Password Manager Pro ナレッジベース

SSH/Telnet接続時の注意点


SSH/Telnet画面でのコマンド入力における注意点

  • SSH/Telnet接続時のデフォルトのターミナルタイプはANSIです。ターミナルタイプの変更が必要な場合は接続開始後に切り替えてください。
  • SSH/Telnet接続時の文字コードはUTF-8です。UTF-8以外の文字コードを使用すると文字化けが発生します。リリース側の文字コードをUTF-8に設定してください。
  • SSH/Telnetエンジンは日本語テキストの入力・表示には対応しておりません。
    コマンドの実行結果等で日本語部分が文字化けする場合、リソースの表示言語を英語に設定(LANG=C の使用等)してください。
  • セキュリティの観点から、一度にコピーペースト可能な文字数を1024文字※に制限しております。
    ※改行文字は1文字としてカウント

SSH系リソース種別のパスワード変更における制限

  • 「パスワード変更用の資格情報」に登録される管理者権限アカウントのパスワード変更時、パスワード変更直後にコマンドやデバイス画面の仕様によってその画面が即時終了・閉ざされてはいけません。(endコマンド等)
    パスワード変更後、即時終了され画面が閉じられる仕様がリソース側に存在する場合、パスワード変更処理は正しく行われず、パスワード変更に失敗します。
    回避策として、パスワード変更を必要としないアカウントを作成し、「パスワード変更用の資格情報」に登録・運用を実施して下さい。
  • パスワード変更時、PMPは一般ツール(PuttyやTeraterm等)の動作を参照しコマンドを作成しております。リソース側仕様やバグにより、リソース独自のCLIにて処理されるパスワード変更コマンドが一般ツールと異なる場合、PMPはそのリソース機器のパスワード変更をサポートしておりません。

SSH/Telnet系リソース種別のデフォルトコマンドセットについて

Ciscoデバイス

PMPはデフォルトのリソース種別として「Cisco IOS、Cisco Catalyst、Cisco CAT OS、Cisco Management Integration Center、Cisco PIX、Cisco sg300、Cisco UCS、Cisco Wireless LAN Controller、Cisco Nexus OS」をご用意しております。接続やパスワードリセットを行うため、各々のCiscoデバイスにおけるもっともメジャーなコマンドセットを提供するためです。
しかし、Ciscoデバイスは、同じデバイスでも、モデルやファームウェアバージョンによっては異なるコマンドやプロンプトを使用するものが非常に多く存在しています。そのため、すべてに対してデフォルトテンプレートを提供することは非常に難しく、また、新しいバージョンやモデルがリリースされた場合には、それを追跡して対応することも困難です。
デフォルトのリソース種別を使用して接続・パスワード変更が行えない場合はSSHコマンドセット※のご利用をご検討ください。
※SSHコマンドセットを使用しパスワード変更ができることを確認した場合には、サポート提供が可能になります。ご購入前に評価版を使用し、動作確認をお願いいたします。
(ご購入後は評価版の使用が認められておりません。検証ライセンスをお買い求めください。)

その他SSH/Telnet接続デバイス

Ciscoと同様の理由で、デフォルトのリソース種別を使用して接続・パスワード変更が行えない場合がございます。デフォルト種別を使用して接続・パスワード変更が行えない場合はSSHコマンドセット※のご利用をご検討ください。
※SSHコマンドセットを使用しパスワード変更ができることを確認した場合には、サポート提供が可能になります。ご購入前に評価版を使用し、動作確認をお願いいたします。
(ご購入後は評価版の使用が認められておりません。検証ライセンスをお買い求めください。)

Telnetの廃止
現在提供中のTelnet通信については、2023年度以降の機能・サポート提供停止を予定しております。現在ご使用のお客様は、順次SSH接続をご利用いただくようお願いいたします。正式なアナウンスメントについては、今後本社よりドキュメントを公開予定です。