SSH/TELNET接続のタイムアウト値を変更する方法
作成日：2017年3月7日 | 更新日：2020年5月21日
対象ビルド：8402,8500,8504,8603
Password Manager Proでは、Linux機器やネットワーク機器へ接続しパスワード変更を行なったり、ターミナル操作を行なうことが可能ですが、環境によってはセッションが行われるまで時間が掛かることがあります。 その場合、デフォルトのタイムアウト値である30秒を超えてしまうとタイムアウトによって、パスワード変更が行えなかったり接続出来なくなるケースがあります。 本ナレッジでは、タイムアウト値を増やす設定についてご紹介します。
1.PMPサービスの停止
2.<PMP>\confフォルダ配下にある「system_properties.conf」ファイルをメモ帳以外のテキストエディタで開く
3.最終行へ以下の値を追記後、保存
この場合だと、タイムアウトが60秒(60,000ミリ秒)へ変更となる
cli.command.timeout_in_ms=60000
4.PMPサービスを起動
注意：本設定は製品のバージョンアップ後に設定が初期化される可能性がありますのでアップデート後には再度設定を行なってください。
Tips：根本原因の多くには、接続先のLinuxサーバー側で接続する際のホスト名の逆引き設定によって、セッション確立までに時間がかかります。 接続先Linuxサーバー側のDNSを設定するか、hostsファイルにPMPサーバーのIPを記載するか、もしくはSSHDの設定で、逆引きを行わないように設定することで接続するまでの時間を短縮することが可能です。