Patch Manager Plus Cloud ナレッジベース

「配布」と「今すぐ配布」の違いについて


この記事では、パッチ配布構成を作成する際にクリックする「配布」と「今すぐ配布」の違いについて説明します。

「配布」と「今すぐ配布」の違いについて

「配布」の動作

リフレッシュサイクル に合わせて、または PCの起動時に、Patch Manager Plus CloudエージェントがPatch Manager Plus Cloudにアクセスし、構成情報を取得します。Patch Manager Plus Cloudエージェントは、スケジュール設定や配布ポリシーで指定された時間帯に構成を実行します。


「今すぐ配布」の動作

Patch Manager Plus Cloudエージェントが即座にPatch Manager Plus Cloudにアクセスし、構成情報を取得します。Patch Manager Plus Cloudエージェントは、スケジュール設定や配布ポリシーで配布時間帯を制限していない場合、即座に構成を実行します。
(配信サーバー経由のエージェントの場合は、これに加えてPatch Manager Plus Cloudから配信サーバーに構成情報を複製するための時間が必要になります。この複製の通信は、複製ポリシーで指定します。)

「今すぐ配布」の動作に必要な条件
「今すぐ配布」を用いて一度に配布を行うことができる対象端末は最大50台です(配布対象が50台を超える場合、画面の指示に従って配布対象を選択してください)。また、Patch Manager Plus CloudとPatch Manager Plus Cloudエージェント間の通信が正常に維持されている必要があります。通信状態を確認するには、以下のナレッジをご確認ください。

なお、Windows / Macエージェント / Linux側の操作で、構成を即時適用することも可能です。

  • Windows:トレイアイコン(通知領域)に表示されているPatch Manager Plusアイコンを右クリックし、「構成の適用」をクリックします。
    上記が難しい場合、Windowsクライアント上で <エージェントのディレクトリ>\bin\cfgUpdate.exe を管理者として実行します。
    *<エージェントのディレクトリ>はC:\Program Files(x86)\UEMS_Agent , C:\Program Files (x86)\PatchManagerPlus_Agent 等です(環境により異なります)。
  • Mac:ステータスメニューのPatch Manager Plusアイコンをクリックし、「構成の適用」をクリックします。
  • Linux:rootとして次のコマンドを実行します。

    <エージェントのディレクトリ>/bin/dcconfig refresh

    例: /usr/local/pmpagent/bin/dcconfig refresh