Patch Manager Plus Cloud ナレッジベース

Feature Update(機能更新プログラム)の配布方法


この記事では、Patch Manager Plus Cloud(クラウド版)を使用して Windows 10 / 11 のFeature Update(機能更新プログラム)を配布する場合の手順について説明しています。

Feature Update(機能更新プログラム)の適用方法

前提条件

配布対象のWindows PCが、Feature Update(機能更新プログラム)の要件を満たすことをご確認ください。
要件を満たさないコンピューターにFeature Updateを配布しても、インストールに失敗します。

 

ホームタブには「バージョンごとのWindows 10コンピューター」を表示するウィジェットがあります。
グラフの各部をクリックすると各バージョンごとの管理対象コンピューターの情報が表示されます。

Feature Updateの配布手順

配布手順は、配信サーバーの有無によって手順が異なります。詳細は各バージョンのナレッジをご確認ください。

Feature Updateは、最新版以外のバージョンについても配布可能です。
ただし、EOLを迎えたバージョンやファイルの公開がMicrosoftによって停止されているバージョンについては配布できません。

運用例

Windows 10/11 の 更新プログラムは Feature Update と Quality Update に分かれているため、以下のような運用をすることでWindows 10の更新制御が可能です。
組織ごとのパッチ管理ポリシーに応じて、自動配布で管理するOS/アプリケーションの更新プログラム(パッチ)を追加/除外し、手動配布で管理するパッチや、Patch Manager Plusで管理しないパッチの運用方法についても検討します。

  1. Windows OS自動アップデートの停止
  2. テスト環境へ先行して適用して検証するパイロット運用により、パッチテストを実施
  3. Quality Updateの等の自動配布
  4. Feature Updateの手動配布
  5. レポートによる適用状況の確認
1. Windows OS自動アップデートの停止(および その他のソフトウェアの自動アップデート制限)

Patch Manager Plus Cloudは、パッチの一元管理が可能です。意図しない配布を防ぐため、Windows Updateやその他の自動更新を無効化します。
Windows Update以外のサードパーティ製品の自動更新無効化については、配布タブ > 配布 > 自動更新の無効化 をご覧ください。

2. テスト環境へ先行して適用して検証するパイロット運用により、パッチテストを実施

必要に応じてパッチテストを有効化します。パッチテストについては、パッチテストと承認設定をご確認ください。

3. Quality Updateの等の自動配布

パッチの自動配布(パッチ配布の自動化)機能を使用して、月例パッチの配布を自動的に実行します。

4. Feature Updateの手動配布

上記手順によりFeature Updateを配布します。

5. レポートによる適用状況の確認

(準備中)

 


トラブルシューティング

Feature Updateに関するトラブルは、Endpoint Centralオンプレミス版の以下のナレッジをご覧ください。
それでも解決しない場合は、技術サポートにお問い合わせください。