AWSコストと使用状況との統合
AWSインフラストラクチャ使用状況の詳細アナリティクスでは、リソースの使用状況とその使用状況の経済的最適化へのコストについてより詳しく情報が得られます。事前組込みカスタマイズ可能なレポートとダッシュボードにより、請求およびコストデータについてあまり手間をかけないで理解を深めることができます。
注記:ユーザーは、Amazon S3バケットをセットアップし、コストと使用状況レポート(CUR)を作成して、コストと使用状況データをAnalytics Plusにインポートする必要があります。CURファイルは以下のいずれかの形式でセットアップできます:Parquet、GZIP、およびZIP。
全般設定
セットアップ
- Analytics PlusをManageEngine Databridgeを使ってAWSコストと使用状況と統合するにはどうしたらよいですか?
- AWSコストと使用状況データがAnalytics Plusに初めて表示されるまでどのくらいかかりますか?
- データ同期が失敗した場合はどうしたらよいですか?
- データはどのくらいの頻度同期できますか?
- 同期設定はカスタマイズできますか?
- AWSコストと使用状況データを即時同期できますか?
- AWSコストと使用状況データについてカスタムレポートを作成するにはどうしたらよいですか?
- AWSコストと使用状況 Cloud統合をAnalytics Plusの既存のワークスペースでセットアップできますか?
- 1つのワークスペースのいくつかのAWSコストと使用状況アカウントからのデータを収集および報告することはできますか?
- AWSコストと使用状況セットアップを削除するにはどうしたらよいですか?
報告機能
- Analytics Plusはどのレポートタイプをサポートしていますか?
- AWSコストと使用状況統合の一部として提供される事前組込みレポートは修正できますか?
- 異なるAWSコストと使用状況モジュールからの列を使ってレポートを作成するにはどうしたらよいですか?
- レポートの数式とは何ですか?
- Analytics Plusでカスタム数式を作成することはできますか?
- AWSコストと使用状況からインポートしたテーブルを修正できますか?
- AWSコストと使用状況からインポートしたテーブルに新しい列を追加できますか?
- 新しいテーブルをAWSコストと使用状況ワークスペースにインポートできますか?
- 他のソースのデータをAWSコストと使用状況のデータと組み合わせ、また、レポートとダッシュボードを作成することはできますか?
- クエリテーブルとは何ですか?
共有とコラボレーション
- Analytics Plusでレポート、ダッシュボードおよびテーブルを共有するにはどうしたらよいですか?
- 同僚が私が作成するレポートにアクセスできないのはなぜですか?
- 他のユーザーはAWSコストと使用状況ワークスペースのテーブルを使ってレポートを作成できますか?
- 複数のユーザーがそれぞれ異なるデータがみられるように同じレポートをそれらのユーザーと共有することはできますか?
- レポートまたはダッシュボードをエクスポートできますか?
- Analytics Plusで作成したレポートとダッシュボードを印刷するにはどうしたらよいですか?
- レポートとダッシュボードをスケジュール設定した時刻にメール送信できますか?
- レポートを組み込むことはできますか?
ヘルプとサポート
全般設定
1.Analytics Plusとは何ですか?
Analytics Plusは、データサイエンティストなしで複雑なITデータを操作可能な知識に各自で変換できるセルフサービスのビジネスインテリジェンスおよびアナリティクスソフトウェアです。直観的なレポートやダッシュボードを作成し、チームと協力して、情報に基づいた意思決定ができます。
Analytics Plusには以下の重要な機能があります:
- ローカルファイル、Webフィード、ローカルとクラウドデータベース、およびクラウドストレージ/ドライブからデータをインポートします。
- データが閲覧しやすいExcel形式で表示されます。.
- カスタムレポートとダッシュボードをドラッグ・アンド・ドロップ・レポートビルダーで簡単に作成します。
- レポートをチャート、ピボットテーブル、サマリビュー、および表形式ビューの形で可視化します。
- ダッシュボードにレポートをKPIとあわせ
- 機械学習(ML)と人工知能(AI)主導のZia、Analytics Plusのインテリジェントアナリティクスアシスタントで、お持ちのデータに隠れた知見を数秒で引き出します。
- 幅広い数学、統計および論理関数を含む、組込み数式エンジンを使って、カスタム数式を作成します。
- 幅広いコラボレーション機能により、同僚とレポートとダッシュボードの共有が簡単にできます。
- レポートとダッシュボードをさまざまな形式でエクスポートおよび公開し、ビューに権限とフィルターを構成します。
- 幅広いアプリケーションにより、すぐに使用できる統合をサポートし、お使いのアプリケーションのデータ上で事前組込みのレポートとダッシュボードが数分でできます。
2.この統合の主な特徴は何ですか?
