Patch Manager Plus オンプレミス版 ナレッジベース

Patch Manager Plus関連ログの取得・アップロード方法について


本記事では、サポートにお問い合わせいただく際に必要となる場合があるPatch Manager Plusに関連したログの取得方法、ならびに アップロード方法について記載いたします。

A. Patch Manager Plusサーバーのログ取得方法

  1. Patch Manager Plusがインストールされているディレクトリ(デフォルトでは C:\Program Files\UEMS_Server または C:\Program Files\ManageEngine\UEMS_Server など)配下のlogsフォルダーを右クリックします。
  2. 「送る」→「圧縮(zip形式)フォルダー」をクリックします。
  3. zipファイルの名前を<リクエストID>_serverlogs.zipに変更します。
    (例)456789_serverlogs.zip
  4. アップロード方法よりアップロードします。
インストールディレクトリが見つからない場合
デフォルトのパスは、Patch Manager Plusを初回インストールした際のバージョン・ビルドによって異なります。UEMS_Serverフォルダーが存在しない場合は、以下の場所を確認します。

  • C:\ManageEngine\PatchManagerPlus_Server
  • C:\Program Files\PatchManagerPlus_Server
  • C:\Program Files\UEMS_Server
  • C:\Program Files\ManageEngine\UEMS_Server

B. セキュアゲートウェイサーバーのログ取得方法

セキュアゲートウェイサーバーは、DMZ上に設置して、社内ネットワークの外部にあるエージェントからPatch Manager Plusサーバーへの通信を中継するリバースプロキシです(設置しない場合もあります)。

  1. セキュアゲートウェイサーバーがインストールされているディレクトリ配下(デフォルトでは C:\Program Files (x86)\ME_Secure_Gateway_Server ディレクトリ配下)のlogsフォルダーを右クリックします。
  2. zipファイルの名前を<リクエストID>_SGSeverlogs.zipに変更します。
    (例)345678_SGServerlogs.zip
  3. アップロード方法より、アップロードします。

C. 配信サーバーのログ取得方法

配信サーバー (略称:DS) は、必要に応じて設置します(設置しない場合もあります)。配信サーバーはパッチ配布を中継する役割を担います。

  1. 配信サーバーがインストールされているディレクトリ(デフォルトでは C:\Program Files (x86)\UEMS_DistributionServer )配下のlogsフォルダーを右クリックします。
  2. 「送る」→「圧縮(zip形式)フォルダー」をクリックします。
  3. zipファイルの名前を<リクエストID>_DSlogs.zipに変更します。
    (例)234567_DSlogs.zip
  4. アップロード方法より、アップロードします。
インストールディレクトリが見つからない場合
デフォルトのパスは、Patch Manager Plusを初回インストールした際のバージョン・ビルドによって異なります。UEMS_DistributionServerフォルダーが存在しない場合は、以下の場所を確認します。

  • C:\Program Files (x86)\PatchManagerPlus_DistributionServer
  • C:\Program Files (x86)\UEMS_DistributionServer
  • C:\Program Files (x86)\ManageEngine\UEMS_DistributionServer

D. Patch Manager Plusエージェントのログ取得方法

Patch Manager Plusエージェント(Windowsマシン)のログ取得方法

エージェントタブ > エージェント設定 において、「エージェントトレイアイコンをシステムトレイに表示する」を有効化している場合は、以下の方法でログを取得します。

  1. Patch Manager Plusエージェントがインストールされているコンピューターの通知領域にあるエージェントアイコンを右クリックします。
  2. Patch Manager Plus Agent Details > エージェントログのアーカイブ を選択します。
  3. ログのアーカイブ開始通知が表示されたら、数分程度待ちます。
  4. 「ログのアーカイブが完了しました」の通知が表示されます。通知をクリックすると、エージェントフォルダーが表示されます。
    ※ 環境によっては、通知メッセージが表示されないことがあるようです。

    いくら待っても通知が表示されない場合はエージェントフォルダー内を確認し、7zファイルが生成されていないか確認します。
    7zファイルが生成されていない場合は、PCを再起動して再試行するか、または以下の「エージェントトレイアイコンを有効化していない場合」の手順を実行します)。
  5. UEMS_Agentフォルダー内に.7z形式で圧縮されたログファイルが作成されます。ログファイルの名前を<リクエストID>_agentlogs.7zに変更します。(複数のPCからログを取得する場合は、<リクエストID>_<PC名>.7z とします。)
  6. アップロード方法により、アップロードします。

エージェントトレイアイコンを有効化していない場合は、以下の方法でログを取得します。

  1. コマンドプロンプトで、Patch Manager Plus_Agentがインストールされているディレクトリ内のbinフォルダーに移動します。

    cd C:\Program Files (x86)\UEMS_Agent\bin

  2. 以下のコマンドを実行します。

    dcagenttrayicon.exe -logs

  3. UEMS_Agentフォルダー内に.7z形式で圧縮されたログファイルが作成されます。ログファイルの名前を<リクエストID>_agentlogs.7zに変更します。(複数のPCからログを取得する場合は、<リクエストID>_<PC名>.7z とします。)

