Linuxへのソフトウェア配布
この記事では、Desktop CentralのLinuxコンピューターへソフトウェアをインストールする方法について説明しています。
Desktop Centralを用いてLinuxへソフトウェアをインストールする方法
Desktop Central ビルド10.0.454以前において、Linuxソフトウェアインストール機能に不具合があります。詳細はこちらをご覧ください。
機能概要
Desktop Centralには、debベースのLinux OSディストリビューション(Ubuntu / Debian)へのソフトウェアインストール機能があります。Desktop Centralの管理画面から選択可能なソフトウェア一覧から、必要なソフトウェアを選択して対象のコンピューターに一括インストールすることが可能です。対応するソフトウェア一覧は、パッケージのテンプレート一覧(ソフトウェア配布)をご覧ください。
Linux向けソフトウェア一覧は、aptリポジトリを参照したZOHO CorporationのDBから情報を入手します。新しいソフトウェアがリリースされた際は「パッチDBとの同期」を実行してDBと同期をすることで反映されます。
具体的な手順
- 「ソフトウェア配布」タブ > パッケージの作成 > テンプレート を選択する。
- フィルター条件において、 OS欄で Ubuntu または Debian を選択し、表示されるまでしばらく待つ。
- フィルター条件や検索を使用して必要なアプリケーションを見つけ、チェックを入れて「パッケージを作成する」をクリック。続けて、「パッケージを作成する」をクリック。(ページごとに選択する)
- 作成が完了したらソフトウェア配布 > パッケージの作成 > パッケージ ページを開き、作成したパッケージにチェックを入れて「ソフトウェアのインストール/アンインストール」をクリック、Linux コンピューター構成を選択する。
- ソフトウェア配布の構成を適宜作成する。実行設定において、「構成を失敗した対象に再試行」にチェックを入れ、再試行回数を2回以上にする。
- 「配布」または「今すぐ配布」をクリックする。
- 配布状況のステータス表示、1度目のインストールではかならず失敗する仕様となっております(ステータスは「再試行」と表示されます)。そのため、配布の構成において、実行回数を必ず2回以上にしていただく必要がございます。
- 1度目のインストールにおいて、配布対象PCが必要とする依存ファイル情報を取得します。Desktop Centralサーバーは必要な依存ファイルをインターネットからダウンロードし、2度目のインストールにおいて依存ファイルを含めインストールを実行します。
- 2回目のインストール実行は次のリフレッシュサイクルまたは起動タイミングで実行されるため、インストールの完了まで、最長で90分程度の時間が必要となります。
- しばらく待ち、インストール完了を確認する。
Linuxソフトウェアインストール機能はWindow/Mac向けとはプロセスが異なります。