パッチ配布時の帯域消費を抑制するには、どうすればよいでしょうか。
作成日:2023年6月23日 | 更新日:2023年7月27日
質問
Patch Manager Plus Cloudを使用して、パッチ配布時の帯域消費を抑制するには、どうすればよいでしょうか。
回答
Patch Manager Plus Cloudでは、パッチ配布時の負荷を低減する仕組みを備えています。手動配布や自動配布において、これらの機能が自動的に働き、ネットワーク負荷を抑制します。
- リフレッシュサイクル: エージェントへの配布のタイミングをずらすことで、急激な負荷上昇を防ぎます。
- 配信サーバー: 管理対象が多い場合や、回線の帯域が制限されている拠点がある場合、配信サーバーを設置することで、ベンダーサイトからパッチを直接ダウンロードする管理対象コンピューターの台数を減らし、ネットワークへの負荷を低減します。
- 複製ポリシー: 各リモートオフィスとの通信で使用する帯域を制限することができます。
- パッチダウンロード設定(配信サーバーがある場合、パッチに対してのみ): 配信サーバーが欠落パッチをすべてダウンロードするか、承認済みパッチをすべてダウンロードするかを選択できます(デフォルトでは手動配布の構成後/自動配布の欠落パッチ検出後に必要なパッチが自動ダウンロードされるため、どちらも選択されていません)。管理タブ > パッチ設定 > クリーンアップ設定 > 設定 > ダウンロード設定 から設定します。
上記の対応でも帯域の負荷が高い場合、一度に配布するパッチの数や、配布対象の台数を減らす運用を提案します。
例えば、パッチ10個を手動配布で500台に配布する場合、パッチを5つずつ配布対象コンピューター250台に配布し、配布時間帯が重複しないように指定します。
<関連ナレッジ>
例えば、パッチ10個を手動配布で500台に配布する場合、パッチを5つずつ配布対象コンピューター250台に配布し、配布時間帯が重複しないように指定します。
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- 配布対象のグループ分け → カスタムグループの作成、リモートオフィス、ドメイン/ワークグループの追加
- 手動配布の実行 → 手動配布
- 配布時間の設定 → 配布ポリシー