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パッチ配布構成の進行ステータス/実行ステータスについて


この記事では、パッチ配布/ソフトウェア配布/構成 機能を使用して、管理対象に変更を適用する際のステータス表示について説明しています。

進行ステータス表示について

実行準備完了(実行する準備が出来ました)
  構成の初期状態になり、次のリフレッシュサイクル/対象コンピューターの起動時に構成が適用されます。
パッチ配布/ソフトウェア配布の場合は、次のリフレッシュサイクル/対象コンピューターの起動時/ユーザーのログオン時に構成が配布され、配布ウィンドウやスケジュール設定で指定した時間帯に実行されます。配布ウィンドウやスケジュール設定に制限を設けず、「今すぐ配布」を選択した場合は、エージェントとサーバーの通信に問題がなければ即時配布・即時実行されます。詳細につきましては、「配布」と「今すぐ配布」の違いについてのナレッジをご覧ください。
なお、「別の展開が進行中で、この設定は既存の展開後に開始されます」となり、パッチやソフトウェアが配布できない場合は、こちらをご覧ください。
 
進行中
構成が1つ以上の対象コンピューターに適用されていることを表します。複数の対象を指定した場合、すべての対象に適用されるまで、この状態のままになります。
構成のステータスが「進行中」のまま変化しない場合は、こちらのナレッジをご確認ください(パッチ配布の場合、パッチのダウンロードに時間を要している場合も考えられます)。
 
実行済み
指定したすべての対象に構成/コレクションが適用されたことを表します。
 
再試行中
1度目の適用に問題が発生し、再度構成を適用していることを表します。
 
進行中(失敗)
構成の適用対象が複数の場合、一部の対象に対して再試行中で、一部の対象に対して適用が失敗している状態を示します。
 
実行済み(失敗)
構成の適用に失敗したことを示します。
 
停止

構成の適用が中断されたことを示します。
 
ドラフト
ドラフトとして保存されていることを示します。
 
ドラフト-ダウンロード失敗
構成で指定されたパッチのベンダーサイトからのダウンロードに失敗したことを示します。
 
適用した「構成」の確認方法
手動配布にて配布済みの構成は、以下の手順で確認できます。

  1. 配布(展開)タブ > 手動配布 をクリックします。
  2. 構成の表示において、「自分が作成」または「すべてのユーザーが作成」をクリックします。
  3. 必要に応じて、フィルター条件やステータスによる条件を指定します。

特定のコンピューター/ユーザーに対して適用されている構成や、種類ごとの一覧を確認するには、レポートタブ > 定義済みのレポート > 構成レポート > 「コンピューターごとの構成」または「種類ごとの構成」を確認します。
構成の保存期間は、管理タブ > 配布設定(展開設定) > 構成設定(コンフィグ設定) > 構成のクリーンアップ設定 から変更します。

実行ステータス表示について

  • 未適用 (Yet To Apply ※「未だ適用されていない」表示となる場合があります):
    まだ開始されていません。(関連ナレッジ: 構成適用後にステータスが「未適用」のまま変化しない
     
  • 成功 (Succeeded)
    適用が完了し、成功しました。
     
  • 処理中 (In Progress)
    適用処理中です。
     
  • 失敗 (Failed)
    適用が完了しましたが、失敗しています。
     
  • 適用不可 (Not Applicable)
    作成した構成は、選択した対象には適用できません。 (パッチを適用する場合、基本的には「欠落パッチ」として検出されたパッチ以外を適用しようとすると適用不可となります。)
     
  • 再試行中 (Retry In Progress)
    適用を再試行しています。
     
  • 進行中(失敗) (In Progress(Failed) )
    一部対象への適用が失敗しており、他の対象への適用は現在処理中です。
     

進行ステータス/実行ステータスに関する問題のトラブルシューティング

以下のDesktop Centralオンプレミス版の各ナレッジをご覧ください。