Patch Manager Plus Cloud ナレッジベース

管理対象PCの緑色/赤色アイコンについて


質問

Patch Manager Plus Cloudでは、エージェントタブや管理タブ、システムタブ 等の管理対象PC一覧画面において、コンピューターアイコンが緑色や赤色に表示されています。これらの意味はなんでしょうか。
 

回答

これらは、Patch Manager Plus Cloud と 管理対象コンピューターの通信状態を示しています。

  • PCアイコンが緑色の場合は、エージェントとの通信が確立されています。
  • PCアイコンが赤色の場合は、対象エージェントとの通信ができていません。これは、以下のような状態が考えられます。
    • 対象PCの電源が入っていない
    • 対象PCがオフラインになっている
    • 対象PCと Patch Manager Plus Cloud 間の通信に問題が生じている
    • Patch Manager Plus Cloud がダウンしている
    • Patch Manager Plus Cloud と通信できない環境でエージェントをアンインストールした

    など

  • PCアイコンが灰色の場合は、管理対象コンピューターにエージェントがインストールされていないか、既にアンインストールされています。
エージェントステータスは、Notification Server(通知サーバー)との通信状態に基づいて表示されます。Notification Serverとはクラウド上のコンポーネントであり、エージェントとの通信状態はトラブルシューティングツールによって確認できます。このエージェントからNotification Serverへの通信にはWSS(Web Socket Secure)プロトコルが使用され、宛先ポート:443、宛先ドメイン: 「Patch Manager Plus Cloudが使用するドメイン」のうち「dms」が含まれる各ドメインです。
 
PCアイコンのステータスは、10分に1度更新されます。最新の状況を確認したい場合、PCアイコンをクリックして更新します(更新に失敗する場合もあります)。
PCアイコンが赤色の場合、パッチ配布、ソフトウェア配布や構成などの「今すぐ配布」操作は即時実行されません(次のリフレッシュサイクル時に試行されます)。エージェントのステータス状態の反映に数分程度かかる場合があるため、しばらく待つか、管理対象コンピューターのエージェントトレイアイコンから「構成の適用」操作を実行して、状況に変化が無いかをご確認ください。
 
現在通信できる管理対象コンピューターのみを表示させたい場合、フィルターにて「エージェントのステータス」が「Up」を条件とするフィルターを適用することで対応可能な場合があります。
 
PCアイコンの状態が変化せず、各種操作が適用できない場合は、Patch Manager Plus Cloudと管理対象コンピューターの通信がファイアウォール、プロキシ、アンチウイルスソフト等によってブロックされていないかを確認します。
Windowsの場合はトラブルシューティングツールも合わせてご覧ください。