OpManager ナレッジベース

PostgreSQLを使用したバックアップ・リストアの方法を知りたい(ビルド9450,10100対応)


【現象/要望】
データベースにPostgreSQLを使用したOpManagerのバックアップ・リストアの方法を知りたい
本ナレッジは、対応ビルドが9450,10100となっています。
10200以降のビルドをご使用のお客様は下記ナレッジにてバックアップリストアを行ってください。

https://www.manageengine.jp/support/kb/OpManager/?p=609

【原因】
【解決方法】
以下の手順で、
OpManagerの設定フォルダとPostgreSQLのデータベーステーブルのバックアップデータを取得致します。

(A) バックアップ手順

バックアップの手順は次のとおりです。
BackupDB_Postgres.bat (Linux の場合、BackupDB_Postgres.sh) を使用します。

1. OpManager サービスを停止します。
(タスクマネージャ等でプロセスに java, wrapper, postgres が残っている場合は以下を参照ください。)

- java、wrapper が残存している場合、タスクマネージャからプロセスを強制終了ください。
- postgres が残存している場合、管理者権限でコマンドプロンプトを起動後、
「[OpManager フォルダ]/bin」 に移動してstopPgSQL.bat (Linux の場合:stopPgSQL.sh)を実行し、
postgres プロセスを停止ください。

2. 管理者権限でコマンドプロンプトを起動し「/bin/backup」に移動します。
3. BackupDB_Postgres.batを以下のように使用し、データをバックアップします。

> BackupDB_Postgres.bat -mode all

※ 「-mode all」の入力は必須

4. 終了後、コマンドプロンプト上で
「Backup file successfully created and is located in <ファイル名>」と表示されます。
バックアップファイルは<ファイル名>の場所に作成されています。

バックアップファイルの出力先はデフォルトでOpManager/backupフォルダに作成されます。
出力先を変更したい場合には、下記の例の通り-destination <フルパス>を指定します。

> BackupDB_Postgres.bat -mode all -destination c:OpManager/backup

(B) リストア手順

リストアの手順は次のとおりです。RestoreDB.bat を使用します。

0. OpManager(同じビルド番号を使用)を新規インストールしておきます。
一度起動し、Webクライアントにアクセスできることを確認します。
1. OpManager サービスを停止します。
(タスクマネージャ等でプロセスに java, wrapper, postgres が残っている場合、
バックアップ時と同様の手順を実施ください。)
2. OpManagerインストールフォルダ下にbackupフォルダを作成します。
3. 「OpManager/backup」に(A)でバックアップしたZIPファイルを配置します。
4. コマンドプロンプトのアイコンを右クリックし管理者として実行を選択することによりコマンドプロンプトを起動し
「OpManager/bin/backup」に移動します。
5. RestoreDB.batを以下のように使用し、データをリストアします。

> RestoreDB.bat <バックアップファイル名>

※ バックアップファイル名を引数として設定します。
※ バックアップファイル名にはファイルの絶対パスを指定してください。
※ ファイルパスに日本語を含む2バイト文字、特殊文字を含めないでください。含めた場合、リストアに失敗する場合がございます。

(例)
C:<OpManager Home>bin/backup>RestoreDB.bat C:<OpManager Home>bin/backup/BackUp_110_2013_14_29_30_9450.zip

6. 終了後、コマンドプロンプト上で「Restore operation completed successfully.」と表示されます。
7. OpManager サービスを再起動します。
8. 別環境へ OpManager を移動させた場合、ライセンスファイルを OpManager 画面右上
[サポート]>[ライセンス登録] から適用してください。

*プライベートMIBファイルをインポートされている場合は、以下のフォルダもバックアップする必要があります。
・[インストールフォルダ]/mibs

*スケジュールレポートでレポートを作成されている場合は、以下のフォルダもバックアップする必要があります。
・[インストールフォルダ]/Reports

*ビジネスビューにて背景画像を設定している場合は、背景画像についても以下のフォルダに移動します。
・[インストールフォルダ]/images/maps

【対応リリース】 9450,10100

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OpManager 製品紹介ページはこちら ↓
https://www.manageengine.jp/products/OpManager/
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