    (例) 597877_agentlogs.7z

  4. アップロード方法により、アップロードします。
上記の手順でファイルが生成されない場合は、以下の方法を実行します。

  1. Patch Manager Plus_Agentがインストールされているディレクトリ(デフォルトではC:\Program Files (x86)\ManageEngine\UEMS_Agent )の配下のlogsフォルダーを右クリック
  2. 送る > 圧縮(zip形式)フォルダーをクリック
  3. zipファイルの名前をリクエストID_agentlogs.zipに変更する
  4. アップロード方法によりアップロードする

Patch Manager Plusエージェント(Macマシン)のログ取得方法
  1. ターミナルを開きます。
  2. Patch Manager Plusエージェントがインストールされているディレクトリ内のlogsディレクトリへ移動します。

    cd /Library/UEMS_Agent/logs

  3. 以下のスクリプトを実行します。

    sudo ./collectlogs.sh

  4. UEMS_Agent配下にできた、1_<ホスト名>_ZOHOCORP.zipを<リクエストID>_agentlogs.zipに変更します。
  5. アップロード方法より、アップロードします。
UEMS_Agentディレクトリが存在しない場合は、以下の方法を実行します。

  1. ターミナルを開く
  2. Patch Manager Plusエージェントがインストールされているディレクトリへ移動

    cd /Library/PatchManagerPlus_Agent/logs

  3. 以下のスクリプトを実行

    sudo ./collectlogs.sh

  4. PatchManagerPlus_Agent配下にできた、_PMPAgent_logs.zipを_agentlogs.zipに変更する
  5. アップロードする

Patch Manager Plusエージェント(Linuxマシン)のログ取得方法
  1. ターミナルを開きます。
  2. Patch Manager Plusエージェントがインストールされているディレクトリ配下のlogsディレクトリへ移動します。

    cd /usr/local/uems_agent/logs

  3. 以下のスクリプトを実行します。

    sudo ./Collectlogs.sh

  4. Patch Manager Plusエージェントがインストールされているディレクトリ配下にできた<ホスト名>_UEMSAgent_Logs.zipを<リクエストID>_agentlogs.zipに変更する

    sudo mv ./<ホスト名>_UEMSAgent_Logs.zip ./<リクエストID>_agentlogs.zip

  5. アップロード方法より、アップロードします。
UEMS_Agentディレクトリが存在しない場合は、以下の方法を実行します。

  1. ターミナルを開く
  2. Patch Manager Plusエージェントがインストールされているディレクトリ配下のlogsディレクトリへ移動

    cd /usr/local/PatchManagerPlus_Agent/logs

  3. 以下のスクリプトを実行

    sudo ./Collectlogs.sh

  4. Patch Manager Plusエージェントがインストールされているディレクトリ配下にできた_PMPAgent_Logs.zipを_agentlogs.zipに変更する

    sudo mv ./<ホスト名>_UEMSAgent_Logs.zip ./<リクエストID>_agentlogs.zip

  5. アップロード方法より、アップロードします。

取得ログのアップロード方法

アップロードの際のお願い(リクエストIDとは)
「リクエストID」(お問い合わせ番号)とは、お問い合わせ送信後の返信メールのタイトルに含まれる、「#から始まる数字6桁の番号」のことです。
なおリクエストIDが不明の場合は、アップロード年月日をご入力いただき、お問い合わせにてファイル名をお知らせください。
通常のアップロード方法
  1. ゾーホージャパン保守サポート Webfileにアクセスします。
  2. 「ファイル追加」ボタンよりファイルをアップロードします。
  3. 「差出人宛のメッセージ」欄に リクエストID を入力します。
  4. 「アップロード」をクリックしてログのアップロードを完了します。
  5. アップロード後、お問い合わせにご返信ください。返信にてログをアップロードしたことをサポートまでお知らせいただくと、スムーズな対応が可能となります。
    ※ WebFileへのアップロードのみを実行いただいた場合、サポートにおいてログを確認いたしかねる場合がございます。アップロード後は必ず、お問い合わせの返信にてお知らせください。
アップロードサイトが利用できない場合

何らかの理由により、上記アップロードサイトがご利用いただけない場合は、お客様でファイル共有サービスをご利用いただき、ダウンロードリンクをサポートまでお送りください。
または、Zohoグローバル本社が運用するアップロードサイトBonitasをご利用ください。日本法人宛にご共有いただく際の注意点はこちらをご覧ください。

 

以上が、Patch Manager Plusサーバー・エージェントのログ取得方法およびログアップロード方法です。