AWSコストと使用状況の詳細アナリティクスでは、コストと使用状況データの強力な分析ができ、基本となるデータモジュールについての実用知識がなくても、有意なレポートとダッシュボードを作成できます。
この統合のセットアップ時、Analytics Plusは、構成した場所の選択したファイルタイプからデータをインポートします。データを異なるファイルタイプまたは異なる場所からインポートするには、新しい投稿セットアップの構成が必要です。
3.誰がこの統合をセットアップできますか?
Analytics PlusとAWSコストと使用状況 Cloud統合をセットアップするには、 ユーザーは、AWSコストと使用状況 Cloudの管理者、Analytics Plusのアカウント管理者または組織管理者である必要があります。
セットアップ
1.Analytics PlusをManageEngine Databridgeを使ってAWSコストと使用状況と統合するにはどうしたらよいですか?
Analytics PlusをAWSコストと使用状況 Cloudと統合するには、下のプレゼンテーションに記載の手順に従います。
2.AWSコストと使用状況データがAnalytics Plusに初めて表示されるまでどのくらいかかりますか?
統合をセットアップした後、初回取り込みが完了するまでしばらく待つ必要がある場合があります。アプリケーション内のデータの量によっては、レポートとダッシュボードにすべてのメトリックが表示されるまでに最大 5 分かかる場合があります。初回取得が完了する前にワークスペースにアクセスすると、データは表示されません。
重要な注記:AWSでは、ユーザーは、別のケースを利用するかぎり、同一名のルソースタグキーを使用できます。例えば、タグキーは、"Prod、" "PROD、"および"prod等の名前で構成できます。"AWSは、これらのタグキーを固有名として認識しますが、この結果、データ分析中に重複されることになります。
この状態を緩和するため、Analytics Plusは、名前が似たタグは初回のデータのみを捕捉し、重複したものは無視します。この機能により、必要なタグが失われることになります。
3.データ同期が失敗した場合はどうしたらよいですか?
AWSコストと使用状況データのインポートまたは同期プロセスはさまざまな理由により失敗するときがあります。下の手順にしたがって、これを解決します。
- サイドパネルの[データソース]ボタンをクリックします。これで、データソースサマリページが開き、ワークスペースで構成したデータソースがすべて一覧表示されます。
- AWSコストと使用状況データソースに移動し、[再認証]リンクをクリックします。
- 表示されるポップアップで、[AWSコストと使用状況を認証].をクリックします。
[データソース]サマリページから[再認証]リンクにアクセスすることもできます。AWSコストと使用状況データソースにカーソルを当てて表示される[設定]アイコンをクリックし、 [セットアップを編集]オプションを選択します。表示されるポップアップで、[AWSコストと使用状況を認証].をクリックします
4.データはどのくらいの頻度同期できますか?
以下の間隔でデータを同期することができます。
- 毎日:このオプションでは、毎日指定時間にデータを同期できます。
- 毎時:このオプションでは、3、6、または12時間ごとにデータを同期できます。
5.同期設定はカスタマイズできますか?
接続と同期設定を編集するには、下の手順に従います:
- サイドパネルの[データソース]オプションをクリックします。これで、データソースサマリページが開き、ワークスペースで構成されたデータソースがすべて一覧表示されます。
- AWSコストと使用状況 Cloudデータソースに移動し、[セットアップを編集]リンクをクリックします。
- 開いたウインドウで、必要な変更を行い、[保存]をクリックします。
[データソース]サマリページからセットアップを編集することもできます。
- AWSコストと使用状況データソースにカーソルを当てて表示される[設定]アイコンをクリックし、 [セットアップを編集]オプションを選択します。
- 開いたウインドウで、必要な変更を行い、[保存]をクリックします。
6.AWSコストと使用状況データを即時同期できますか?
