートの[識別情報]には、RFC1213-MIBのSysObjectID (SysOID)に出力される値をすべて数値として入力します。

装置のディスカバリー時、SNMP通信でSysObjectID(OID: .1.3.6.1.2.1.1.2)の情報を利用して、装置に登録する装置テンプレートを決定します。

※インストール時から存在する一部のデフォルトのテンプレートでは、例外的にWMIやCLIを利用する場合もございます。

OpManagerでSysObjectID (SysOID)を確認する手順

下記いずれかの方法を実施して、SysObjectID (SysOID)を確認します。

前提として対象装置を一度OpManagerに監視登録する必要があります。

方法1.クエリ実行を行う場合

<手順>

  1. [設定]->[装置テンプレート]に遷移
  2. 画面右上の[テンプレートを追加]を押下し編集ウィンドウを展開
  3. 編集ウィンドウ内の[クエリの実行]を押下
  4. 対象装置と対象の認証情報をセットし、[クエリ]を押下
方法2.MIBブラウザーを使用する方法

<手順>

  1. [設定]->[ツール]->[MIBブラウザー]に遷移
  2. [IPアドレス/ホスト名]と[認証]にそれぞれ対象の情報を入力
  3. 画面左上のMIB選択欄より[RFC1213-MIB]を選択 ※デフォルトでは[RFC1213-MIB]がセットされています。
  4. [+]マークを押下しサブツリーを展開
  5. [sysObjectID]を選択し[Get]を押下

    例:Get結果が「.iso.org.dod.internet.private.enterprises.311.1.1.3.1.3」の場合、
    数値「.1.3.6.1.4.1.311.1.1.3.1.3」に変更します。

  6. 変更後の「.1.3.6.1.4.1.311.1.1.3.1.3」を「識別情報」に指定
方法3.装置がSNMPに対応していない場合

<手順>

  1. 架空のOIDを指定し、[追加]

    例:.2.2.2.2.2 等

  2. 監視項目の追加
  3. [適用]をクリック
  4. 表示された「装置テンプレート適用」画面にて装置テンプレートを適用したい装置を選択。
  5. [適用]もしくは[適用/上書き]をクリック
    上記の動作の違いについては、こちらのナレッジをご参照ください
装置テンプレートはSNMP等の認証情報を利用して識別情報を自動で取得し、装置を分類する機能のであるため、
本来識別情報を利用せずに手動で適用することは想定されておりません。
そのため、可能な限り監視対象側の装置でSNMPを有効にし、識別情報を利用する形での適用をお願いいたします。

【対応リリース】 x.x

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