Patch Manager Plus Cloud ナレッジベース

利用データセンターの移行について


このナレッジでは、現在利用中のPatch Manager Plus Cloudサービスがホストされているデータセンターを別のデータセンターへ変更(移行)する方法についてご案内しています。

利用データセンターの移行について

米国データセンターにてホストされているPatch Manager Plus Cloud(=コンソール画面のURLが patch.manageengine.com)の環境を日本国内のデータセンターへ移行することをご希望の場合、以下のページをご覧ください。
データセンターの移行は、基本的に組織の管理者(Patch Manager Plus Cloudのみをご利用の場合、スーパー管理者が組織の管理者です。他のManageEngineサービスやZohoサービスをご利用の場合、Zoho Accountをご確認ください。)が移行を申し込む必要があります。

概要
Patch Manager Plus Cloud はZohoアカウントの「組織」に紐づきます(参考: Zoho Account 組織に関するFAQ)。
Zoho組織のユーザーの一部や、Patch Manager Plus Cloud単独でのデータ移行はできません。組織に紐づくすべてのZohoアプリケーションのデータセンターを移動する必要があります。
データセンターの移行には数日程度の時間がかかり、移行作業中はPatch Manager Plus Cloudを含め各Zohoサービスの利用ができなくなります(必要な時間はご利用中のZohoサービスの数によって変動します。また一部のZohoアプリケーションは移行をサポートしていない可能性があります)。そのため、まずは技術サポートまでお問い合わせください。Zohoサービスを利用しない休業日等に移行期間を設定する等の対応をお願いする場合があります。

 

移行可能な情報/移行できない情報

データセンター間の移行では、ZohoアカウントおよびZoho組織に紐づくデータがすべてエクスポートされ、移行先データセンターの新しいアカウントにおいてインポートされます。
基本的に設定情報のすべてが移行可能ですが、カスタムビュー、カラムの表示順、カラムのソート順については移行できません(特定の情報の移行可否については、お問い合わせください)。
なお、配信サーバー、Macエージェント/Linuxエージェントについては移行に対応していません。移行後に再インストールが必要となります

移行完了後、Windowsエージェントに対して以下の手順を実行する必要があります。また、移行完了後に元のデータセンターのデータは無効化され、一定日数後に削除されます。

クラウドのデータ移行が完了したことを確認後、各Windowsエージェントの通信先を新しいデータセンターに変更する必要があります。

  1. 新データセンターのコンソール画面にログインし、エージェントタブ > 管理対象 > PC を開きます。
  2. 移行先において、エージェントアイコンの色が灰色になっており、備考欄に「yet to be migrated」が表示されることを確認します。
  3. エージェントインストーラーをダウンロードし、指定されたURLに対してアップロードします。
  4. エージェントは次のリフレッシュサイクル以降、移行先のデータセンターと通信するようになります。