MS SQLの登録方法
本ナレッジでは、MS SQLをリソースとして追加する手順についてご案内します。
SQL Server 2012 R2よりサポートしております。ただし、Microsoft社にてEOLとなったSQL Serverに関してはこの限りではございません。
<MS SQLサーバーへの接続までの前提条件>
- JDBCドライバー(net.sourceforge.jtds.jdbc.driver)をMicrosoft社のWebページよりダウンロードし、<PMP_HOME>/lib配下に展開する
- PMPサーバーとMS SQLサーバー間でファイアウォール等でポート1433の通信を遮断していない
- SQL Server 構成マネージャー(Sql Server Configuration Manager)を立ち上げ、「SQL Serverネットワークの構成」にある当該のインスタンスのTCP/IP通信を有効化する
- 併せて当該インスタンスのTCP/TPのプロパティから「IPアドレス」タブへ進み、静的TCPポート1433を指定する
MS SQLのデフォルトの静的ポート1433以外を指定することも可能です。その場合はファイアウォールにてそのポートに対する通信を遮断していないことを確認してください。
- SQL Browser Serviceが稼働している(動的ポートを利用する場合)
- SQL Server Managemet Studioを起動し、サーバーのプロパティ画面を開き、サーバーの「プロパティ」>>「接続」へ進み、「このサーバーへのリモート接続を許可する」を有効化する
MS SQLサーバーの登録手順
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- リソース名(任意)とFQDN/IPアドレスを入力し、リソース種別をで[MS SQL Server]とし、それ以外の項目は任意で入力します。「保存して続行」をクリックします。
- 特権アカウントのアカウント名とパスワードを入力し、「追加」をクリックして登録します。その他のアカウントも適宜追加します。その後「保存して続行」をクリックします。
- パスワードリセットの設定を行います。MS SQLのポート番号を入力し、パスワードをリセットするために必要なアカウントを選択します。
動的ポートを利用する場合にはインスタンス名を記載し、SQL Serverポートは無記入のまま保存してください。
- 「接続」タブから当該のMS SQLサーバーを選択し、SQL Server認証にて使用するアカウントまたはWindows認証に使用するドメインアカウントを指定して接続します。
- SQLセッション用のタブが新たに生成されます。「データベースを選択」から接続先のデータベースを選択できることを確認してください。
MS SQLへのログインにWindows認証を採用している場合にはドメインコントローラーとドメインアカウントがPMPに登録されている必要があります。詳細につきましてはこちらのナレッジを確認してください。手順は以上となります。
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