Password Manager Pro ナレッジベース

ビルド11200以降にアップグレードする際の注意点


仕様変更について

これまでPassword Manager Proでは、ServiceDesk Plus(オンプレミス版)およびServiceDesk Plus Cloud(クラウド版)のV1 APIフォーマットに対応していたAPIハンドリングコードを、今後はV3 APIフォーマットに対応するよう変更となりました。

また、ServiceDesk Plus Cloudの認証メカニズムが、従来の認証トークンベースの方法からOAuth 2.0に更新されました。
さらに、これまでPassword Manager Proの入力項目だけでチェックを行っていましたが、今後は、チケットシステムのカラムエントリとPassword Manager Proのエントリを照合して、不整合をチェックすることが可能になりました。

注意点

上記変更に伴い、現在のチケットシステムがServiceDesk Plus (オンプレミス版)またはServiceDesk Plus Cloud(クラウド版)の場合、このアップグレードパックは現在の連携設定を無効にし、連携データを完全に削除します。

そのため、アップグレード後はチケットシステムを再設定する必要があり、アップグレードファイル適応前に、再設定時の参照用として現設定情報をスクリーンショット等でバックアップすることを推奨いたします。

アップグレードファイル適応時に出力される[連携データ削除に関する注意事項 確認画面]

(注意事項内容訳:チケットシステムとしてServiceDesk Plus On-PremisesまたはServiceDesk Plus On-Demandを使用している場合、このアップグレードによりチケットシステムの設定がすべて削除され、チケットシステムが再設定されるまで、要求の自動承認、ユーザーやリソースグループのアクセスコントロールからの除外機能が無効になります。)