はい。これを行うには、サイドパネルの[データソース]オプションをクリックします。表示されるページで、AWSコストと使用状況 Cloudソースに移動し、対応する[今すぐ同期]ボタンをクリックします。
AWSコストと使用状況 Cloudデータソースページにアクセスして[今すぐ同期]をクリックすることもできます。
7.AWSコストと使用状況データについてカスタムレポートを作成するにはどうしたらよいですか?
カスタムレポートをチャート、ピボットテーブル、サマリ、および表形式ビューの形でAnalytics Plusに簡単に作成できます。レポート作成についての詳細は、対応するリンクをクリックしてください。これらのレポートをあわせて整理し、直観的ダッシュボードを作成することもできます。ダッシュボード作成についての詳細は、このドキュメントを参照してください。
8.AWSコストと使用状況 Cloud統合をAnalytics Plusの既存のワークスペースでセットアップできますか?
はい。下の手順にしたがって、以下を実行します。
- 必要なワークスペースから、サイドパネルの[作成]ボタンをクリックし、[新しいテーブル / データのインポート]オプションを選択します。
- 表示される[データをインポート]画面からAWSコストと使用状況タイルを選択し、セットアップ手続きに従います。
9.1つのワークスペースのいくつかのAWSコストと使用状況アカウントからのデータを収集および報告することはできますか?
はい。Analytics Plusでは、データを異なるAWSコストと使用状況アカウントからインポートできます。追加アカウントデータをインポートするには、以下の手順に従います:
- 必要なワークスペースから、サイドパネルの[作成]ボタンをクリックし、[新しいテーブル / データのインポート]オプションを選択します。
- [データをインポート]画面からAWSコストと使用状況タイルを選択し、必要なアカウントの詳細を入力して、セットアップ手続きに従います。
10.AWSコストと使用状況セットアップを削除するにはどうしたらよいですか?
- 必要なワークスペースを開き、サイドパネルから [データソース] オプションをクリックします。
- データソースの名前の上にマウスを置いたときに表示される設定アイコンをクリックし、[データソースの削除] を選択します。
報告機能
1.Analytics Plusはどのレポートタイプをサポートしていますか?
Analytics Plusは、幅広いレポートをチャート、ピボットテーブル、サマリビュー、および表形式ビューの形でサポートします。各種タイプのレポートについての詳細は、ここをクリックしてください。ダッシュボードおよびKPIウィジェットについての詳細は、ここをクリックしてください。
2.AWSコストと使用状況統合の一部として提供される事前組込みレポートは修正できますか?
はい。あなたが統合をセットアップするワークスペースのサーバー管理者またはワークスペース管理者の場合、レポートのツールバーの[デザインを編集]ボタンをクリックし、必要な変更を行います。あなたがレポート共有先のユーザーの場合、[他のオプション] >[名前を付けて保存]の順にクリックしてレポートのコピーを保存し、必要に応じて、コピーしたバージョンを修正します。
3.異なるAWSコストと使用状況モジュールからの列を使ってレポートを作成するにはどうしたらよいですか?
デフォルトでは、異なるAWSコストと使用状況モジュールの列が結合されます。そのため、レポートは、レポートビルダーに各列をドラッグ・アンド・ドロップしてこのデータ上で作成できます。レポート作成についての詳細は、ここをクリックしてください。
4.レポートの数式とは何ですか?
数式は、必要なレポートを作成する強力な数式エンジンを使って定義できる計算です。詳細は、このドキュメントを参照してください。AWSコストと使用状況モジュールに基づいて作成されたデフォルト数式もいくつかあります。デフォルト数式を表示するには、必要なテーブルを開き、[追加]をクリックして、[数式を編集]オプションを選択します。
5.Analytics Plusでカスタム数式を作成することはできますか?
はい。詳細は、このドキュメントを参照してください。
6.AWSコストと使用状況からインポートしたテーブルを修正できますか?
AWSコストと使用状況のデータはAnalytics Plusと自動同期され、各種テーブルの形で保存されます。そのため、データを追加またはこれらのテーブルにある既存データを修正することはできません。
7.AWSコストと使用状況からインポートしたテーブルに新しい列を追加できますか?
