Password Manager Pro ナレッジベース

パスワードポリシーの設定解説


Password Manager Proは、各アカウントのパスワードを設定する際に最低文字数やパスワードの複雑さを定義したポリシーを適用することで、パスワードを設定する際に企業が定義したポリシーに沿っているものを自動設定あるいはチェックすることが可能です。
本ナレッジでは、パスワードポリシーを設定する際の定義項目について解説します。

設定項目解説

NO 項目名 解説
1 ポリシー名 定義するポリシー名を一意の名前で設定します
2 ポリシーの説明 ポリシーの内容を設定します
3 最小パスワード長 パスワードの最小文字数を設定します
4 最長パスワード長 パスワードの最大文字数を設定します
5 大文字と小文字の混在を強制 パスワードに大文字と小文字を混在させるかどうかを設定します
6 大文字と小文字の数 パスワードに設定する大文字と小文字の数をそれぞれ設定します
7 数値を強制 パスワードに数字の設定を強制するか設定します
8 数字の数 パスワードに設定する数字の数を設定します
9 特殊文字を強制 特殊文字を混在させるかどうかを設定します

※特殊文字としてカウントされる文字は以下となります。

!#$%&'(=~{+*}<>?_-^\@[;:,./\

※パスワード自動生成機能によってサポートしている文字は以下となります。

@$-%&*()=^<>!#

10 特殊文字の数 特殊文字の数を設定します
11 許可しない文字 \"パスワードとして許可しない文字を入力します。
< >(レスザン グレーターザン)は設定できません\"
12 最初の文字はアルファベットを強制 パスワードの最初の文字をアルファベットで指定するかを設定
13 パスワードにログイン名を含めることを許可 設定するパスワードにアカウント名が含まれる設定を許可するかどうかを設定します
14 最大パスワード経過期間 パスワードの有効期限を定義します。 ここで定義した期間を超えたものは違反としてレポートに表示します
15 古いパスワードを再利用 過去に設定したパスワードの再利用を許可するかどうかを設定します

※デフォルトでは、Low、Medium、Offline Password File、Strong を定義していますが、これらは編集することが出来ません。

 

パスワードポリシーが適用されるタイミング

各アカウントのパスワード初期値は選択したパスワードポリシーに関係なく、自由に設定することができます。

パスワードを初期値から変更するとき、またそれ以降に変更を行う際には、当該パスワードポリシーを満たす値を指定する必要があります。