Password Manager Proを特定のアカウントで起動する設定
作成日:2016年1月19日 | 更新日:2020年5月21日
Password Manager ProはOS自動起動時に製品を自動的に立ち上げるには、サービスへ登録しますが、デフォルト設定では、サービス起動時にローカル システムアカウントを使用します。 この状態ですと、バックアップファイルなどをファイルサーバーへ保存する際に、everyoneでのアクセス権限が必要となります。
ドライブマッピングを行った場合も同様です。
本手順では、ファイルサーバーへアクセスする際にユーザーを指定する手順をご案内します。
Password Manager Proをインストールしたサーバー上のサービスにて「Password Manager Pro」を選択し、プロパティを開きます。 デフォルトでは、ログオンが、「ローカル システム アカウント」となっている箇所を、「アカウント」へ変更しadministrators権限以上のアカウントとパスワードを入力し、サービスを起動または再起動します。
図:サービスアカウントの変更
注意:ここで指定したユーザーのパスワードが変更となった場合、こちらのパスワードも変更する必要があります。
またサービスアカウントを登録した場合、パスワードの変更が行えない際がありますが、以下の設定を行っていただくことで問題が解消されます。
PMP[HOME]>conf>system_properties.conf内に以下の二行を追加していただくことが必要となります。
windowsreset.netuse=true
windowsverify.netuse=true
手順は以上です。