いいえ。ただし、数式列と集計数式をこれらのテーブルに追加して、カスタムレポートを作成できます。詳細は、このドキュメントを参照してください。
8.新しいテーブルをAWSコストと使用状況ワークスペースにインポートできますか?
はい。このためには、AWSコストと使用状況 Cloud Analyticsワークスペースを開き、サイドパネルの[作成]ボタンをクリックし、 [新しいテーブル / データのインポート]オプションを選択します。他のアプリケーションと統合、またはローカルファイル、Web URL、ローカルデータベース、およびクラウドデータベースに保存されたデータのインポートを選択できます。詳細は、対応するリンクをクリックしてください。
9.他のソースのデータをAWSコストと使用状況のデータと組み合わせ、また、レポートとダッシュボードを作成することはできますか?
はい。このためには、新しいテーブルをAWSコストと使用状況ワークスペースにインポートまたは追加し、ワークスペースの追加したデータと既存のデータの間のルックアップ関係性を定義します。2つのテーブルの間のルックアップ関係性を定義するには、テーブルに共通の列が少なくとも1つあることが必須条件です。下の手順にしたがって、ルックアップ関係性を作成します。
- 対応するテーブルを開き、列ヘッダーを右クリックして、[ルックアップ列への変更]オプションを選択します。
- 表示されるポップアップで、検索する2番目のテーブルの列を選択します。
- [保存して閉じる]をクリックします。
ルックアップ列についての詳細は、ここをクリックしてください。
10.クエリテーブルとは何ですか?
クエリテーブルを使うことで、Analytics Plusでは、標準SQLクエリを書き込むことで、必要なデータをインポートできます。この機能では、異なるテーブルからのデータを組み合わせ、組み合わせたデータからレポートを作成することもできます。詳細は、このドキュメントを参照してください。
共有とコラボレーション
1.Analytics Plusでレポート、ダッシュボードおよびテーブルを共有するにはどうしたらよいですか?
すぐに使えるレポート、ダッシュボード、およびテーブル、および作成したものを、他のユーザーと簡単に共有できます。詳細は、このドキュメントを参照してください。
2.同僚が私が作成するレポートにアクセスできないのはなぜですか?
AWSコストと使用状況ワークスペースは、統合をセットアップした管理者のみがアクセスできます。他のユーザーがすぐに使えるレポートとダッシュボードにアクセスできるようにするため、レポートとダッシュボードを必要に応じて共有できます。詳細は、このドキュメントを参照してください。ワークスペース全体をユーザーと共有することもできます。詳細は、このドキュメントを参照してください。
3.他のユーザーはAWSコストと使用状況ワークスペースのテーブルを使ってレポートを作成できますか?
はい。このためには、必要なテーブルを必要な権限とフィルターがあるユーザーと共有します。
4.複数のユーザーがそれぞれ異なるデータがみられるように同じレポートをそれらのユーザーと共有することはできますか?
はい。変数を作成すれば可能です。これで、各ユーザーがそれぞれに専用のデータのみにアクセスdけいるように、関連づけられたフィルター基準で、レポートをいくつかのユーザーと共有できます。詳細は、このドキュメントを参照してください。
5.レポートまたはダッシュボードをエクスポートできますか?
はい。レポートやダッシュボードは、CSV、EXCEL、PDF、HTMLその他等、各種の形式でエクスポートできます。詳細は、このドキュメントを参照してください。
6.Analytics Plusで作成したレポートとダッシュボードを印刷するにはどうしたらよいですか?
このためには、レポートやダッシュボードを必要な形式でエクスポートし、エクスポートしたファイルを印刷します。Analytics Plusでビューをインポートする詳細は、このドキュメントを参照してください。
注記:共有したレポートやダッシュボードをエクスポートするには、エクスポート権限が有効になっている必要があります。
7.レポートとダッシュボードをスケジュール設定した時刻にメール送信できますか?
はい。メールスケジュールは簡単にセットアップできます。詳細は、このドキュメントを参照してください。
8.レポートを組み込むことはできますか?
はい。レポートとダッシュボードは、Webサイト、アプリケーション、またはブログに簡単に組み込むことができます。詳細は、このドキュメントを参照してください。
ヘルプとサポート
1.Analytics Plus Cloudの技術サポートを受けるには?
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